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Verdiさんさんエヴァ・メイのリサイタルに行ってきました!
髪はシルバーでアップのショート、オレンジのドレスで華やかさは出すも、全体的に「お母さん」っぽくなったなぁというのが登場の印象です。(おばさんではありません!![]()
第1部はゴルディジャーニの「トスカーナ民謡集」とロッシーニの歌曲、ロッシーニは「イタリア・サロン歌曲集」で聞いたことある曲がありました。
最初、ホール(東京オペラシティ)の特性で、うわぁ~んと声が割れて響いてしまったのを、すぐ調整して2曲目からはもう普通に歌っていたのはすごいですね!!プロフェッショナルの技です。
そして隅々まで響き渡るようなピアニシモのソットヴォーチェが忘れられません。
1部のフィナーレは私も好きなロッシーニの歌曲「La danza 踊り」で盛り上がって終了。もうただただ美しい声堪能です。
第2部はロッシやドニゼッティのオペラアリアが続き、肩を出した黒のドレスに着替えたことで、シックで華やかな感じをアピールします。
ロッシーニの「なりゆき泥棒」は本当に美しかった。
そしてドニゼッティ「リタ」のあと、「シャモニーのリンダ」。
相変わらずのテクニックです。彼女の声はふくよかで温かみあるので、キレの良いコロラトゥーラも、ナイフで突きさしてくるのでなく、包みこんでくるようです。
そしてラストの「連隊の娘」は得意中の得意だけあり、楽しいの一言に尽きました。
アンコールで4曲。
ムゼッタのワルツ、踊り(2回目)のあと、リヒャルト・シュトラウスの「アモール」がよかった。
シュトラウスは初めて聞きました。曲想(音階)や言語から、ドイツ語だなぁ、シュトラウスかなぁと思いながら聞いていましたが、とにかく美しく豊かな音楽の世界でした。本当に心地よかった。
最後はジャンニ・スキッキ「わたしのお父さん」で終わりました。
心豊かなときでした。
2012(平成24)年9月26日 東京オペラシティコンサートホール
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