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数日前から河島英昭『めぐりくる夏の日に』を読んでいる。河島さんのことは前から知っていたけれども、きちんと読んだのは7~8月にかけてゆっくりと読んだ『イタリア・ユダヤ人の風景』が始めて。それがとても素晴らしかったので、ちょうど新刊で出たばかりだったこの本も手に取った。 まだ半分しか読んでいないのだけど、東京の大森を散策する彼の視点とイタリアの都市のユダヤ人街を散策する彼の視点とが色々なところで重なるのがとても腑に落ちる。もちろん「流刑」という言葉への親近感なども含めて。 それにしても、ちょっと内容とはずれるのだけど、河島さんは1933年生まれ。70代になって、ようやくこうしたエッセイ集を出すというのはかっこいいというか正しいよなあ、と思う。優れた研究者がどういう背景を持ってその専門に取り組んでいるのかというのはもちろんいつも興味あることだとは思うけれど、それを軽々しく文章にしてしまってはいけないのだとも同時に思う。そんなことしている暇があったらもっと研究を進めなさい、と(もろろん誰かさんのように研究者をとっくにやめて唯のテレビタレント兼雑文書きになってしまったような人は論外)
2007年08月28日
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