歎異抄を学ぶ

歎異抄を学ぶ

2006年09月20日
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ひそかに以みれば、聖道の諸教は行証久しく廃れ、浄土の真宗は聖道いま盛なり。

 これに因って、真宗興隆(しんしゅうこうりゅう)の大祖源空法師(たいそげんくうほっし)、ならびに門徒数輩(もんとすはい)、罪科を考えず、猥(みだ)りがわしく死罪に坐(つみ)す。あるいは僧儀(そうぎ)を改めて姓名(しょうみょう)を賜(たも)うて、遠流(おんる)に処(しょ)す。予はその一(ひとり)なり。しかればすでに僧にあらず俗にあらず。このゆえに「禿(とく)」の字を持って姓(しょう)とす。空師(くうし)ならびに弟子等(でしら)、諸方(しょほう)の辺州(へんしゅう)に坐(つみ)して五年の居諸(きょしょ)を経たりき。

                       (『教行信証』後序)





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最終更新日  2006年09月22日 02時59分22秒
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