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8月の最後の日は、案の定、悪あがきの日。納品間際の仕事で、どうしても納得がいかず、新大久保の古ぼけたビルへと調べもの。行ったところで新たな発見や確認事項があるかどうかもわからぬけれど、この案件は自分の知らない土地と知らない時代のことなので、関連する資料がたくさん置かれた場所に行くことで、何となく距離を縮めておきたいのです。小1時間の滞在で、若干の固有名詞を確認し、田町へ移動。仕事で時折ご一緒する方と待ち合わせして、近況報告。肩に力を入れることなく、いい感じで話せる方です。そろそろ帰らないと……と思っていたところに、かすかな揺れのあとで突き上げるような地震。床の下から棒でドンッ!と一突きされたような、不思議な揺れでした。震源地は東京湾だったとか。なるほど。その前にいた新大久保の古いビルでの地震も怖いけど、そのときにいた田町のビルは新しいガラス張り。それもそれで、ガラスがぶるんと震えて、ちょっと怖かったです。夕刻、帰宅すると、娘も最後の悪あがきをしておりました。もう~~、あんなにごろごろテレビを見ている時間があったというのに。なんで、いまごろ~~!!(以後の様子はご想像に)
2006年08月31日
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本日も1件取材するために外出。デジカメ持参。長く在宅での録音反訳者生活をしてきて少々衰えたなと思うのは、「場」の対応です。最近外での打ち合わせが増えてくると、そう思います。テープを巻き戻して確認する丁寧さと引き換えに、その場での取捨選択力を鈍らせてしまっていたかなと思うこのごろ。いえいえ、しょせん、言い訳でしょうね。ええ、新しいことでもなんでも、がんばりますとも。
2006年08月30日
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抱えていることはいろいろあるのですが、お伝えできることはおいおいと。さて、本日は取材が1つ。帰宅後に起こしてみながら、ようやく自分の声には慣れてきたものの、自分の話し方が好きになれない。納得がいかない。見た目を遮断すると明らかになっていくものって、ほんとにいろいろあるなと思うこのごろ。いろんな角度から我が身を省みる、いい経験、させてもらってます。
2006年08月29日
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いえ、余韻余韻といったって、それなりに仕事はしていたのです。今週は、不在中にいただいた留守電より始まった新規の案件が中心。本日は、まず、その打ち合わせに。初めてお目にかかる方は、仕事をしやすそうな不思議な安心感を与えてくださる女性でした。その職歴をうかがって、納得。納期が案外タイトなので、上手に段取りを考えないと。それに、不思議と今週は「久しぶり」の方からいろいろお声をかけていただき、珍しく細切れの外出が多い週になる予定。どうやら過ぎ行く夏を感じて、「さて!」と、みんなが変わってきている様子。さて、どんな展開を見せてくれるやら……。今日から、エンジン全開でーす。
2006年08月28日
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デジカメで撮った写真は、最近は現像もせずにPCに入れっぱなし。なかなか家族では楽しめないので、いい方法はないかなあと思ってましたが、こちらで解決。デジカメのminiSDを読み込んでHDDに取り込めば、いつでもテレビ画面で旅行の写真を見ることが! これ、すぐれものではないかしら。「かしら」というのも、私だけが使いこなせず、取り残され気分なのです。だって、テレビのリモコンと、ケーブルテレビのリモコンと、このリモコン。いったいどういう関係になっているのやら、あまりに複雑なんです!テレビに全く興味のない私。これらの機械の操作は完全に「家族にお任せモード」です。「やってもらえる」と思ったとたん、みるみる学習能力が落ちていくんですねえ。中学生のころ、母がラジオの謡曲番組をカセットテープに録音できず困っていたのをふと思い出しました。あれも「麻nekoちゃん、おねがいね」と、いつのまにか私の担当になっていったっけ。どうやら仕事にも重宝しそうな機能もあるらしいんだけど。必要に迫られたら使いこなせるようになるんでしょうね、きっと。要研究。
2006年08月27日
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昨日、ようやくお天気になった北海道から昼過ぎに帰宅し、夕方からは身内の飲み会。従兄弟たちと程よい関係を保てるのは、親の世代に感謝しないといけないんだな、と感じるこのごろ。娘のためにも肝に銘じるべし。 本日は山のような洗濯物とともに旅行の余韻にひたり、日常モードに戻れぬまま、本日も夜は仕事仲間との集まり。珍しいビールを楽しみ、あっという間に時間が過ぎる。さて、そろそろしゃきっとしないと~~。
2006年08月26日
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2006年08月25日
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2006年08月24日
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2006年08月23日
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2006年08月22日
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2006年08月21日
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日曜日なれど、本日中に仕上げなくてはいけない仕事をいくつか。内容が(私にとっては)難解で、読み進めるたびに眠気が襲う作業あり。暑い。難しい。眠い。暑い。難しい。眠い。今日は、この繰り返し。特記事項は特にありません。
2006年08月20日
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午前中より、外出。山門から本堂へまっすぐ抜ける、広々とした道が真夏の暑さに照り映える。蝉時雨のほかには、表通りの車の音だけ。観光地ではないので、人も少ない。いつも、行くたびに「いいお寺だなあ」と思う。でも、私はここの墓には入れないんだなあ。午後、早めに帰宅し、いくつか仕事を片付けて、夕刻より多摩川の花火大会へ出かけます。日が暮れても岩盤浴みたいに熱いアスファルトに座り、朝顔の描かれた扇子を動かす。昨今の花火は、スマイル君とか、ハートとか、★とか、いろんな「見立て花火」があるのですね。ミッキーやキティちゃんに見える打ち上げ花火もある。上を向いたり、下を向いたりしていたけれど、それもご愛嬌。日中は、祖母の四十九日法要でした。手元の扇子の朝顔は、祖母の描いた俳画です。そうそう、朝顔みたいな形の花火も打ち上げられてます。こーんなきれいな花火に見送られて仏様になるなんて。もう、おばあちゃんたら。
2006年08月19日
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参考資料を探しに書店へ。最近、書店に行くのが苦痛なのです。それが悲しいのです。こんなに本が好きなのに、どうして「つらい気持ち」になっちゃうんだろう。たくさんの本に囲まれて、過呼吸状態になっちゃうんだろう。読みたい本がたくさんあって、わくわくする一方で、ものすごく「だめじゃん、私」感が湧き上がるって、どーゆーこと。ビジネス書や自己啓発系の書棚に行って、ふと気付く。一冊、一冊の本は、どれもこれも魅力的(たぶん)なのに、書棚の前に立つと、ものすごい勢いで、タイトルが私を刺しに来る。1. 『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』 2. 『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学』3. 『ツキを呼ぶ「魔法の言葉」―幸せになる!お金が舞い込む!病気も治ると大評判』4. 『幸せ成功力を日増しに高めるEQノート』 5. 『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』6. 『ネット株の心理学』 7. 『テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0』 8. 『株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる』 9. 『問題解決の実学』 10. 『仕事は、かけ算。 20倍速で自分を成長させる』 (以上、アマゾンによる最近のビジネス書ランキング上位10冊)「解決」「成長」「教える」「高める」……とにかく、「買わないあんたは勉強不足で努力が足りん!!」と言われている気がして、シュンとする。ほかにも、「千円札を拾うな!」と命令されたり、「手帳を使え!」と説得されたり、「知らなきゃソンする」と呼びとめられたり。ソンナニイロイロデキナイヨ……。胸がふさがり、苦しい気持ち。逃げ出すように文芸書のコーナーに行くと、下あごの線に緊張感の足りぬ人物が腕組みをしている写真。修羅場の足りなそうなあんたに、どれだけ深いものが書けるのか、と妙に憤りを覚える。きめの細かい滑らかプリンの作品群。小手先のテクニックだけ(先入観だけど)のものにはどうも食指が動かない。いや、違う違う違う。一つ一つの作品を読めば、自分もきっと感動するのに決まってる。でも、同じような作品が、まとめて「群」で置かれていると、漂う空気が増幅されて、却って敬遠したくなる。「あなたが今、味わいたい気持ちはこういうものでしょう?」と、正面から突きつけられてる感じがするのだ。「あなたは、今、癒しを求めているのよね、そうでしょう?」「ほんわかした気分は、ここよ。読みたいんでしょう?」「あなたは、何かを学びたいからここに来てるのよね、そうでしょう?」「そうか、自己啓発したいのか。ここには自己を高めるものがたくさんあるよ。さあどうぞ見てくれたまえ」好きなはずの書店に、足を運びにくくなっているのは、なんでだろ。そこにいるのは、素直じゃない自分。最近の書店は、私にとっての悲しき一帯。
2006年08月18日
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週末以降の外出を前に、思い立って美容院へ。少々怪しい空模様の下、自転車でGO!新たな行きつけはガラス張りの路面店。てるてる坊主姿がちょっと恥ずかしい。しかしまあ、多少家から離れているし、わざわざ覗き込む人もいなかろうということで。気が合わないが腕のいい美容師のいた表参道の店を替え、最近、近所の美容院に通うようになりました。新たなる担当美容師氏は、話の引き出しが多いし、話題が臨機応変でタイムリー。時事ネタも、よーく勉強していると思える人なのです。もちろん、カットの腕も問題なし。何よりも、ワイシャツにネクタイ姿の「きちんと感」がお気に入り。茶髪だったり、パンクだったり、とんがった格好の美容師さんが多いなか、当たり前の格好が得も言われぬ安心感を醸し出します。なんともいえず、いいんだな。「今日は、どうしますか?」「長さを変えない程度で、お任せします。好きにしてください」「前髪は、どうしましょう?」「似合いそうなのを、好きにやってください」いつも、こんな感じでお任せです。シャンプー席へ移動。ぼーっと表通りを眺めていると、後ろから「椅子を倒しま~~す」と、アシスタントの声。機械式のシャンプー台から出る音は、砂嵐の中にいるようです。耳元からすごい勢いで聞こえる水音。そこから想起されるものは、NASAとか、宇宙とか、異界とか、そんなイメージ。(大袈裟)「お疲れさまでした。全然景色が違いますよ」という美容師さんの声とともに椅子が起きる。外はどしゃぶりの雨。椅子を倒す前と後、景色があまりに違って、びっくりーー。雨が過ぎることを願いつつ、美容師さんの他愛のない語りを聞きつつ、女性月刊誌のインタビュー記事を読む。読みふける真剣度を察して、すうっと自分の仕事に戻り、鋏を動かす彼。穏やかな時間を過ごして、精算を終え、雨がやんだ戸外へ出る。既にほかの客のカットを始めていたくだんの美容師が「少々お待ちください」と断りを入れている。「なにかな?」と思ったら、自ら店から出てきて、わざわざ自転車のサドルを拭いてくれた。その「気配りに見える気配り」をさりげなく受け止めて、「また来ますね」と。夕立でかすかに冷えた空気を押し分けるようにペダルを踏んで、帰宅。雨上がりの匂いを、いっぱいに吸い込みながら。
2006年08月17日
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本日も、終日仕事デー。録音を聞きなおしていたら、どうも意味が合わない。「全部、そう」と言ってるんだけど、前後の意味が通らない。いったい、何が「全部、そう」なのだろう。一所懸命考えていて、はたとわかった。「全武装」だ。時代背景を考えれば、そうだ。「場」が見えない分、何を指すかが気になるために、ついつい指示語に敏感になる。そのあまり、「そう」に引っ張られすぎてしまった。そうだそうだ。ああ、危ないところでした。もうひとつ、ひっかかったのは「操行」。「素行」だとばかり思っていたら、昔の通知表にはどうやら「操行」という科目があったらしい。よーく聞いたら、そこでは、「そこう」じゃなくて「そうこう」と言ってるみたい。うーん、ここでも「そう」に引っかかる。こんなふうに、本日は文字どおりso soの一日でありました。
2006年08月16日
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最近の我が家でよく起こること。夜、娘は自室でエアコンをつけて勉強をしている(らしい)。家人は、涼しいリビングでテレビを見ながらぼーっとしている。私は仕事部屋のパソコンをつけっぱなしのまま、残った家事を済ませている。夕食後の食洗機が回る。そのために、テレビのボリュームは少し大きめ。浴室も、料理を終えたキッチンも、換気扇が回っている。今日は、夜のうちに洗濯してしまおう。そうだ。アイロンもかけないと……。そんなことをしていると、いきなり、バチッ!と真っ暗に。ブレーカーが落ちてしまうの。たったこれだけで?あるいは、こんなに使っているから?以下は、何かをあらわす、謎の数字なり。14,994(05)17,106(04)12,561(03)15,104 (02)14,747 (01)13,224 (00)10,428 (99) 9,824 (98)12,563 (97)夏場の電力消費量って、年々増えてる気がするなあと思ったら、そうでもないのかな。これは、自助努力なのか、電気料金引き下げの恩恵なのか。はたまた省エネ家電のなせるわざなのか……。いずれにしろ、我が家は電気のある生活に頼りすぎかしら?
2006年08月15日
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テレビで都内の停電について報道がされていますが、おかげさまで我が家は大丈夫です。一応携帯電話に充電をしているところです。早く復旧しますように。「とくダネ!」は小倉キャスター不在。笠井アナ、緊急時の対応、だいじょぶかな。がんばれ。先日、我が家は仕事中にブレーカーが飛んだばかりでした。今日は新たな家電が配達されます。そんなこんなで、電気頼みの生活を思うこのごろだったのに、それに加えてこの報道。テレビの「都内で大規模停電」のテロップに、都内にいる私までびっくりしちゃいました。都内のいたるところでエアコンが止まり、蒸し風呂状態になっているのでは、と案じている方、そういうわけではありません。ご報告まで。
2006年08月14日
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家人の実家より帰宅。途中、秋葉原に立ち寄り、家電を購入。とうとう、結婚当初よりがんばっていた最後の家電が我が家を去ることに。いままでありがとう、洗濯機。その後、中途半端な午後に帰宅し、やれやれと一休み。こうなると、考えるのもユーウツなのが、夕御飯の支度であります。電車に乗ってるばかりだったので、お腹もさほどすいてない。が。最近、こういう事態に直面したときの「出前で済ます」「テイクアウトで済ます」比率が減ってきました。なんでもいいから、家でつくったものが食べたい。そう思うのは年齢のせいかしらん。これではますます出不精への道、まっしぐらだなあ……。
2006年08月13日
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昨日は日中に遊んでしまったので、夜中まで仕事。本日は、家人の実家に1泊。やっつけ仕事で荷物を詰める。当然自分のことしか用意ができず、必然的に、家族は各自で支度をすることに。家人も娘も、ほったらかしで、すまん。電車で2時間ほどかかる家人の実家に帰省するのはGW以来。「みんなで食べると美味しいねえ」が食事どきの義母の口癖です。にぎやかなのが好きなのに、いつも義父と2人でさびしいんだろうな。食事の支度を義母と一緒にしながら、当たり前のことに気付く。人間が多いと、つくる量も、洗う食器も、なんだってたくさん。あれあれ、5人分のメニューって、こんなにたくさんつくらないといけないんだっけ。ああ、大家族のおかあさんって、やっぱり大変なんだあ。一方で、肝っ玉母さんみたいに、たくさんの子供を育ててみたかったな、と、微かに思う。うるさいぐらいに「ねえ、母ちゃん」「ねえ、ママ~」と、いろんな声で呼ばれたかったなあと。それならそれと腹をくくり、あれこれじたばたせずに済んだかもしれないなあと。いえ、別に現状に不満を抱えているわけでは決してないのですが。ふと、そんなことを。
2006年08月12日
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部活が休みの娘と、「電気の史料館」へ行ってきました。「帰りに川崎で、なんかお買い物しよう」と甘い言葉で釣って。夏休み展が「録音・再生の歴史を知ろう!!」。基本はエジソンから。(なんのこっちゃ)川崎駅から無料シャトルバスが運行されてます。所要時間は10分ほど。運転手さんによる館内説明を聞き、車内でパンフレットも配られ、事前の学習オッケー。さすが東京電力の社会貢献とでもいいましょうか。建物はとってもきれいで、しかもすいてる。夏休みでこの様子では、普段の平日はいったい何人来館者があるのだろう。とにかく、「資料館」じゃなくて「史料館」ですからね。資料……一般用語。調査・研究の基となる材料、データ史料……歴史の研究・編纂などに必要な文献・記録・遺物・図像など『記者ハンドブック・新聞用字用語集』(共同通信社)入ってみると体感できる史料感。ちがった、史料館。展示物が、なんとも豪快。ドーン! ドーン! と置かれているのは、そびえたつ鉄塔の上半分とか、水力発電所のものすごーく大きな部品とか。でっかくて、黒っぽいものがたくさんある。(なんちゅう感想だ)男の子だったら、「すげえ!」と喜んで見るのかしら。「この鉄塔を見ると、なんだかよじ登りたくならない?」と尋ねても、「別に。感電したら大変だもん」と、ワクワク感のない娘。基幹産業(といっていいのか?)の迫力満点。夏休み展「録音・再生の歴史を知ろう!!」のコーナーでは、手回し蓄音機のハンドルを子どもが回し、約100年前のアナログの音を堪能する。白い手袋を配られ、慎重にハンドルを回す子どもたちの顔つきは、真剣で可愛い。ほかにも、音に関するいろんな工作物、あり。細かく穴を開けた空き缶をモーターで回転させ、空気を吹きかけ、笛代わりに。皿に乗せた発泡スチロールの粒を、キーボードの音で振動させる。(低い音だと、沸騰してるように動くんです!)鳴らした音叉を洗面器に浸け、波紋を眺める。2つの音叉で共鳴を楽しむ。ぐるぐる巻かれた長さ100メートルのパイプ。片方を耳、片方を口に当ててみる。パイプに向かって一言しゃべると、耳にあてたほうからは、0.3秒遅れて聞こえてくる。子供向けの展示だけど、いろいろ一緒に試せて、楽しい。メロディーが出せるものは、娘と一緒にユーミンの歌などを奏でてみる。いつもこんなふうだったらいいのに。早く過ぎろよ反抗期。骨董品の範疇が中心で(当たり前だが)、近年、劇的に変化した録音技術についての展示物は、さほどありませんでした。小中学生向けならば、私にもわかるかなあと期待していたのですが、仕事に役立つような録音技術の解説はなく。(何を期待して行ったんだ)そうそう、昔懐かしいオープンリールの録音機もありました。(私が幼稚園の頃、家にもあったなあ)中庭に面したキレイなカフェテラスで簡単な食事もとれます。スパゲッティやピラフが400円以下、飲み物も180円。かき氷は200円。かなり良心的な値段で(味は冷凍食品っぽいですが)、子供連れなら十分かと思われます。ひととおり見学し、再びシャトルバスで川崎駅まで戻る。2人とも暑さにめげて、買い物はやめ、書店のみ立ち寄り、早々に帰宅。自由研究をお探しの方、ヒントになるやもしれません。夏休み期間の入場料は中学生まで無料、大人は400円。お出かけスポットの候補に、どうぞ。 「エジソンの口述録音再生機(エジフォン.1923)」ビジネス用として会話などを記録・再生する機械。エジフォンと呼ばれている。(「夏休み展」の展示紹介より)温泉旅館にある小型冷蔵庫ぐらいの大きさ。つまり、80年前のICレコーダーってわけですね。わお!
2006年08月11日
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インタビュー記事のまとめ、最終作業。口調の残し方に工夫が必要で、試行錯誤中。具体的なテクニックについて忘れないよう記しておきたいけど、その時間はありません。「してていいのか」「していていいのか」どちらか迷ったことだけ、とりあえず記録しておきましょう。印刷し終えた数枚を片手に6畳の和室へ移動。東と南に窓がある。エアコンはつけず、開け放った窓から風を入れながら、畳の上にコロンと横になる。今年初めてのツクツクボーシが聞こえる。細かい字句をチェック。「読み物」として読んでみる。畳の上に紙を横に並べ、全体の流れを見る。(素人っぽいな)一字一字の確認作業、文章の流れを見る作業、さらに全体の構成まで見渡す作業、この3段階。俯瞰の視点を求めるにつれ、PCから離れた場所で作業したくなるのが、なんだか不思議。ひととおり終わって、風に吹かれて20分のうたた寝。夜中も仕事が待っている。20分ぐらい、見逃してくれー。
2006年08月10日
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久々の雨と思ったら、台風来襲でありました。仕事絡みの外出がなくなり、終日自宅作業。たまーに訪問していた、ココログにある同業の方のブログ。久々に「お気に入り」をクリックしたら、「Not Found」のメッセージ。いつのまにか、やめてしまわれたようです。あっさりとした可愛いデザインと、気取りのない「つぶやき」が好きだったのに。お目にかかったこともなく、ほんの1回か2回書き込みしただけのお仲間でしたが、なんだか寂しい気がします。一時期に比べると、同業の方のブログ熱もさめてきたのかもしれませんね。営業にはつながらないと思い始めたからでしょうか。単に飽きただけでしょうか。ま、いろんな時期がありますね。ココログをとじても、その方がほかの場所で書いていらっしゃるのかな、と思いながら仕事に戻る。
2006年08月09日
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会議録を納品し、添付資料も添える。ご満足いただくことが、できただろうか。またご一緒に仕事ができますようにと念じながらメール送信。次はお預かり中の別件録音反訳作業。さあ、どこから手をつけたらよかろう。とはいえ、まずは直近の締め切りから。短い録音をいったん起こし、聞きなおす。こちらの録音については、本日はここまで。明日は音を忘れるために寝かせておくことにしよう。そして、文章にまとめるのは明後日。これで、よし。夜になればさらに別の録音反訳作業。聞きなれたインタビュアーの声に、なんとなく「先が読める」安心感を覚える。こうしてみると色に例えるなら、まるで変化のないどよーんとした灰色の一日であります。でも、この日の夕焼けはほんとに美しかった。思わずベランダに出て、しばし眺めておりました。町中に薄いオレンジのフィルターがかかったみたいなひととき。こんな日は、なんだか夕餉の支度を早々と始めたくなったりする。
2006年08月08日
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懸案事項であった、国民年金と国民健康保険の口座引き落としの手続きをしに行く。各月での支払いは、ついつい忘れがちなもので。8月上旬の金融機関はすいてて助かる。脇にある宝くじの窓口を気にすることも、すっかりなくなった。数年前までは定期的に買ってたのだが、もうやめた。運をつかむためには、待っていてはいけない。与えられた運は、正面から受け取らなくてはいけない。しっかりと意味を考えて、腑におさめないといけない。おやおや。いけないばっかり言っていてはいけない。逆にしてみよう。運をつかむためには、行動すればいい。与えられた運は、正面から受け止めればいい。しっかりと意味を考えて、腑におさめればいい。なんだ。こっちのほうが簡単そうだ。肴はあぶったイカでいい。どっちにしろ、宝くじは、もういい。帰宅後は、「からだ巡茶」を飲みながら、会議録まとめ作業を終日。ずっと気になって探していましたが、ampmで発見。スリムな410ミリリットル入り。マイナス90ミリリットルが漢方のチカラにかわっていると信じて飲む。下のほうに「薬日本堂協力」のマークが説得力、あり。ずっと前から気になっているお店があるのです。どうやら、中ではレストランもあるそうな。どなたかご一緒に行きません?背中がずっと痛くて食欲のなかったのは、「六君子湯」という漢方を処方してもらって、なんとなく解消に至る。だんだん「体質改善」とか「漢方」とか、そんな言葉が気になるようになったのはなんでだろ。年齢不相応に微々たる美を守るつもりもないし、筋肉に守られた体をつくる気もないし、徹夜を重ねて頑張る根性もない。そんなための体力は別に要らないけど、しなやかな心身を維持できる程度の健康は保っていたいと思うこのごろ。さて8種類の東洋素材が入っているという、このお茶。効能は如何。
2006年08月07日
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日曜日も娘は部活。吹奏楽部はコンクールが近いらしい。週末の早朝は、既にシュワシュワ蝉時雨。いまだツクツクボーシは混じらず。今日は、先週末にあった会議記録、まとめの大詰め。議事録から発言集に落とし込む。思いのほか、作業に手間取る。簡潔な語に置き換えながら、おさまりのよい形に直していく。現場にいたからこそ、くみとれる文意というものもある。それにしても、現場でPCに記録するのが、わりとおもしろい作業だと思えるようになってきました。耳から入る言葉が、脳のフィルターを通ってまとまりやすい文へと組み立てられていきます。(もちろん中途半端ではあるのだけど)録音を聞きながら、耳から入る言葉に無条件に指が反応するときと、頭の動きが全く違う。逐語で打ち込んでいたら、当然追いつけない。全部を聞き取ってから、話のしっぽが逃げないように、まず最後の部分から打ちこむこともある。同時通訳者の頭のなかって、ちょっとこんな感じなんだろうかしらん。また、指が追いつかないことと、どう折り合いをつけるかも問題です。その中で、外せないポイントは何か。「捨てること」の要諦を、ここで学んでいるようでもある。
2006年08月06日
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週末も娘は部活なり。突然、美味しい冷やし中華が食べたくなり、近所の店へ家人とともに。ところが食べたかったわりには食欲が出ず、半分程度でギブアップ。ろくに運動をしてないから、仕方がないのかな。その後、最近オープンした洋菓子店へ立ち寄る。デザートは、別腹。私たちが越してきた5年前は焼肉屋だった場所が、2年ほど経ったところで、もつ焼き屋になり、怪しげな健康器具の店になり、たしかこれで4店舗目。そのたびに経営者がかわっているようだけど、さて、今度は続くかな。そんな話を途切らせ、店に入る。30代前半とおぼしき店主が奥より出てくる。私の目は既にガラスケースのケーキの数々に吸い寄せられて。娘にはチョコレートケーキを。3種類ぐらいあるので迷う。「あ、これが一番スタンダードなチョコレートケーキね。これにしよう」「500円もするじゃねえか。高いなあ。あ、おれはパンナコッタね。じゃ、あとはよろしく」そう言い置き、家人は店を出て別の買い物へ。感じのよい店主は、とくに嫌な顔もせず。(してたのかもしれないが、ケーキばかり見てて気付かず)ケーキ3つと、ココナッツマカロンと、チョコレートクッキーを求めて店を出る。「ありがとうございました。またどうぞお越しください」ガラスのドア越しに振り返ると、まだお辞儀をしている。ココナッツマカロン、大好き。日傘をさし、四角い箱をさげ、てれんてれんと坂を下り、夏の日差しの中を帰宅。気持ちのよい風が、ゆったり吹いてる。空で、だれかがものすごーく大きな団扇をゆっくり動かしているような風。家人が帰宅後、ケーキを食しながら言いました。「ん、まあまあ、うまいな。だけどケーキ1個に500円は高いよ。おれ、わざと言ったんだよ」「え、そうだったの? テナント料もあるし、仕方がないんじゃないの」「そうかな。それに、あの人、たぶん寝てたんだよ。奥から目をこすりながら出てきたもん。誰もいなくて暇そうだったしな」「……全然気付かなかった。」清潔な店。感じのよい店主。手の込んだケーキ。そんなことしか見てなかったのに。私が気付かぬ多くのことを、家人は、しっかり見ておりました。複眼って、大事。どんなことにも。
2006年08月05日
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本日も終日家仕事。こんなにお天気がいいのに外出しないのはもったいないけど。聞き直しの作業中です。ヘッドホンの中までドリルの音が入り込む。しばらく続くであろう、近所のマンション新築工事。でも、ちゃぁんと12時~13時は静かになります。体を動かす仕事をしている人たちは、生活のリズムをきっちり守ってる。18時過ぎになると、もう誰もいない。そんなことに改めて気付く自分は、少し頭でっかちになってるのかもしれません。体の声に、少し耳を澄まさないと。ああ、体を伸ばしたい。エアコンをかけていると、いろんなところが冷え込んで、伸びをするとあちこちの筋肉がバリバリ音を立てそうです。なるべくエアコンの世話になりたくないのですが、この暑さとPCの熱風では、干物になってしまう。(カマスかな)ところで。お世話になっているとある会の方より、会報に小さなエッセイ風のものを書くよう、ご依頼をいただきました。書籍づくりに携わる方が読むものなので、録音をお預かりして起こす側から何かお伝えできたらいいな、とお引き受けすることにいたしました。幸い、ネタはたくさん日記の中にあるし。さて、どれを選ぶことにいたしましょうか。あれにしようかな、これにしようかな。今月中の締め切りに向けて思い巡らす。わくわく。
2006年08月04日
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昨日の取材同行に絡んで、お礼状を書くことに。文章を考えるのは苦になりませんが、問題は、手書きであること。楽天日記を始めたころには、定期的にお習字の先生のもとへと通っておりました。しかし残念ながら先生のご都合とお稽古日が合わず、さまざまな事情で沙汰やみに。娘も進学し、所期の目的も終えたので、継続する気分を維持できなかった、というのも大きいかな。生来の悪筆で、年賀状書きがだいきらいでした。家族も、友人の多くも達筆なので、いつも肩身が狭かったし、今でもとっても狭い。家人も私より美しい字を書きます。でも、お稽古に行ってたことで、字を書くことが以前よりもちょっぴり好きになりました。好きと上手は一致せずとも、その一歩にはなるのだろうなと、今でも思える。そんなこんなで、まだまだ不釣合いな高級書道具店の便箋に、お礼状をしたためる。PCの前を離れたこういうひとときは、大切。仕事以外の楽しみも、忘れちゃ、だめですよね。
2006年08月03日
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午後より1件取材同行させていただく。人間が得ている視覚情報は全体の約7割と聞いたことがあるのだけど。だから人が見た目を重視するという話にもつながるのかもしれないけど。人は見た目。むべなるかな。訪問先の企業のトップはビジュアル系の方であります。長身。若々しい。見た目も爽やか。加えて求心力がある。さりげなく入れたポケットチーフ。キャメルブラウンのスーツ。大きな黒白模様のポケットチーフはかなり難しい色柄合わせ。ねじ伏せるように似合わせてしまうのが、さすがの伊達男であります。ファンが多いのも頷けました。しかし別に伊達男だから取材に行ったのではなく。問題は中身です。人材育成にも、環境にも、大きな温かい目を注いでいる企業。そのトップだから、多少おおらかなやわらかさを期待していたのですが。あにはからんや。ポリシーを貫き、有言実行しているからこその厳しさと鋭さ。容赦のない口調。迷いがない。見た目で圧倒された今回の取材。果たして視覚情報を遮断したとき、改めて何が明らかになるのだろう。録音を起こすのがとっても楽しみです。
2006年08月02日
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本日も淡々と家仕事。途中、真夏のひざしの中を、食料品の買い出しに。黄色いポロシャツ(ブルックスブラザーズのレモン色。ただし家人のもの)ブルーグレーのサブリナパンツ。ファンデーションも塗らず、眉と口紅だけ。眼鏡のままなのでマスカラは省略。こーゆーときに限って、近所の奥様とか、同じマンションのキレイな方にお目にかかっちゃったりするのよね。上記の格好でママチャリでは、どうもこの街にそぐわない。こんなせいで、家が余計に好きなのかも。ああ、麦藁帽子にゴム草履で真夏の道路をぺたぺた歩きたいな。ちょっとはみ出た足先に、アスファルトの熱がさわるはず。子どものときに味わった、あの足裏の感触が、懐かしい。
2006年08月01日
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