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キャンプ場駐車場~三ノ峠【2025.07.24】今日も暑かったです。8:55~11:25キャンプ場駐車場~(こもれ陽の径)~三ノ峠~市民の広場下~キャンプ場駐車場で歩いてきました。ヤマユリが綺麗に咲いてました。(癒されました)雨が降っていないので、カラカラ状態でした。三ノ峠山頂&友遊小屋脇のヤマユリは満開でした。市民の広場下のヤマユリも見頃でした。たっぷり汗をかきました。いい運動でした。
2025/07/24
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キャンプ場駐車場~三ノ峠【2025.07.18】今日も暑かったです。9:10~11:30キャンプ場駐車場~ブナ平~三ノ峠~赤道コース~キャンプ場駐車場で歩いてきました。ヤマユリが綺麗に咲いてました。(癒されました)雨が降っても少ないので、乾いていた状態でした。三ノ峠山頂のヤマユリの蕾が膨らんでいましたがまだでした。次回、期待。赤道コースを下っているとヤマユリが咲き始めてました。たっぷり汗をかきました。いい運動でした。弥彦山方面
2025/07/18
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悠久山散策【2025.07.16】昨日は、久々に雨が降ったのでキノコが出てるかな?淡い期待をして、悠久山散策してきました。(出ていませんでした。)気温は、長岡は37.4度まで上昇全国2位(ちなみに三条市が全国1位でした)悠久山球場では、高校野球(中越×日本文理)の応援が凄かったです。汗だくになって、1時間チョイ歩いて買い物をして帰ってきました。いい運動でした。
2025/07/16
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。イタチタケ ×食べない方が無難 ヒトヨタケ科夏~秋、広葉樹の朽木に発生。傘は小~中型、表面は淡黄褐色、中央部はやや濃色。若い時は傘の縁に白い被膜のかけらをつける。成熟すると傘だ縁から裂けることもある。ひだは密、幅狭く、白色から成熟して紫褐色に変わる。柄は白色平滑で中空、もろい。食。食としている図鑑が多いですが、微量に毒素を含むので、不安なら食べない! 基本的にヒトヨタケ科の食菌で美味!ってのはあまり無いような気がします。 なので危険を冒してまで食べる必要は無いのでは?一応シロシビンを若干含んでいるそうです。イッポンシメジ ×印は有毒キノコ イッポンシメジ科秋に、広葉樹林の地上に単生~散生する。傘は中型~大型、はじめ不規則な丸山形、のち、やや中央がもりあがった平らに開く。傘にはやや粘性があり、縁はフレアースカートのように波打つことが多い。傘の色はうすい灰色を帯びた黄土色で見た目には白っぽい印象を与える。ウラベニホテイシメジと似ており、それらと間違えて中毒が多い。十分な経験と豊富な知識が必要。ウラグロニガイグチ ×有毒キノコ、有毒の疑いのあるキノコ イグチ科夏~秋、主にブナ科の樹下に発生する。中型。傘焦茶~暗赤紫色。孔口は帯紫灰色で暗色の縦条があり、全面に帯褐ワイン色の細鱗片を密布する。人により、中毒することがある。古い図鑑では食となっていますが、現在は毒と言う扱いになっています。 実際に味が良く癖が無いので美味しいです。現在でも食べている方は普通に居ます。 ただ人によっては胃腸系の中毒を起こすことが明らかになりました。 これはアレルギーのような体質的なものの可能性があるので、心配な方は食べないほうが良いでしょう。 言い換えれば、以前食べて大丈夫だった人は中毒しないとも言えますけど。 スギタケモドキ×印は有毒キノコ モエギタケ科夏~秋、広葉樹の倒木、切株などに多数束生する。傘はまんじゅう形から平らに開き、表面にはやや粘性がありほぼ白色~淡黄色、直立した肉桂色の刺状鱗片で覆われる。ひだは直生し密、初め黄白色、のち肉桂色。柄上部には綿宵状のつばがあり、下方に下に反り返った鱗片をもつ。消化器系の中毒例があり要注意。ツキヨタケ ×印は有毒キノコ キシメジ科夏~秋、山地のブナの枯幹に群生する。中~大型。傘は半円形~腎臓形、表面はほぼ平滑で紫褐色、幼時は黄橙褐色でやや濃色の小鱗片を有する。ひだは白色で柄に垂生し、幅は広い。柄は傘のほとんど横につき、ひだのつけ根との境につば様の隆起がある。肉は白色、柄の肉には黒っぽいしみがある。毒。発光性をもつ。シイタケやムキタケと混同しやすいため中毒例が大変多い。ツルタケ ×印は有毒キノコ テングタケ科夏~秋、林内や樹木を植えた庭園内地上に発生。中型。傘は灰褐色時に灰色で、周辺部に放射状の溝線を生じる。柄は白色~灰色を帯び、基部に膜質大型のつぼを有する。生食すると毒。ひだも柄も白色。柄の途中につばが無いのがツルタケの仲間の特徴。柄の基部には白い膜質のつぼが有り、特徴が多いキノコだと思われます。ひだが柄に対して離生しているのもツルタケに近い種に多いですね。テングタケ科としては珍しく食べられますが、生食は毒です。味もそんなに美味しくはないようで、まぁ食べない方が良いですかね?ヒダハタケ ×印は有毒キノコ ヒダハタケ科夏~秋、針葉樹林および広葉樹林内地上または埋木に生じる中型の任意的菌根菌。傘はまんじゅう形から開いて浅いじょうご形となり、縁は比較的遅くまで内に巻く、表面は粘土色~黄褐色でオリーブ色を帯び、湿時粘性、ほぼ無毛であるが縁部には軟毛を密生しフェルト状。ひだは垂生し密、淡黄色のち黄土褐色、傷をつけると渇変。柄は汚黄色、平滑、手で触れると褐色となる。国外では死亡例がしられており有毒。非常に地味なキノコですが海外では死亡例もある毒キノコとして知られます。 ムスカリンを含むため神経系の症状も現れますが、致命的な症状はまた別。 人によって症状が異なり、重篤な場合は臓器不全を起こして死に至ることも。 溶血性の毒素を持つとされていますが、現在毒性分は不明となっています。
2025/07/14
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。アオネノヤマイグチ □食毒不明、もしくは食用にされない イグチ科 冷涼な広葉樹林でばかり見かける謎のヤマイグチ属菌。 以前はアオネノヤマイグチとして掲載していましたが、疑問を感じて掲載を一時中断。 その後別種であると確信できたので「不明種扱い」で掲載することにしました。 ネット上でも発見されている方は多いようですが正体が分かりません。 周囲の落葉を見た感じだとカバノキ属の菌根菌ではあるようです。ネット上では私と同じように本種をアオネノヤマイグチとして掲載しているサイトも存在します。 しかしより黒色が強い種をアオネとしているサイトも存在し、外見が安定していません。 変色性による見分け方に関しても何か情報がバラバラなんですよね。不明種ですので当然ながら食毒不明です。 近縁種がほぼほぼ無毒なので食べられるかも知れませんが、安易に食すべきではないでしょう。 ただ見た感じ無印ヤマイグチと混同されて食べてる人が居そうな気もしますけど。アイカシワギタケ □食毒不明、もしくは食用にされない フウセンタケ科発生:夏~秋、アカマツ、コナラ林下に単性。傘:半球形→饅頭形→平らにひらき、湿時は弱粘性で淡青紫色地に青紫色繊維を密布。縁は幼時内側に巻く。ひだ:湾生しやや疎、暗青紫~錆褐色。柄:逆棍棒状で中実。表面は中位にある暗紫色のクモの巣状のつばより上方は藤色、下方は淡色。肉:断面は淡く赤変し、のち赤褐色食:不明イロガワリシロハツ □食毒不明、もしくは食用にされない ベニタケ科夏から秋にかけてマツ類やナラ類の混ざった林内地上に群生する。外見上は、シロハツやシロハツモドキなどに似ているが、きのこを割ってなめてみると強い辛みがある。[特 徴] 傘は初めまんじゅう形で開くと浅いじょうご形になり、表面の色は白色。きのこが古くなると汚黄色に変わる。ひだは白色で傘と同様古くなると褐色のしみを生ずる。 並び方は密で柄に直生する。柄は傘とほぼ同色で傷つけると黄褐色に変色する。ウスイロカラチチタケ □食毒不明、もしくは食用にされない ベニタケ科 夏~秋、広葉樹林内地上に発生する。カサは径3~10cmくらいで最初は中央部がくぼんだ饅頭型で開くとじょうご型になる。カサ表面は乾いているときは粉状で湿時粘性がある。灰黄褐色~灰褐色の地に黄土色のもようがある。ヒダはやや密で帯肉桂色柄はカサよりも淡色。内部の肉は白色で紅変性がある。傷つけば白色の乳液を分泌し、乾燥すると赤くなり、辛味がある。ガンタケ ▲印は生で食べると中毒するキノコ テングタケ科夏~秋、林内の地上に発生。中型。傘は赤褐色で多数のいぼを付着。ひだは白色、のち赤褐色のしみ。柄の根元は膨らみ、つぼの破片が環状に付着。肉は傷つくと次第に赤褐色に変色する。食。生食は毒。テングタケと酷似していますが、これでも食菌です。でも赤字です。 本種は食べられるのですが、生食だと結構激しい中毒症状を起こします。 また微量なのですが、アマトキシン等致命的な毒性タンパクも含みます。 少量食べる分には影響は無いでしょうが、無理に食べる必要も無いと個人的には思いますね。ケシロハツモドキ □食用不適・食用にされない ベニタケ科夏~秋、ナラ・カシ・シイ林、マツ混生林に発生。傘は中~大型、外観はケシロハツに似る。肉は硬く白いが切断面は黄色みを帯びる。乳液は白色で多く、肉と同様の変色をする。非常に辛い。ひだはやや密、クリーム色。食用不適。スミゾメヤマイグチ □食毒不明、もしくは食用にされない イグチ科夏~秋(主に初夏)、広葉樹林または針広混生林のシデ類の樹下、あるいはその付近に発生する。中型。イロガワリヤマグチによく似ているが、赤変性が弱く、胞子がやや大型で、傘の表皮の構造が異なる。基本的には図鑑にもあるように食毒不明としたいところなのですが、可食だと言うウワサも聞きます。 まぁ黒くなると言う結構エグい性質もありますし、食用価値は疑問ですけどね。コスリコギタケ □食毒不明、もしくは食用にされない シロソウメンタケ科夏~秋に各種の林内地上に群生することが多い。通常、子実体は単一の長い棍棒形で先端は鈍頭。やや扁平になり、淡い飴色(淡黄土色)。ツチカブリ □食毒不明、もしくは食用にされない ベニタケ科夏~秋、広葉樹、マツなどの林に発生。傘は中~大型、表面は白色~類白色、時に褐色のしみや小じわをつける。乳液は白色で多く変色せず、非常に辛い。ひだは幅狭く、極めて密、しばしば分岐し、成熟するとクリーム色になる。柄はほぼ白色。類似種に、乳液が灰緑色に変色するアオイゾメツチカブリや、大型でひだが粗いツチカブリモドキがある。液を取り去れば食べられると聞きますが、一応食不適or毒で良いでしょう。多様な成分を含み、主に嘔吐や胃腸系の中毒を引き起こすことが知られています。 そもそも食感もボソボソで辛味も強いので、口に入れるべきではないでしょう。ツノマタタケ □食用にされない アカキクラゲ科枯れた樹木の幹上に列をなして群生する小型菌。高さは1cm以下。有柄で頭部はへら形~扇形。にかわ質~軟骨質でわずかな粘性をもつ。食用価値無しです。毒は無いようですが小さすぎて採るのすら難しいです。 こんだけ小さいと流石に食欲なんてどこからも湧いて来ませんよ。ヌメリコウジタケ □食用にされない・食用価値なし イグチ科夏~秋、コナラ・クヌギ林・シイ林などの地上に発生。中型。傘は粘性があり赤褐色~淡紅褐色。管孔は鮮黄色。柄は粘性があり傘よりも淡色でしばしば濃色の縦条をもつ。肉は初めやや赤みを帯びるがのちほぼ白色となり、酸味がある。傘にはぬめりがあり、肉質も良い感じなのですが残念ながら食用価値無しです。 毒は無いのですが肉に酸味があるのが理由。確かに酸っぱいのはちょっと・・・。 また図鑑などには触れられていませんが、傘表皮には辛味を感じます。 流石にこの味のバランスでは食用には向かないでしょうね。 ただし実際に食べている方も居るそうで、食としてもOKみたいですけど。ブドウヤマドリタケ? □食毒不明 イグチ科ヤマドリ属 当時も一見、ムラサキヤマドリタケに似ているがちょっとちがうといわれていた。そのときもたしか、この名前があがっていたように記憶している。「北陸のきのこ図鑑」に仮称として掲載されている。外見的特徴はムラサキヤマドリタケとほぼ似ているが、柄が暗紫色でありながら、明瞭な編み目がない。図鑑に記載されているもとになった標本は、石川県の兼六園で発見されたという。梅雨時~夏にモミの樹下に発生。カサ表面には粘性なく微粉状、黒茶褐色~帯紫黒褐色から暗黄褐色となり黄土色斑紋が不規則に現れる。柄は表面頂部は白色で幼菌時は帯褐紫色が下方ほど濃く、成熟につれて上部が赤紫色から黄土褐色となり黄土斑紋を生じ全面に細い編み目が覆う。管孔は柄に対して直生から上生で乳白色から黄土色へやがて黄土褐色となる。肉は白色で傷口は数分後わずかに帯褐色になる。食毒不明という。ムラサキヤマドリタケと酷似するがヒダを顕微鏡で観察しシスチジアなどにより区別するというが、よくわかっていないこともあるもよう。まだ学名は記載されていない。 ミネアカゲシメジ □食毒不明ミネシメジは秋に子実体を発生させるキシメジ科キシメジ属にぞくする。食は有毒である。嘔吐、下痢などの胃腸系の中毒を起こす。(ミネシメジの解説)モミジタケ □食毒が不明、食用にされない イボタケ科ホウキタケ型のきのこ。紫褐色~暗褐色、枝の上端部は平たくややへら状で、色は淡くなる。革質。生時に不快臭がある。地上に発生。不食。
2025/07/14
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。アカジコウ 〇可食 イグチ科夏~秋、針広混生林内に発生。中型。傘は湿ると多少粘性を帯び、ばら紅色。孔口は淡黄色のち粘土褐色で傷つくと青変する。柄は細かい網目に覆われ、淡黄色~帯紅色、古くなると下方から暗ワイン色に変わる。肉は淡黄色で傷つくと明るい青色に変色する。食。あまり一般的ではありませんが美味な食菌として愛好家には知られています。 味も香りも食感もかなり優秀で、鍋物や煮物以外にもソテーにしてもグッド。 ただあまり収量は見込めないみたい・・・何だかんだでレア菌だと思います。 類似種で中毒したって話も聞かないですし、そちらも食菌なのかもですね。アメリカウラベニイロガワリ 〇可食 イグチ科夏~秋、広葉樹林内地上。中~大型。傘はビロード状で帯赤褐色~暗褐色。孔口は血赤色で古くなると淡色になり、傷付けると濃青色に変色する。柄は黄色の地に暗赤色の微細な点を密布し網目模様は形成しない。基部は普通帯黄色、濃紅色またはやや帯オリーブ色の毛被に覆われるが、そうでもないものもある。肉は黄色で傷つけると強く青変する。食。ケバい色合いで敬遠しがちですが、実はこう見えて美味な食菌なんです。ソテーなど様々な料理に合い、和風洋風両方に使える優秀なキノコ。ただし管孔の赤いイグチには猛毒菌も存在するので、同定は慎重に~!似た環境に猛毒のバライロウラベニイロガワリも発生しますからね。ウスヒラタケ 〇可食 ヒラタケ科春~秋、広葉樹の枯木、倒木に多数重なり合って生じる。小型で肉が薄い、傘の色がヒラタケより淡い。食。ヒラタケに近縁で見た目もソックリ。味も香りも似ている極めて美味な食菌です。 香りも歯ざわりも非常に優秀で肉は軟らかく、味を良く吸うので汁物に最適です。 お味噌汁などに入れると季節感を味わえますよ。また本種からは複数の薬効成分が見出されており、医療方面への活用にも期待ですね。オオキツネタケ 〇可食 キシメジ科夏~秋、林内の地上に発生。中~小型。傘表面には細かいささくれがあり、黄褐色を帯びた肉色。ひだはやや疎で帯紫肉色。柄には縦の繊維紋があり、傘と同色、根元は紫色の菌糸に覆われる。食。アンモニア菌のひとつで、放尿の跡などに発生する。生える場所が場所なので予備知識があると食欲が沸きませんが、意外なことに食菌です。香りを嗅いでみたんですが、確かに悪くない。特に若い内は良い香りがします。料理の仕方によっては中々活きる素材のようです。自分はちょっと勇気が無いですが。カワムラフウセンタケ 〇可食 フウセンタケ科夏~秋、針葉および広葉樹林内に発生する中~大型きのこ。傘はまんじゅう形から平らに開き、湿ってる時粘性がある。中央部は褐色~黄土褐色、周辺は紫色を帯びる。ひだは密で上生し、紫色のち褐色となり、傷つくと濃紫色に変わる。柄は基部が塊茎状に膨らみ、表面は淡紫色で繊維状、傷つくと濃色になる。食。カワリハツ (食〇) ■ベニタケ科 ベニタケ属夏~秋。林内地上に発生。傘は中~大型、表面は平滑でやや粘性がある。色は、淡青緑食~紫緑・褐青・暗紫紅色など変化が大きく、時に同心円状に色の濃淡があらわれることがある。ひだは白くやや密、柄にやや垂生する。柄は白色。その表面はFeSo4でわずかに青変する。食。クヌギタケ 〇可食 キシメジ科夏~秋、広葉樹の朽木、切株などに多数束生。小型。傘は灰褐色、乾けば淡色、放射状のしわをもつ。ひだは幅広くやや疎、白色~灰白色、のち淡紅色を帯びる。柄は傘とほぼ同色。小型で脆い肉質。とても食べられなさそうですが、意外にも食菌なのですよ。ただ、「食える」ってだけで、「美味」ってワケではないそうです。そりゃそうだ。香りは良い感じなのですが、これだけボロボロ崩れると利用法が限られます。クロラッパタケ 〇可食 アンズタケ科夏~秋に各種の林内地上に発生する菌根菌。普通に見られ、時に群生する。子実体はラッパ形~ろうと形の小~中型菌。傘は非常に薄い膜質~肉質。傘表面は黒色~ネズミ色で細かい鱗皮を帯びる。外面の子実層は、ごく浅い隆起で、表面と同色がわずかに淡色。この隆起は柄の根元まで垂生することがある。胞子紋は白色。やや小型の種であるコクロラッパタケは胞子紋も本種より小型。食。クロラッパタケは煮物などにして食べられる事もありますが、日本ではあまり人気はないようです。コウジタケ 〇可食 イグチ科夏~秋、林内や公園内の広葉樹下に発生。中~小型。傘は赤褐色~血紅色で表皮はしばしば細かくひび割れる。孔口は黄色で傷つくと青変する。柄は、黄色の地に赤色の条線があり、時に全面が濃赤色を呈する。肉は青変性があり、甘い香りを有する。食麹のような香りと言われていますが、ぶっちゃけ古くなったイグチは大体甘ったるい臭気なので、 正直あんまり麹の臭いだなぁと実感できませんね。アンズタケの杏子臭みたいな気分です。シャカシメジ 〇可食 キシメジ科秋、ホンシメジより少し早い時期に赤松・コナラ林・ミズナラ林などの地上に発生。共通の株から多数の小型のきのこが束生する。傘は小さく、灰白色、質はもろい。ひだは幅狭く密で、傘と同色。柄も同色である。食。大きな共通の株よりたくさんの小さなきのこが発生する様を釈迦の螺髪に見立ててシャカシメジの名が付けられたという。極めて美味な食菌としてキノコ狩りでは絶大な人気を誇ります。 香りは多少クセのある粉臭を持つものの爽やかなキノコ臭を持ち、 その味はホンシメジに負けずとも劣らないと評価されるほど。 近年では発生量が激減し、口にする機会は少ないです。 幼菌基部と子実体では食感が異なり、和洋だけではなく様々な料理に利用できるとのこと。スッポンタケ 〇可食 スッポンタケ科梅雨~秋、竹やぶや林縁部などに極めて普通に群生する大型菌。幼金は白色球形で、その基部には白色の根状菌糸束をもつ。幼菌の断面はゼラチン質の部分が多く、全体的に軟らかい。成熟後は幼菌の頂部から傘をもつ托はスポンジ状。傘は緑色~黒色で、表面に網目状の隆起があり、ここに粘液状の胞子がつく。臭いは果実臭的。食。本種は立派な食菌であり、中華料理に使われています。グレバ部分は臭いがするので付着させないように取り去り乾燥させます。湯で戻せば中華スープの具材として大活躍。我が国ではマイナーですけど。タマゴタケ (食〇) ■テングタケ科テングタケ属 夏~秋。シイ、コナラ、モミなど種々の樹下に発生。中~大型。傘は周辺部に長い溝線を有し赤色~橙赤色。ひだは帯黄色。柄はオレンジ色と黄色のだんだら模様をあらわし、上部に橙色、膜質のつば、基部に丈夫な膜質のつぼを有する。食。チチタケ (食〇) ■ベニタケ科 チチタケ属夏~秋。林内地上に発生。傘は中~大型。表面は細かいビロード状で黄褐色~赤褐色幼時は暗色。ひだは白色~淡黄色、密。柄は表面は傘とほぼ同様である。傷つけるとやや渋味のある多量の乳液を分泌する。乳液は初め白いが、次第に褐色になり、ねばりがある。食。独特の風味がある。ツエタケ 〇可食 キシメジ科夏~秋、広葉樹林および針葉樹林、竹林などの地上、時に腐木上に発生。中型。傘には放射状の不規則なしわがある。湿時強い粘性をあらわし、淡褐色~灰褐色。ひだは疎、白色。柄は傘とほぼ同色で、根元はやや膨らんだあと細まり地中に深く入る。食。食用。風味に癖はなく、傘には品のいい滑りを持ち。柄はしゃくしゃくと歯切れがよい。ただし散生するため、まとまった収量を得るのは難しい。ツバアブラシメジ 〇可食 フウセンタケ科ツバアブラシメジには粘性があり、湿気を帯びると粘性が更に強くなりますがアブラシメジほどには粘性は強くありません。肉の色は白っぽい色をしていますがじょじょに褐色を帯びていきます。ツバアブラシメジはトウヒやマツなどの針葉樹林の地上や山奥に茂ったブナの林などにまばらに群生します。ツバアブラシメジはカサの直径が10cm程度のキノコで形は幼い時は半円球または釣鐘型で成長すると平らになるまで開いていきます。カサの色は橙色を帯びた黄褐色で中央部の方が濃くなっています。カサの裏側にあるヒダの部分はやや密に並んでおり、柄に直生または上生しています。ヒダの色は黄褐色で時間が経つと錆色を帯びた褐色になっていきます。柄の長さ10cmほどで上部から根元部分まで太さはほとんど同じで中身まで肉が詰まっています。表面には繊維状の縦線が全体的に見られます。根元付近は荒い波状のササクレで覆われています。また、成長したキノコの柄の上部には褐色の帯状のツバがあり、ツバよりも上の部分は白っぽい条線があります。ナギナタダケ 〇可食 シロソウメンタケ科夏~秋に各種の林内地上に束状に群生する小~中型菌。全体が黄色で、やや平たい。古くなるとしなびて、とがった先端は茶褐色になるものが多い。やや扁平した子実体の中央部を縦に走る溝線が見られることが多い。食。何か色もハデで食欲が沸きませんが、意外にも食菌になるんですよ? 肉は見た目ほど脆くないので、食感はそんなに悪くないと思われます。 ただあまり大きくないキノコなので、彩り程度の使い道に限られます。ハタケシメジ 〇可食 キシメジ科秋、路傍、畑、などに発生する。家の床下に発生した例もある。中型。傘は褐色、通常白いかすり状の模様を有するが、ないものもある。ひだは白色で密。柄の下部は傘と同色を帯びる。食。本種はシメジ属ですが菌根菌ではなく腐生菌のため、埋もれた広葉樹材から発生します。 見た目はスーパーで見るあの姿そのまんまです。 束生するので多数の傘が重なり合うように形成されます。比較的最近になって栽培がさかんとなり、スーパーでお馴染みとなりましたね。 既にスーパーだの何だの言ってネタバレてますが、優秀な食菌。流石シメジ! 味や香りも文句無しですが、特筆すべきはその食感!すっごいシャキシャキです。 歯応えが良く、鍋に入れれば最高ですね!地味な色で判断しちゃあいけませんぜ?ベニナギナタダケ 〇可食 シロソウメンタケ科全体に赤色だが退色しやすく、淡ピンク色~鮮紅色。肉は表面と同色かやや淡色。子実体は幼菌で平滑で円筒形だが、生長に伴い、頂部がとがり、子実体表面の中央に明瞭な溝ができ、扁平になる。食。食菌です。ウソだと思われそうですが図鑑でも普通にも食べられると書かれています。 ただ味や香りがあるワケではなく、色付け程度にしかならない模様。 外見が似たキノコにカエンタケがあるとは書きたくもないですが、肉質で容易に見分けられるでしょう。 肉質だけではなく発生環境や子実体の形状、子実体表面の構造など、どれを取っても違います。ホコリタケ (食〇) ■ホコリタケ科夏~秋に路傍、林内地上などに群生。小~中型菌。球形の頭部に比較的長い柄がつく。外皮は刺状~いぼ状で、成熟すると頂部に孔が開く。食。こんなモノ食えるか!って思いますけど、食えるんですよコレ。 ただし食える部分は内部の白い所だけ。少しでも着色していたら食不可です。 食べ方としては若い菌の表皮を剥き、串焼きにすると食べやすいとのこと。 実食した方複数人に感想を伺いましたが、美味しいと美味しくないに二分されました。ミヤマイロガワリ 〇可食 イグチ科夏~秋、主にブナ科の樹下に発生。傘は帯赤橙色~赤褐色。柄は赤色~帯黄赤色の細点で密に覆われる。肉と管孔に強い青変性がある。ボリューム満点で色も派手な食菌です。炒めたりすると美味しいみたい。ただこれだけ青変性が強いと、調理した段階で紫色になっちゃいそうですが。ムラサキヤマドリタケ (食〇) ■イグチ科夏~秋、スダジイなどブナ科樹木の林内地上に生える。中~大型。傘は湿時多少粘性を帯び、紫色、成熟したものではしばしば黄色、オリーブ色などの斑紋を生じる。孔口は初めほぼ白色で同色の菌糸でふさがれ、のち淡黄色から汚黄褐色となる。柄は傘と同色で全面に網目模様を有する。食。異質な色合いに傘や柄の不気味な模様、いかにも毒っぽい外見ですよね? とんでもない!知る人ぞ知る極めて美味な食菌です。「極めて」です。 味も香りも食感もピカイチ!しかも発生量が少なく希少価値も加わります。 不思議と虫の侵入が少ない気がしており、中の肉は真っ白で緻密。 私もバター炒めにして頂きましたが、香りが良く見事な食感です。 オススメはパスタで炒めてからソースと和えると贅沢な味わい。 モリノカリバタケ 〇可食 キシメジ科夏~秋、林内の落葉上に発生。時に菌輪をつくる。小型。傘は平滑で淡黄土色、なめし革色、クリーム色など変化に富む。ひだは密、白色~淡黄色。柄は傘とほぼ同色。食。ヤマドリタケモドキ (食〇) ■イグチ科 ヤマドリタケ夏~秋。コナラ、ミズナラなどの広葉樹林内地上に発生。中~大型。傘は初め多少ビロード状で暗灰褐色~暗褐色のち平滑となり黄褐色~帯オリーブ褐色。管孔は初め淡黄色のちオリーブ色となり、孔口は初め白色の菌糸でふさがれる。柄は淡褐色~淡灰褐色の地に白色の網目模様がある。食。
2025/07/14
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東山散策『夏のきのこ採集会』【2024.07.13】昨日は、友人と暑気払いをしました。今日の暑さは堪えました。腰に蚊取り線香をぶら下げ汗を流しながら軽い山歩き&きのこ採取をしてきました。9:50~11:15最近、雨が全然降らないのでキノコの出もいまいちでした。乾いたアイタケを数本と鑑定会用のキノコ(毒)を数種類してキャンプ場のキノコ鑑定会場のブルーシートの上にキノコを置きました。キノコの先生よりキノコの説明を聞き帰ってきました。雨が少ないので、採取されたキノコは非常に少なかったでした。先生も雨の後、一週間位でキノコが生えてくると思いますとおっしゃっていました。ヤマユリも咲き始めました。次回の山歩きが楽しみです。
2025/07/13
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キャンプ場駐車場~三ノ峠【2025.07.09】今日は、曇りでしたが暑かったです。8:55~11:25。キャンプ場駐車場~ブナ平~三ノ峠~赤道コース~キャンプ場駐車場で歩いてきました。歩き始めると道端に、アイタケが出ていましたが最近、雨が降っていないので、乾いている状態でした。三ノ峠山頂のヤマユリの蕾が膨らんでいました(来週が楽しみです)赤道コースを下っているとマツオウジ・アイタケが生えていました。アイタケ1本だけ採って、持ち帰り人体実験で、茹でこぼしてから味噌汁に入れて食べてみました。いい運動でした。キノコも出始めたので、軽い運動も兼ねて悠久山散策をしてみようと思います。
2025/07/09
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。キイロイグチ ×有毒キノコ、有毒の疑いのあるキノコ ■イグチ科 夏~秋、アカマツ・コナラ林などの地上に発生。中~小型。傘は湿時多少粘性をあらわし、レモン黄色、中央部は帯褐色。管孔は初め淡黄色のち暗褐色。柄はレモン黄色で粉質、上部につばをもつ。きのこ全体にレモン色の粉を密布すること、レモン色のつばをもっこと、肉に青変性があることにより容易に見分けられる。色は非常に毒々しいのですが、図鑑によっては食用扱いとなっていますが、 消化器系の中毒を起こすと言う報告があることから有毒と考えるべきでしょう。 体質によっては当たる系かも知れませんが、調べた感じだと「食える」ってだけで美味とまでは行かないっぽい? クリイロカラカサタケ×有毒キノコ、有毒の疑いのあるキノコ■ハラタケ科 夏~秋、林内の腐植上に発生。傘は小型、表面は白色の地に栗褐色の多少反り返った鱗片をつける。中央の中丘は濃色。ひだはほぼ白色、やや密。傷ついたり古くなったりすると多少褐変する。柄は傘とほぼ同じ状態であるが、中ほどより上は褐色の鱗片がなく、一部に白い綿毛をつける。小さく地味なキノコですが猛毒(最低でも毒)であると考えられています。 小型のカラカサタケの仲間には有毒種が多く見出されており、特に本種と良く似たドクカラカサタケは致命的な猛毒菌です。 アマニタトキシン中毒に似た症状を示すとされ、決して口にしてはいけません。キヒダタケ ×有毒キノコ、有毒の疑いのあるキノコ イグチ科夏~秋、林内の広葉樹下に発生。中型。傘はややビロード様の感触があり、灰褐色~オリーブ褐色。ひだは垂生して互いに脈で連絡し、黄色のち黄褐色~オリーブ褐色。柄は微粉状~細鱗片状で黄色または帯褐黄色。これは結構有名ですが、本種は毒キノコです。胃腸系の中毒を起こします。 毒はそんなに強くはないようですが、見付けても食べないで下さい。 ただ古い図鑑では食とされているものが多いんですよね。体質にもよるのかな?
2025/07/02
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。イロガワリフウセンタケ□食毒が不明、食用にされない フウセンタケ科夏~秋、広葉樹下に生える中型菌。傘は粘性なく、淡帯黄色のち帯褐色。肉は白色、傷つけると黄色~橙赤色に変わる。柄は通常根元が膨らみ、傘と同色。不食。キアシヤマドリタケ □食毒が不明、食用にされない イグチ科 (新潟県きのこ同好会仮称ー命名者は宮内氏?)ヤマドリタケモドキに似るが全体に黄色みが強い(肉も黄色で傷付くと濃色化)することで判別できる。またキアミアシイグチに似るが、孔口が菌糸により塞がっていることで判別できる。傘は褐色でビロード状。若い個体ではもっと色が濃く暗褐色になります。傘は褐色でビロード状。若い個体ではもっと色が濃く暗褐色になります。特徴的なのは裏側。管孔は黄色で最初は白~黄色の菌糸で覆われています。菌糸で覆われると言う現象は多くのヤマドリタケ属菌に見られる特徴ですね。柄は黄色で表面には強い網目模様が有りキアミアシイグチに似ています。しかし本種はキアミアシイグチに比べて全体的に大型で、網目が浅いです。まだ研究が進んでおらず食毒不明です。イグチも毒茸が増えて来ましたし。味に関してはキアミアシイグチのような苦味も無く温和です。コガネヤマドリ □食毒不明、もしくは食用にされない イグチ科夏~秋、コナラ、クヌギ、ミズナラ、シイなどの広葉樹林の地上。中~大型。傘はほとんど平滑で粘性はなく、鮮黄褐色~黄土色。管孔はほぼ離生、孔口は黄色で幼時同色の菌糸で塞がれる。柄は上半部に網目模様をあらわし、傘とほぼ同色。基部は黄色フェルト状の菌糸に覆われる。肉は淡黄色で変色性はなく、無味、無臭。毒は無いみたいですが、若干苦味があり食用価値無しの残念なキノコです。 ボリュームもあり、肉も締まっているだけに残念でなりませんねぇ・・・。 ただ人によっては食べてる方も居るそうなので、食べられなくもないっぽい?(図鑑によっては、「食」となっている)ツチグリ □食毒不明、もしくは食用にされない ツチグリ科夏~秋、各種の林縁部の斜面などに群生する中型菌。扁球形。外皮は通常7~10片に裂けて星形に開き、湿度に合わせて開閉する。外皮の内側には網目状の模様あり。幼菌は地下生で、見つけにくいが、成熟避開したのちには地上にあらわれる。極めて不通種。この見た目からは想像もできませんが本種は可食です。 と言っても普段目にする姿になってからでは手遅れ。 切断して内部が白いような本当に若い幼菌だけは食べることができます。 ただし本種は埋もれているような状態でも内部が熟していたりするので、そんな子実体を探すほうが大変。ニオイワチチタケ □食毒が不明、食用にされない ベニタケ科夏~秋、広葉樹林に発生。傘は小~中型、表面は褐色と淡赤褐色の環紋が交互に並び、目立つ。乳液は白色半透明で変色せず、味は温和。ひだは密、淡肉食、傷つけばやや褐変する。柄は赤褐色、根元には黄褐色の粗い毛をつける。きのこを乾燥するとカレー粉に似た強い香りがする。チョウジチチタケも似た模様を傘に持つので、これだけでの判断はダメ。ニワタケ □食毒が不明、食用にされない ヒダハタケ科 夏~秋、マツの切り株上またはその付近の地上に発生する中~やや大型の菌。傘はまんじゅう形から平らに開き、のち中央部は浅くくぼむ、縁は初め内側に強く巻く、表面はさび褐色~暗褐色、細かいビロード状の細毛に覆われ、のちほぼ無毛。ひだは垂生し密、帯褐クリーム色のち黄褐色。柄は強靭で扁心生、表面は黒褐色の粗毛に覆われる。食用に不適。海外でも国内でも有毒種扱いです。日本でも毒キノコとして扱う動きが盛んなようです。見付けても食べないように!多分硬くて食べられないでしょうけどね。見る分にはかわいいキノコですよ。ニオイコベニタケ □食毒が不明、食用にされない ベニタケ科 夏~秋、マツ科、ブナ科の林地に発生。傘は小型、表面はつやなく粉状、バラ紅色~濃桃色、時に濃淡のまだらになる。ひだは成熟時にはクリーム色。柄の表面は傘とほぼ同様。変色性はなく、味は温和。カブトムシに似たにおいがある。食毒不明。「赤いハツタケは同定が難しい」と言われますが、本種は分かりやすいかな?決め手はひだがクリーム色になる事と、柄が赤みを帯びている事でしょう。傘表面に繊毛が生えている事、カブトムシっぽい臭いが有る事などです。贅沢を言えば、かじってみると確実です。辛くなければまぁ間違い無いでしょう。あと大きくても傘は4cm程度。比較的小型と言うのも判断の基準にはなるかも。カブトムシっぽい・・・どんな匂いやねん。確かに飼育ゲージはこんな臭いかも。まあ独特な臭いなので、見付けたらとりあえず匂い嗅いでみましょ。毒は無いみたいなんですが、どうも食用価値は無いようです。ヒトクチタケ □食毒が不明、食用にされない サルノコシカケ科早春~夏、枯れて間もないアカマツなどに発生。傘はハマグリ形で小型、表面は褐色でニス状光沢をもち、ねばる。管孔は類白色の包皮に覆われ、包皮に孔があいて胞子を放出する。乾魚様の強い臭気をもつ。白色腐朽菌。ベニイグチ □食毒が不明、食用にされない オニイグチ科夏~秋、アカマツ・コナラ林やシイ・カシ林の地上に発生する。中~大型。「紅イグチ」の名が示すとおり、傘は湿時やや粘性があり、ワイン色を帯びた赤色。孔口は黄色のち帯オリーブ色。柄には明瞭な網目をもち、傘とほぼ同色。肉は淡黄色で、わずかに青変し、無味無臭。食毒不明。ややまれ。現在のトコロ食毒不明と書かれた図鑑がほとんどですが、食ってる人が居ます。 身の回りに何人か居られます。味噌汁が美味しいそうです。 ただ基本的には食毒不明なので食べるのは自己責任でお願いしますね。ボタンイボタケ □食毒が不明、食用にされない イボタケ科根元から幅広い扇状の傘を四方に二重三重に開き、八重咲きの花状になる。傘の表面、子実層面ともに橙黄色~橙褐色で、縁は白っぽい。子実層面は細かい乳頭状のいぼで覆われる。肉質は軟らかい革質。雑木の混じったマツ林の地上に群生する。試しでも食べる気が起きないですね。後述しますが香りだけで吐きそう・・・。 当然ですが食不適ですので、愛でるだけにしましょう。ミドリニガイグチ □食毒が不明、食用にされない イグチ科夏~秋、アカマツ・コナラ林などの地上に発生。中型。傘はオリーブ色~オリーブ黄色。孔口は淡紅色。柄は淡黄色、時に中部以下が帯紅色~帯橙色、網目をあらわすこともある。和名に「ニガ」と付いてますが苦くはないです。ただ味が良くないんですよね。 そのため現状では食毒不明なんですが、仮に無毒でも食用価値は無いでしょう。 ニガイグチ属は基本的に肉に苦みがあるので、その辺も確かに別属だったんでしょうね。モミジタケ □食毒が不明、食用にされない イボタケ科ホウキタケ型のきのこ。紫褐色~暗褐色、枝の上端部は平たくややへら状で、色は淡くなる。革質。生時に不快臭がある。地上に発生。不食。ヤシャイグチ □食毒が不明、食用にされない オニイグチ科夏~秋、シイ・カシ林などの地上に発生。小型。傘は黄褐色~肉桂色、表皮はしばしば細かくひび割れ、縁に被膜の破片が垂れ下がる。孔口は灰紅色~紅紫褐色。柄は傘とほぼ同色の隆起した縦長の網目をもつ。肉は苦い。食不適です。肉に苦みがあるので食べれません。それに小さいですし。 実物を見れば分かりますが、名前に反して非常に愛らしいキノコなので是非愛でてあげてください。ワタカラカサタケ □食毒が不明、食用にされない ハラタケ科夏~秋、林内の地上に発生。傘は中型、表面は淡黄褐色の表皮が細かくひび割れて、軟らかい粒状の鱗片となるが、中央部は取り残される。ひだはほぼ白色~わずかに黄色を帯び、密。柄は下部ほど太くで中空、表面は白色~わずかにベージュ色。つばは不明瞭で、それより下部はささくれたような軟らかい綿毛をつける。食毒不明。食毒不明と言う記載が多いですが、毒キノコの可能性も捨て切れません。近縁なクリイロカラカサタケが猛毒として知られており、本種も可能性アリです。小型のカラカサタケの仲間には猛毒成分を持つ種が多いので注意が必要でしょう。
2025/07/02
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〇印は食用にできるキノコ。×印は有毒キノコ、もしくは有毒の疑いのあるキノコ。▲印は生で食べたり、アルコール類と一緒に食べると中毒するキノコ。□印は食毒が不明、もしくは食用にされないキノコ。アワタケ 〇可食 イグチ科夏~秋、広葉樹下に発生する。中型。傘はビロード状で帯褐色~帯褐色オリーブ色。管孔は帯緑黄色、傷つくとやや青変する。柄は上部にしばしば縦の隆起線をあらわし、淡黄色~淡褐色。コウジタケ 〇可食 イグチ科夏~秋、林内や公園内の広葉樹下に発生。中~小型。傘は赤褐色~血紅色で表皮はしばしば細かくひび割れる。孔口は黄色で傷つくと青変する。柄は、黄色の地に赤色の条線があり、時に全面が濃赤色を呈する。肉は青変性があり、甘い香りを有する。食麹のような香りと言われていますが、ぶっちゃけ古くなったイグチは大体甘ったるい臭気なので、 正直あんまり麹の臭いだなぁと実感できませんね。アンズタケの杏子臭みたいな気分です。チギレハツタケ (食〇) ベニタケ科夏~秋。林内地上に発生。傘は中型、湿時や粘性があり、褐色を帯びた肉色。傘が生長するにつれて縁部から表皮がめくれて白色の地が見えることが多いが、そうならないこともある。ひだは白色、やや密。柄は白色で部分的に多少肉色を帯び、下部ほど細くなる。柄の表面は硫酸鉄(Ⅱ)(FeSo4)水溶液で鮭肉色となる。味は温和。食。ノウタケ (食〇) ■ホコリタケ科 ノウタケ属夏~秋に林内地上、路傍などに普通。子実体は球形の頭部と無性の比較的短い基部からなる。高さ、幅ともに10cmくらいまで。外皮は最初、淡色だが次第に濃色となり、トースト色になる。内部断面は最初は白色、のち黄褐色。成熟すると外皮が破れて剥離し、黄色の胞子塊があらわれる。風が吹くと胞子を飛散させ、最後にはこま形の無性基部を残す。胞子は球形~類球形。胞子塊が紫色のものに、スミレホコリタケがある。食。ホコリタケ (食〇) ■ホコリタケ科夏~秋に路傍、林内地上などに群生。小~中型菌。球形の頭部に比較的長い柄がつく。外皮は刺状~いぼ状で、成熟すると頂部に孔が開く。食。こんなモノ食えるか!って思いますけど、食えるんですよコレ。 ただし食える部分は内部の白い所だけ。少しでも着色していたら食不可です。 食べ方としては若い菌の表皮を剥き、串焼きにすると食べやすいとのこと。 実食した方複数人に感想を伺いましたが、美味しいと美味しくないに二分されました。ムラサキヤマドリタケ (食〇) ■イグチ科夏~秋、スダジイなどブナ科樹木の林内地上に生える。中~大型。傘は湿時多少粘性を帯び、紫色、成熟したものではしばしば黄色、オリーブ色などの斑紋を生じる。孔口は初めほぼ白色で同色の菌糸でふさがれ、のち淡黄色から汚黄褐色となる。柄は傘と同色で全面に網目模様を有する。食。異質な色合いに傘や柄の不気味な模様、いかにも毒っぽい外見ですよね? とんでもない!知る人ぞ知る極めて美味な食菌です。「極めて」です。 味も香りも食感もピカイチ!しかも発生量が少なく希少価値も加わります。 不思議と虫の侵入が少ない気がしており、中の肉は真っ白で緻密。 私もバター炒めにして頂きましたが、香りが良く見事な食感です。 オススメはパスタで炒めてからソースと和えると贅沢な味わい。ヤマドリタケモドキ 〇可食 イグチ科夏~秋、コナラ、ミズナラなどの広葉樹林内地上に発生。中~大型。傘は初め多少ビロード状で暗灰褐色~暗褐色のち平滑となり黄褐色~帯オリーブ褐色。管孔は初め淡黄色のちオリーブ色となり、孔口は初め白色の菌糸でふさがれる。柄は淡褐色~淡灰褐色の地に白色の網目模様がある。食。大きくてちょっと不気味な印象ですが、そのお味は意外や意外! 様々な料理に利用できる極めて優秀な食菌です。 本家ポルチーニには流石に及びませんが、洋食との相性は抜群です。 スープに入れると良い香り、炒め物に使っても素晴らしい味・・・。 ただこの美味しさを知っているのはヒトだけではなく、 十中八九キノコバエの幼虫だらけですけどね。虫抜きをしっかりしましょう。ヤマナラシノアオネノヤマイグチ ▲生で食べると毒と言われる イグチ科ヤマイグチ近縁種で、ヨーロッパに分布し、日本ではカンバ類樹下に発生します。 傘は饅頭形から平に開く、表面はビロード状で乾燥、焦げ茶色~黒味を帯びた茶色。 菅孔は上生、乳白色~チョコレート褐色。 柄の基部の表面は黄緑~青緑~青味を帯びる。切断すると,傘と柄の上部の肉が淡い赤色に変色し,柄の基部が緑青色に変色する。 切断後、根の根元が青変するヤマイグチ類は他に数種類ある。〔似たキノコ〕 → ヤマイグチ:肉に変色性なし、傘も淡色、柄の基部が緑青色に変色しているものも有るが赤変しない。 → ヤマナラシノアオネノヤマイグチ はヤマナラシ(別名;ハコヤナギ)やドロノキ・ギンドロの樹下に発生する。根元の表面を傷つけると黄色~黄緑色がかった青色になることがある。
2025/07/02
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