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こんばんは🤗
9月23日より季節は二十四節気「秋分(しゅうぶん)」の初候、第四十五候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」入り。昼と夜の長さが同じになり、秋の本格化が始まり、夏に轟いた雷も収まる頃となりました。

江戸時代に編纂された暦の解説書『暦便覧』では、二十四節気「秋分」について「陰陽の中分なれば也」と記され、「昼夜の時間がおなじになる」という意味です。
この秋分の初候にあたる七十二候が「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」で、夏の空で轟いていた激しい雷鳴がやみ、秋の静かな空模様へと変わっていく様子を表しています。昔の人は、春になり始め、秋に収まる雷の稲妻を「稲妻が稲を実らせる」と考え、雷の多い年は豊作になると考えられてきました。
夕立や入乱れるような雷雨が姿を消すにつれ、空は高く澄み渡り、入道雲からうろこ雲やひつじ雲へと表情を変えていきます。
二十四節気「春分(しゅんぶん)」の末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と対となっている七十二候で、気象の劇的な変化を通して、私たちが五感で季節の深まりを感じ取るための風情ある名付けといえます。
二十四節気「秋分」に関する俳句
「秋分の風の重さや稲の穂に」 阿部みどり女
七十二候「雷乃収声」に関する俳句
「雷乃声雲のゆききも落ち着きて」

七十二候「雷乃収声」の時期の札幌の季節だより
この時期の札幌は、季節の歩みが本州よりも一歩早く、爽やかな秋晴れとともに朝晩の冷え込みが一段と厳しくなります。大通公園には秋の味覚を集めた「さっぽろオータムフェスト」が折り返し地点になり、ますます活気が溢れ、採れたての秋鮭や新じゃが、カボチャ、きのこなど、北海道ならではの旬の恵みが街を彩ります。
山々の頂からは次第に草木が色づき始め、手稲山や藻岩山から聞こえる風の音はどこか澄んだ響きを帯びていきます。夕暮れ時にはつるべ落としのように日が落ち、高くなった夜空には澄み渡る月と星が輝きます。夏の賑やかな夕立が去り、静けさの中で訪れる実りと紅葉の予感に、人々が本格的な秋の到来を実感する季節です。
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