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こんばんは🤗8月28日より季節は二十四節気「処暑」の次候、第四十一候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」入り。ようやく暑さが鎮まり始める頃となりました。 「天地始粛」の「粛」には「しずまる」「弱まる」という意味があり、夏の間猛威を振るっていた強い暑さがようやく収まり始め、天地の気が落ち着きを取り戻す時期を表しています。天気図には秋雨前線が登場し、北から冷たい空気を運び、北海道や東北地方、北信越地方の山などでは、これから急速に季節が動き始め、平地でも少しずつ秋へ向いはじめます。 また、中国の古い思想では「秋の気が万物の生長を止め、収穫に向かわせる」とされ、草木が実りを迎え、自然界全体が静けさと静寂に向かって調和していく変化の節目を意味しています。 日中の残暑もこの時期から徐々に落ち着きを見せ始め、朝夕には過ごしやすい秋の冷気が漂い始め、夏の終わりと秋の深まりを肌で感じられる季節です。七十二候「天地始粛」の時期の札幌の季節だより 七十二候「天地始粛」の札幌は、本州に比べて秋の訪れが早く、単なる残暑の和らぎにとどまらず、いっそう鮮明な季節の交差点となり、昼夜の寒暖差が大きくなる日も少しずつ増え始めますので、体調管理が難しい時期に入ります。 この時期の札幌は、日中の爽やかな青空の下に秋霖(秋雨)の気配が混ざり始め、夕風にははっきりとした冷涼さが漂います。大通公園の「ビアガーデン」や「さっぽろ狸まつり」などの夏の賑わいは去り、街の木々がわずかに色づく準備を始める頃です。近郊の農園ではトウモロコシやカボチャ、落葉キノコなどの秋の味覚が出回り始め、水揚げが始まる秋鮭や脂が乗り出すサンマなど、北の海と大地の恵みが一気に店頭を彩ります。 厳しい残暑から解放され、散策や食を愉しむのに絶好の季節へと移り変わる、札幌の風情あふれる旬のひとときです。
2026年08月29日
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こんばんは🤗8月23日より、季節は二十四節気「処暑(しょしょ)」の初候、第四十候「棉柎開(わたのはなしべひらく)」入り。夏の厳しい暑さが徐々におさまりを見せ、棉を包むがくが開き始める頃となりました。 二十四節気「処暑(しょしょ)」は 「処」という漢字には「とどまる」「おさまる」という意味があり、「処暑」で「暑さが退く・終わる」という意味となります。連日の残暑が少しずつ和らぎ、朝晩に秋の涼風を感じ始める時期です。田畑では稲穂などの穀物などが実り始める頃となりますが、同時に台風が多く発生し始める時期でもあります。 その処暑の初候に当たるのが「綿柎開(わたのはなしべひらく)」です。「柎(はなへた)」とは花の萼(がく)のことで、夏が終わりに近づき、綿の花が咲き終わった後にできる実(コットンボール)を包む萼が開き、中から白く柔らかい綿毛が顔を出し始める様子を表しています。 国産の木綿を「和綿」といいますが、和綿は繊維が短く、太く、丈夫で、独特の厚みと弾力があり、かつては全国で栽培され、明治までは100%の自給率でしたが、現在は1パーセント以下。百種以上あった綿の在来種も殆どが絶え、現在は数十種類が保護され、わずかながら栽培されています。 厳しい夏が過ぎ去り、実りの秋や衣替えの季節へと一歩ずつ移り変わっていく季節の節目を感じ取ることができる言葉です。第四十候「棉柎開」に関する俳句「名月の花かと見えて棉畠(わたばたけ)」 松尾芭蕉二十四節気「処暑」の時期の札幌の季節だより この時期の札幌では、夏の厳しい暑さが徐々に収まっていき、朝夕に心地よい秋風が吹き抜け、季節の歩みをいち早く実感できます。 この時期の札幌の歳時記を象徴するのが、大通公園で開催される「さっぽろオータムフェスト」の開幕準備や、街を彩る街路樹の変化です。ナナカマドの実が赤く色づき始め、近郊の果樹園ではブドウや梨の収穫が本格化します。また、道内各地から秋の味覚が集まり始めるなど、長かった夏に別れを告げ、北海道の豊かな実りの秋を喜んで迎え入れる過渡期の情景が広がります。 そして、七十二候「綿柎開」の時期は、札幌市の札幌市内の295校の小中学校では、この期間に短い夏休みを終え、一斉に始業式が行われ、2学期が始まります。
2026年08月24日
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こんばんは🤗8月18日より季節は、二十四節気「立秋」の末候、第三十九候「蒙霧升降(ふかきいりまとう)」入り。深い霧が立ち込め始める時期となりました。 「蒙霧升降」の「蒙霧」はもうもうと立ち込める深い霧を、「升降」は地上や水面から霧が立ち上り、また舞い降りる様子を表しています。 「霧」は朝夕の涼しさが増し、地面や水面の近くで空気が冷やされ、水蒸気が凝結することで非常に細かな水滴となり、空気中に浮かんでいる状態を言い、放射冷却現象の起こりやすい春や秋に多く発生するそうです。発生する場所によって「盆地霧(ぼんちぎり)」「都市霧」「海霧」「山霧」「谷霧」「川霧」などの呼び名があり、季節によっても春は「霞(かすみ)」、秋は「霧」と呼び名が変わります。霧の出来方によっても「放射霧」「移流霧」「蒸気霧」「前線霧」「上昇霧」などに分けられるそうです。 霧と雲は、どちらも現象としては全く同じもで、一般的に「霧と雲」の違いは、できる場所と高さで決まり、地表付近に浮かんでいるものを「霧」と言い、空の高いところに浮かんでいるものを「雲」と呼びます。因みに「気象庁」での「霧」と「もや」の決め方は、水滴で空気か白くなり、1km先が見えない状態を「霧」、水滴で空気が少し白くなり、1km先は見通せる状態を「もや」と決めているそうです。 霧にまつわる言葉に「樹雨(きさめ)」という言葉がありますが、これは葉や枝についていた霧の粒が、少しずつ大きくなり水滴として落ちてきたもので、山地ではたびたび霧が発生し、山歩きをしている時などに出会える現象だそうです。 暦の上では秋を迎えているものの、日中はまだ厳しい残暑が続きます。しかし、早朝や夕暮れ時にはひんやりとした涼風が吹き始め、立ち込める白霧が季節の確実な移ろいを告げます。夏の盛りの熱気が落ち着き、秋の気配が目に見える景色となって現れ始める、静けさと情緒に満ちた節目の時期です。七十二候「蒙霧升降」の時期の札幌の季節だより 8月下旬の札幌は、日中の残暑が残るものの朝晩の寒暖差が広がり始めます。早朝の藻岩山や手稲山の山裾、モエレ沼公園や石狩川沿い、豊平川沿いなどでは冷え込みによって川霧や山霧が立ち込め、暦通りの幻想的な光景が見られることがあります。 街中では大通公園の「さっぽろ夏まつり」が幕を閉じ、風に揺れる白樺の葉や爽やかな秋風に季節の移ろいを感じる頃です。近郊の農園ではトウモロコシ(とうきび)の収穫が最盛期を迎え、市場には初物の秋鮭や早生リンゴが並び、秋の味覚の足音が聞こえ始めるなど、夏の熱気が落ち着き秋の気配が漂う時期となっています。
2026年08月19日
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こんばんは🤗8月13日より季節は、二十四節気「立秋」の次候、第三十八候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」入り。ひぐらしが鳴き始める頃となりました。 「寒蝉」とは、七十二候では「ヒグラシ」と読ませますが、本来ヒグラシはツクツクボウシよりも鳴き始めるのが早く、本州では7月、札幌では7月の下旬から鳴き始め、時期的には、晩夏になってから鳴き始めるのはツクツクボウシなので、「寒蝉(かんせん)」は「法師蝉(ツクツクボウシ)」、もしくは立秋後に鳴くセミの総称する秋の季語となります。 因みに、名前に「寒」の文字が入っていますが、これは寒さというよりも、真夏の勢いが落ち着き、涼しさが漂い始める様子を表しています。ヒグラシの別名は「カナカナ」。「カナカナカナ……」という独特の哀愁を帯びた澄んだ声で鳴き、特に朝夕の涼しい時間帯によく響き渡り、気温が下がると日中でもよく鳴くようになるそうです。 セミが鳴くのは成熟したオスで、お腹にある膜を震わせて鳴き、多くの蝉たちが一斉に鳴き立てる声を、時雨の降る音に見立て「蝉時雨(せみしぐれ)」といいます。 厳しい酷暑の中に差し込むヒグラシの声は、季節が確実に移り変わっていることを私たちに知らせる静かな合図なのです。七十二候「寒蝉鳴」の時期の札幌の季節だより 七十二候の「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」は、札幌では夏の暑さが和らぎ、早くも秋の足音が聞こえ始める季節の節目です。 本州ではヒグラシの声が夕暮れを彩る頃ですが、札幌の街並みにはヒグラシやツクツクボウシの他に、アカエゾゼミなどの力強い声が響き渡り、吹き抜ける風には爽やかな涼気が混ざり始めます。大通公園を賑わせた「さっぽろ夏まつり」のビアガーデンが閉幕を迎える一方、名物「とうきびワゴン」には一段と甘みの増した旬のトウモロコシが並ぶなど、秋の恵みが街を彩ります。 短い北国の夏を心ゆくまで惜しみつつ、朝晩の心地よい冷え込みに一足早い初秋の気配を感じ取る、味わい深い時期です。
2026年08月14日
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こんばんは🤗8月11日は国民の祝日「山の日」です。「山の日」は、国民の祝日の一つで、日付は8月11日です。「山に親しむ機会を得て、山の恵みに感謝する」ことを趣旨として2014年に制定され、2016年から施行されました。 祝日化の背景は、山林に囲まれた日本の国土において山への感謝を示す日を作ろうという運動や、お盆休みに連続させて連休を取得しやすくする狙いがありました。 本来は、「山の日」制定議員連盟が開いた総会にて、お盆休みと連続させやすい利点があるとして、お盆前日の8月12日を祝日とする案が採択されましたが、8月12日は、1985(昭和60)年に犠牲者が世界最多の単独事故である日本航空123便墜落事故が発生した日であり、しかも123便が墜落した場所も御巣鷹山(おすたかやま)の尾根、つまり「山」という事から、御巣鷹山のある群馬県選出の国会議員や、群馬県知事などから日付の見直しを求めたことを受け、議員連盟は最終的に8月11日を「山の日」とすることを決定したそうです。 そして、2014(平成26)年4月25日、衆議院本会議で賛成多数で可決。同年5月23日に参議院本会議において改正祝日法が賛成多数で可決、成立し、国民の祝日「山の日」が誕生しました。 なお、8月11日が選ばれた理由は、「8」の漢字「八」が山の形に見えることや、「11」が立ち並ぶ木々の姿を連想させることから、都道府県の「山の日」で多く用いられていること指摘する報道もありますが、ともに正式な理由はなく。あくまで後付けの説明に過ぎないそうです。 現在では夏山登山のシーズンとも重なり、全国各地で自然保護や登山に関するイベントが開催される日となっています。札幌の「山の日」 都市と大自然が隣接する札幌市では、この日に合わせて多くの市民や観光客が身近な山々を訪れ、その魅力を再発見する機会となっています。 札幌市内および近郊には、手軽にハイキングが楽しめる「円山」、ロープウェイや展望台で人気の「藻岩山」、本格的な登山体験ができる「手稲山」など、個性豊かな山々が点在しています。 山の日には、これらの山々でトレッキングや散策を楽しみ、山頂からの壮大な街並みの眺望を満喫する人々で賑わいます。都心部から短時間で豊かな山林環境へアクセスできる点は、札幌という都市の大きな魅力です。
2026年08月11日
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こんばんは🤗8月7日より季節は、二十四節気「立秋(りっしゅう)」の初候、第三十七候「涼風至(すずかぜいたる)」入り。まだまだ残暑厳しい中、夕暮れ時、涼しい風が吹き始める頃となりました。二十四節気「立秋(りっしゅう)」は、暦の上ではこの日から秋の始まりとなります。実際は一年で最も暑い時期ですが、この日を境に暑さもピークを過ぎたと見なし、翌日以降の暑さは「残暑」と呼ばれ、季節の挨拶も「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと変わります。そして、立秋の中ごろから「お盆(13日から16日)」が始まります。 旬の食材には桃やスズキ、秋ナスなどがあり、夏バテを防ぎつつ季節の移ろいを楽しむ時期でもあります。その立秋の初候にあたるのが、七十二候の「涼風至(すずかぜいたる)」で、涼しい秋風が吹き始める頃となります。日中はなお厳しい残暑が続くものの、夕暮れ時のふとした瞬間、肌をなでる涼しげで爽やかな風が吹き、雲の色や形にも季節の移ろいを感じられるようになり、日が落ちると、草むらから秋の虫たちの涼し気な音色が少しずつ聞こえ始めます。 先人たちは、酷暑の中に隠れた微小な自然の変化を五感で鋭く察知し、巡り来る季節を感じ取っていました。「立秋」と「涼風至」は、厳しい暑さの中でも静かに忍び寄る秋の訪れに耳を澄ませる、日本の繊細で豊かな季節感を表した言葉です二十四節気「立秋」時期の札幌の季節だより二十四節気「立秋」を迎える札幌は、暦の上では秋となるものの、年間で最も暑い盛夏のピークと重なります。大通公園では風物詩の「さっぽろ大通ビアガーデン(7月23日〜8月18日)」が賑わいを見せ、市民や観光客が短い夏の夜風とともにビールを楽しみ、「すすきの祭り(8月6日〜8月8日)」や伝統の「北海盆踊り(8初13日〜8月16日)」が夏の夜を華やかに彩ります。一方で、お盆を過ぎると空気は徐々に澄み始め、朝晩には一足早い爽やかな秋風が吹き抜けるようになります。そして、街路樹のハルニレや白樺の葉影に少しずつ深みが加わり、近郊の農園ではトウモロコシやスイカが実り、市内の和菓子店や果物屋の店頭には旬の味覚が並びます。猛暑の残暑を楽しみつつも、遠くに見える手稲山の上に広がる鱗雲(うろこぐも)に、北国ならではの秋の足音を感じ取る季節です。
2026年08月08日
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こんばんは🤗8月2日より季節は、二十四節気「大暑」の末候、第三十六候「大雨時行(たいうときどきふる)」入り。夏の暑さがピークの達し、集中豪雨や夕立などの夏の激しい雨が降る頃となりました。 暦の上では夏の最後の候となります。この季節の特徴は、夕立や山沿いでのゲリラ豪雨のように、突如として激しい雨が激しく降り、あっという間に過ぎ去る、その場その時限りの局地的な雨となります。「夕立は馬の背を分ける」という諺がありますが、馬の背の半分は雨が降っているのに、もう半分は濡れていないという意味で、ある場所では夕立が降っているのに、ごく近い場所では荒れている様子を表す諺です。 大地に降り注ぐ恵みの雨は、夏の酷暑で乾ききった草木を潤し、アスファルトの熱を下げて束の間の涼をもたらしてくれます。 雲の動きや空模様の変化が激しく、入道雲(積乱雲)が大きく発達して夕立を降らせた後は、涼しい風とともに鮮やかな虹が架かることもあります。厳しい猛暑と夕立ちの涼しさ、そして暦上の秋の気配が交錯する、日本の夏が最もダイナミックに表情を変える時期と言えます。 そして、この候が終わると、いよいよ暦の上では「秋」、二十四節気「立秋」となります。七十二候「大雨時行」の時期の札幌の季節だより 札幌の8月上旬は夏の暑さがピークを迎える頃ですが、梅雨(蝦夷梅雨を除く)のない北海道では本州ほどの湿気やゲリラ豪雨は少なく、カラッとしたさわやかな晴天に恵まれる日が多くあります。しかし、大雨時行の言葉通り、台風の接近や前線の影響を受けて一気に恵みの雨(あるいは土砂降り)がもたらされることもあり、雨上がりの爽快な空には大きな虹が架かることも珍しくありません。 また、札幌ではこの時期「さっぽろ夏まつり」や「大通公園の花壇」が最盛期を迎え、通り雨が去った後の打ち水効果で、夏の終わりの足音と心地よい涼風を感じられる爽やかな歳時記の一幕となります。
2026年08月03日
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