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ヴィオレッタは、華やかさと気高さで覆い隠しているが、実は健康ではなく、
弱くて暗い。
テオドッシュウは一貫して演じていたと感じました。
1幕は、テオドッシュウにしては息絶え絶えな高音やアジリタであったと感じたのは事実。
でもヴィオレッタって、実は健康でないし、自立もしていないのですよね。だからアルフレードを養おうとしてもうまくいくはずないし。
役作りとして妙に納得してしまいました。
特に2幕のジェルモンとのやりとりは、相手役のカルマンディという名バリトンだったこともあり、本当にすばらしかった!!テオドッシュウが歌うヴィオレッタの思いがひしひしと伝わります。
アルフレードのフェルナンデスも、昨日のブリックナーに比べると、歌い慣れていて、細かい表現、仕草がハマってました。
昨日はエヴァ・メイの独り舞台で、メイが自分の思うところ余すところなく発揮、それだけインパクトは強かったですが、今日はテオドッシュウを軸にまわりが補完しあって作り出す世界。どっちも堪能できて幸せですヽ(´▽`)/
しかし・・・3階両翼席ごっそり空いてました。昨日は団体が入ってうまっていたみたいですけど、日曜より土曜のほうがやっぱ人気あるんですね。
指揮 ヤーノシュ・コヴァーチュ
演出 アンドラーシュ・ベーケーシュ
ヴィオレッタ ディミトラ・テオドッシュウ
アルフレード ヤベ・トメ・フェルナンデス
ジェルモン ミケーレ・カルマンディ
ハンガリー国立歌劇場管弦楽団、合唱団、バレエ団
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