タケ侍の1000日修行
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映画 「 不都合な真実 」、先日、この映画の存在を知って、早速観に行ってきました。平日ということもありますが、100席ほどの映画館に10人くらいしかいませんでした。人々の環境問題に対する関心の薄さを物語っているように思えました。この映画は、地球温暖化をテーマに、アメリカ元副大統領のゴア氏が、現在の地球環境に警鐘を鳴らすドキュメンタリーとなっています。環境問題に関心のある方も、また関心のない方も、観れば衝撃を受けることでしょう。あってはならない現実、起こってはならない事実に、目を背けたくなるのではないでしょうか?私たちが享受している便利で快適な生活を、変えざるをえない現実が、もう私たちの目の前に迫っています。まさに 「 不都合な真実 」 です。一体誰にとって不都合なのでしょうか?企業?政治家?それとも国家?いいえ、私たち自身、自分自身にとって不都合なのです。一人の人間として、この現実を知った時、私たちは今どう生きるべきかを、改めて考えさせられるでしょう。いや、考えなければ、人間として生きる価値は無いと言えるかもしれません。それほど、深刻な内容なのです。それほど、重大な事実なのです。話が大きすぎて、まるで他人事のように考えがちになります。一見、後ろ向きな、マイナス思考なテーマで、もちろん楽しいようには到底思えません。今現在自分が手にしている、便利さや快楽、あるいは富といったものを手放すような方向の話にすらなってきます。以前に「あなたが世界を変える日」という本を紹介した中にも、こんなフレーズがありました。私たちは、「自分の富をほんの少しでも手ばなすのが怖い。」のだと。もっと、もっと.....。こうした生き方が、このような社会をつくってしまいました。もう十分。今が幸せ。このような満ち足りた感覚をもつことは人間にはできないのでしょうか?地球環境の現実。ぜひ知っておくべきです。ひとつでも多くのことを知り、自分に戒めるべきです。どう行動を起こすかは、個人個人の問題です。自由です。他人から強制されてするというのでは根本的な解決にはならないでしょう。少しずつでも、自分のできることからトライしてみる、これが良心というものではないでしょうか?「子供たちの未来のため」なんてキレイ事は正直もう必要ありません。そんなタテマエ的なキャッチフレーズは、もう嘘くさいばっかりで、結局他人のせいにして自分のできない理由をつくるのです。ごめんなさい、私自身がそうでしたから。自分のためにやればいいのではないでしょうか?自分の魂が喜ぶことを、コツコツする。それが「生き方」なのではないかと思うのです。魂の修行は、”自分のために”善行を積む。その自分のための先に、わが子や、家族、大切な人々がある。そうですよね、この方がわかりやすいですよね。あなたは 「 不都合な真実 」 から目を背けてこれからも生き続けますか?このタイトルは環境問題についてだけでなく、まさに今の世の中を表したピッタリの言葉ではないでしょうか?本も出版されています。手元に置いておくことで、問題意識を持続させることができるのでは?
2007/02/03
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