日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

July 22, 2021
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テーマ: DRAGON CHEF(9)
カテゴリ: 番組視聴感想
​​​​​​​​​​​​​​​えーっと。

あれだけの分量の文章 ​を書き殴っておいて、まだ書き足りないのか!?と思われそうですが
DRAGON CHEF 2021 (ドラゴンシェフ) に関する、駄文第2弾です。

いや。番組にツッコミどころが多すぎて、もはや ​大喜利​ をやっているかのように書きたいアイデアが沸きまくっています

今回は、第2回開催に向けて、どうやったらあの偉大なる 『料理の鉄人』 との差別化が図れるのかを模索しつつ、 次世代の若者に刺さるような番組構成 を作れるか、を、考えてみる、 思考実験的企画
(制作陣の皆さま、刺さるものがあったら遠慮なくパクっちゃって構いませんのよ

なので、今回の文章は可能な限り本戦(準決勝と決勝)のネタバレはなしの方向で(とはいえ、 サバイバルラウンド通過者 のネタは割れるわけですが

もっとも、コンセプトの出だしは、前回の文章でもちらっと書いた、 ​出場者を 『三国志武将』 で例えてみる​ 、の、発展形です。
……いや、せっかく の武将で例えたのに、もう一人例えることができてなかったので(ちゃんと考えてはいたのよ?その過程は後述します)


『頭脳王』 にしろ 『東大王』 にしろ、「視聴者にインパクトを与える キャッチコピー(二つ名) を付ける」、というのが最近の流行りのようで、ドラシェフについても例にもれず、サバイバルラウンド出場者16名分のキャッチコピーを「 がんばって付けた 」感がありました。

が、サバイバルラウンドが進むにつれてそれぞれの個性が見えてきて、最初に付けたキャッチコピーからズレた人も結構いた印象です。
未知との遭遇!北の個性派フレンチ 」→準決勝時「 北国の天才フレンチ 」。……うん、そんなに未知と遭遇した記憶はない ​【第2版追記】​ ←それはおまいが道民だからぢゃ

初見視聴者さんには、なるべく短い登場人物紹介で、それぞれのキャラを引き立たせ、そののちの 調理シーンで長く尺を取り 、料理人への思い入れを深く持ってもらうという構成とするならば、初戦の農園バトル後、須賀総監督の主観で構わないので、 ​各参加者の能力・特徴を レーダーチャート で現わしてみる​ 、という手法はいかがでしょうか( ​【第5版追記】​ 言わずもがなだから書かなくていいかな、とも思ってたけど、やっぱり書いておく。この料理人たちのパーソナルデータは、地上波放送では データ放送で呼び出し可能 にすることが前提。この大会は、何よりも 料理人たちを主役 としてたてる​ 、という考え方を番組の中心に据え置くべし)。
特にサバイバルラウンドの序盤、最下位参加者が指名する相手の力量を測り切れず、上手く指名できていなかった印象が強いので。

これが正解、とは限りませんが、試しにはやせが 5項目 を挙げてみます。
(とはいえ、はやせの料理人知識は 『ミスター味っ子』 『大使閣下の料理人』 に偏っているので、あしからず←この番組の制作陣は、お勉強のために『ミスター味っ子』くらいは読んだ方が良いと思うわ。それこそ、『料理の鉄人』にも影響を与えた作品の一つだと思うので。最近だと 『食戟のソーマ』 とかが流行りのバトル系料理マンガなのかな?←読んだことない)
  1. ​​ 統率力  … 個人的に、シェフ(料理長)が持つべき能力の中ではやせが一番重要だと思っている、 部下を指揮して動かす能力 (シミュレーションゲームの 『三國志』 においても)。もっとも、本大会でその力を発揮できるのは 決勝戦しかない わけですがサバイバルラウンドの通過時点では、現在のお店での地位(肩書)と、お店の規模から推察する、というかたちをとっています。​​
  2. 技術力  … 基本的な 料理を作る能力 と、自分の専門ジャンルにおける 基礎的な知識量 をここに。調理技術については、運営は第一次選考の時に応募してもらった動画を持っているはずなので、それを参考にしたという体で書きます。
  3. 発想力  … サバイバルラウンドにおいて、たしか、 ​須賀総監督が 「一番見たい」 とおっしゃっていた能力​ なので、独立しておきます。実際に生まれた料理の独創性と、それがちゃんと美味しさを伴っているのか、などを評価基準に。
  4. 表現力  … こちらは、タイトルに悩んだのですが、料理を名刺代わりとして料理人である 自分自身をアピールする能力 のこと。料理のプレゼン能力と、将来性のある人間的魅力( スター性 )への期待値を含みます。​
  5. SP(スペシャルポイント)  … 上記には含まれない、 料理人としての ​強みと個性​ について。基本的に、★5しかつけていません。
これらを、とりあえず完全にはやせの ​独断と偏見​ でw ★を1点、☆を0.5点として、★5点満点で、サバイバルラウンド通過者3名の能力値を通過時点の情報で書いてみます。その下に はやせの解説 も書くよー(敬称略。若干、サバイバルラウンドのネタバレあり)。​

​【サバイバルラウンド1位通過者】​

北海道代表  ​下國伸​ 呂蒙 型)
  1. 統率力 ★★★★☆(コートドール札幌 シェフ)
  2. 技術力 ★★★★☆(フレンチ)
  3. 発想力 ★★★★☆
  4. 表現力 ★★★★★
  5. SP【北海道力】 ★★★★★

​​​​​​​​全ての能力値が平均(★3個)以上ではあるのですが、 インパクトの部分で山下さんや花田さんよりは若干劣る 、という判断です(←にわかファンのくせに辛口だな)。技術力については本来、★5個になってもおかしくないはずなんだけど、「 映える料理の封印 」という自らの枷が、この時点ではまだ外れていないようなので(これはさすがに、最終的には解放した模様)。なお、この能力値は サバイバルラウンド最終戦直前でレベルが上がった w後の値で、 農園バトル開始時の数字は発想力がさらに☆1個分落ちます (←ぇ)。いつも崖っぷちからでも勝ち上がってこられた理由の基盤には、もちろん 北海道食材へのこだわりと愛情の強さ があると思うのですが、実はそれ以上に「 対戦者のミスによる敵失 」や「 審査員の食の好みとの相性 」という 運の強さ もあったかもしれません(特に、この先の本戦では)。

人間的魅力とスピーチ力 は今回の参加者の中でも1位2位を争うレベル(ちなみにもう一人、はやせ的に圧倒的に魅力的だったのは、食のクリエイティブディレクター・ 井上豪希 さんでした)で、サバイバルラウンドでもこの人が喋ると 何故か笑いが起こって場が和んでしまう という、人柄の良さで その場の空気を支配する力とスター性 に長けています(母校の調理師専門学校のカリキュラムの中に、 コミュニケーションとプレゼンテーションの能力を高める というものがあって、妙に納得したw)。

なお、発想力の一部に含まれるとは思うのですが、 ​第6戦:卵バトル​ における、一つ前の対戦(試食)相手の 自分が食べてもいない料理 の味を想定して、続く自分の審査に影響を及ぼす可能性を考慮するという ​コース構成力​ (Named by YOU さん)と、その対応策として 練習していないことをその場でやりはじめて、しかも大成功してしまう という 天賦の才能 については、ちょっと数値に落とし込むのが難しい人でした(つまり……本当は ​SPが3つくらいある​ のよ、この人←結局最後は 贔屓の引き倒し )(←​ 公式YouTube ​にこの卵回時の調理動画が載っているのですが…… ご自分がやっていることの天才性にご本人が一番気づいていない という ある意味そら恐ろしい動画 に仕上がっておりますつか、本放送でも本来視聴者はこういう動画を望んでいただろーよ)。​​​​​​​​

​【第3版追記】​

​​​​下國シェフのSP 【北海道力】 の話なのですが、冷静になって考えてみるとまるでゲームにおける「 ​縛りプレイ​ 」並みに、 ほぼ100%どの料理にも道産食材を入れ込む というルールを、ご本人が自身に課していたようにも見えました。いや、どこまでストイックなんだw
当たっているかどうかはわかりませんが、はやせの個人的な 夏の自由研究 として(?)動画から推察できる道産食材(と思われるもの)をpickupしてみたいと思います(一応、サバイバルラウンドの分まで。 【第4版追記】 ←本戦に使われた食材については、ある程度​ 前回の文章 ​に含んでいます)……間違っていたら、ゴメンナサイ自由研究だと思って許して(ABEMAの動画は、秋ぐらいまで無料で見られるらしいですよ)
  • 一次選考応募作品  … ネット記事によると、ゆり根とおがくずを使ったお料理らしい。テーマが「地元食材を使ったビールに合う一品」なので、道産品は当然、 ゆり根 。しばらく美味しいゆり根を食べてないなぁ……​
  • エリア予選:神弁当 「ラム神リンゴ神ホタテ神と、飯」 … まず、テーマ食材の一つ「茶路めん用牧場の ラム肉 」が、白糠町のもの。それ以外にも、リンゴ神のお重に入っていた はちみつ は、道産品が確定しています(←アップになった映像のラベルまで確認したぜ)。他は、 ニラ の有名な産地が道内(知内町)にあるけど、何よりご飯が 道産米 だったんじゃないかなと思っています(ホタテ神に使われているバターには何が入ってたんだろう……海藻?)​
  • 初戦:農園バトル 「にんじんにんじん」 … ルール的に、持ち込み食材の割り込む余地がなかったので、さすがにちょっとわからず。番組が用意したサブ食材のバターがどこ産か、によるかな​
  • ​​​​​ 第4戦:薄切り肉バトル 「牛脂ロール」 … 本編では参戦しませんでしたが、​ こちらのコラボ動画 ​で開発メニューがわかります。使用したものは山菜の あずき菜 。披露できていたら、これは「 未知との遭遇 」の名に相応しい一品になっていたかと( 【第7版追記】 実は、この時に試食した オジョー 殿の食レポが、本編に参加した 芸能人審査員の誰よりもコメントが上手い 、という発見もあったりするこの人に勝てない人は、審査員引き受けちゃダメかも)​​​​​
  • ​第5戦:じゃがいもバトル 「ジャガバタ」 … まず、テーマ食材自体が芽室町の「 雪室熟成じゃがいも 」。その後の 運命の分岐点 となった食材ですね。副食材に使用したものは、 鮭とば 。そして、正確には食材ではないけれど、香りづけの ふきの葉っぱ が出てきました。パンの評価が低かったけど、もしはやせがアレンジするなら、いも団子のタネでくるんでいたら美味しそうかな、と想像していました​​
  • 第6戦:卵バトル 「TMG」 … あまりにもシンプルなお料理だったので、本当に道産食材があるのか?と、少し悩みましたが……ありました。「お口直しみそ汁」に使った 出汁昆布 !有名な産地が色々ありますから、ここらから選んでいないワケがないなと​
  • 第7戦:フードロスバトル 「ニシン漬けスピンオフ」 … 当然、ナレーションでも紹介された ニシン漬け 。しかし、テーマに沿って ​汁​ に着目したところが凄い。が、使わなかったっぽい身のほうは、お持ち帰りしたんだろうか? ​
  • ​​​​​​ 第8戦:スガラボ米バトル 「焼きおにぎりとスープ」 … こちらも一瞬何が使われていたのか判断しづらいお料理ですが……ブイヤベースづくりが映った時にナレーションとテロップで単なる「魚のアラ」として 軽く流された もののビジュアルが、どう見ても きんき ですわアラとはいえ、結構な高級魚。スタッフ、食材はちゃんと勉強しようそれと、この料理に限らず(フレンチだから当たり前とはいえ)全ての料理で バター出現率が高い 。道民、バター大好きだからなwうちは実家の肉じゃがにもバターを使うわ​​​( 【第9版追記】 2021年9月12日放送の 相葉マナブ より、道産 黒にんにく の存在を確認しましたので、洋風焼きおにぎりのタレに使われたこちらの食材も 勝手に道産品認定 をすることに決めました…しかし、あの刻み方の細かさとスピード、やっぱりプロですよねぇ……)​​​
  • 最終戦:地元食材バトル 「コロッケ」 … 唯一、主食材も自分で持ち込むスタイルのテーマ。選んだものはオホーツク海の 毛ガニ 。タラバじゃないところに好感をもったw(生物分類学上、正確には、タラバガニはカニじゃないのよw)それと、道産の メイクイーン 。あとは、地味に旬の グリーンアスパラガス も使っていました。個人的に、この時期の道産アスパラを食わないのは、人生の損だと思っている
以上、自由研究、終わりw こうしてまとめて見てみると、本当に 道産品大行進 でしたわー。 ​​


【サバイバルラウンド2位通過者】​

​福岡代表  ​山下泰史​ ​魏​ 曹操 型)​

  1. 統率力 ★★★★☆(TTOAHISU オーナーシェフ)
  2. 技術力 ★★★★★(フレンチ)
  3. 発想力 ★★★★★
  4. 表現力 ★★★★☆
  5. SP【信念】 ★★★★★

​​​​​​​​​なんと言っても、 ジョエル・ロブション を含む各種名店で培われたのであろう ​技術力の高さ​ が随一。 初戦:農園バトル における野菜のミルフィーユや、 第3戦:ホタテバトル における、これでもかとホタテに注ぎ込む細やかな技術の数々が印象的です。もっとも、なまじ最初に断トツの強さを発揮してしまったがために、下國シェフとは正反対に バトルを避けられ続けた のは、ご本人もさぞかし不本意だったことでしょう(同じくらい戦っていたら、同じくらい 九州の食材をフィーチャー できていたと思います)。

山下シェフに 強者キャラ として君臨していただけたおかげで、サバイバルラウンドが大いに盛り上がったのは​​​​​​​間違いない事実ではあるのですが、そこで表現力を☆1個分落としたのは……スター性、ではないんだよなぁw(ま、ご本人も スターになるつもりなんてさらさらなかった だろうし)。

悩んだのは、SPをどうするか。須賀総監督のおっしゃった「 ピカイチのセンス 」は技術力や発想力に入れるべきだし、​「 カリスマ 」や「 孤高 」では料理の腕と関係がない 結局、 自分スタイルを貫く ​信念​ を項目とさせていただきました。

​【サバイバルラウンド3位通過者】​

​大阪代表  ​花田洋平​ 法正 型)​

  1. 統率力 ★★★★ (中国料理「花梨」 副料理長)
  2. 技術力 ★★★★★(中華)
  3. 発想力 ★★★★☆
  4. 表現力 ★★★★
  5. SP【コンクールコレクター】 ★★★★★

​​​​​​​​​​​​​​​サバイバルラウンド通過者が3名だということで、「じゃあ 三国志 じゃん!」という発想が飛び出すはやせの頭も随分短絡的になったものだと思いますが(ぉ はやせの三国志の国別の思い入れが「 >> >>>>> (> )」だったせいで、 花田さん(の記述)が大いにとばっちりを受けた ことをまずはお詫び申し上げます
最初は 諸葛亮 (正史ver)と書きかけて没にし、次に 劉備 (正史ver)と書きかけてやっぱり没にした経緯がありました。結局、 第2戦:鶏の手羽バトル での言動から「 曲者感 強め​ 」​​​の印象が最後まで抜けず、​​​ 法正 型に落ち着きましたデス

統率力が他の2人より☆1個分下がったのは、やはり組織の中で別に料理長がいらっしゃる職場で サラリーマン厨師 を​されているところから。料理長の不在時に料理長代理として指揮能力を発揮されることはあるのでしょうが、それよりもなまじコンクール荒らしをされまくっているばっかりに、 個の力を磨くこと に重点を置いているように見えてしまうのは、果たして幸か不幸か。

技術力については、山下さんと同じ★5個にはしたのですが、方向性は逆ですね。とにかく コンクール映えする技術のオンパレード 。発想力の方向性も初期は映え優先だったイメージだったけれど、準決勝では(思いっきりネタバレだったので、中略 【第9版追記】 ​←この省略した文章について、​ 前回感想文 ​の中盤くらいに追記をしました)だったところはさすがです。 あのネタ帳で教科書 が作れそう(ぉ ​

一方で、その「コンクール映え能力」のアピールが、(少なくてもはやせの中の)表現力評価にあまり繋がっていないのは……まぁまぁよく聞いた「 準備はできているので 」という台詞のせいです。いや、準備と練習がばっちりで本番間違いないって、プロ料理人としてお店で料理を出す場合ならともかく、 TVショー的には予定調和過ぎ て、ワクワクしないのですよ全く持って花田さんのせいじゃないんですが、 セルフプロデュースの点 でカメラの前ではあまり堂々と言わないほうがよろしかったのではないかと地元大阪の方やファンの人には大変申し訳ないのですが、はやせの​花田さんに対する評価は、 最高位の ​秀才​ 、というイメージで、ところどころに天才的感覚が窺えるミシュラン星持ちの上位お二人との間にはまだ ガラスの天井 が残っていたと思いました。


こういう対戦者データをぱっと見せた上で、視聴者に e-Sports 応援をさせる​ ような スタイリッシュに料理人たちの調理技術を魅せる映像編集 ができれば、とりあえず第1回よりは Twitter上の苦情の数がだいぶ減る ような気がします

​​​​
勝敗の発表も、Judge(審査)ではなく、 ​​Result! (結果)​​ としてパンパンテンポよく発表をしてしまった上で、「どうしてそういう評価になったか」という部分を後から審査員にじっくり聞くという流れのほうが、 ​今の スピード感 を要求される時代に合っている​ と思うんですよねぇ(特に、準決勝と決勝の話ね)。

そう、 調理技術は ​スポーツ​ !料理人たちはアスリートだと思えば、芸能人ほど知名度が高くなくても、余計なハプニングなんかに頼らなくても、いい映像はいくらでも切り取れる、と、認識してほしい。

​​ 【第4版追記】 ​​

指先の所作 って、ほんと、ピアニストにも匹敵するほど美しいと思うのよ。花田さんの 飾り切りの手業 なんて別格で言うに及ばず、下國シェフのじゃがいも切ってるところとか、コロッケにチーズ付けてるところとかですら、白のゴム手袋姿がとてもカッコよかったのに、何で本戦(特番)じゃ 顔のアップと料理のアップばっかり だったのか……本当に、謎。

あとは、実は料理バトルマンガで一番面白く読めるところは、 メニュー開発の過程 、だったりします。
対戦テーマを2週間前に発表しているのならば、その 発表時の料理人たちの表情(特に、戸惑った感じ)はカメラに収めていて​欲しい 。そして(おそらくもの凄く難しいとは思うが)、メニュー開発の過程にまでカメラが密着して、 ​新しい作品が生み出される瞬間に立ち会ってほしい​ のです。これだけでも、『料理の鉄人』とは全く違う絵が撮れるはずですよ。

​【第7版追記】​

版を重ねるごとに、タイトルからどんどん遠ざかっていったのでここでは 第2回大会 の勝手なはやせ的妄想&願望をつらつら書き連ねてみます。
  • ​​とりあえず、第1回大会でサバイバルラウンドを通過した上位3名は、最低でも エリア予選の通過まではシード権を与えていい と思う。そうじゃないと、 その地域の出場者が減る 恐れすらある(特に北海道……) 須賀サバイバルドラゴン ​塾​ ()を生きて出られたんだもの。ちょっと予選会では太刀打ちできないレベルに上がってしまっているので、 将棋のNHK杯みたいなかたち でいいと思うな。
  • 初代ドラゴンシェフを、それこそかつての料理の鉄人やアイアンシェフのように、「 登龍門の前に立ちはだかる ​壁​ 」とするかどうかは、ちょっと保留。ネット上では​​将棋のタイトル戦みたいに、最終決戦時に参戦すればいいという意見もあったけど、さすがに連覇がしやすすぎてバランスに欠けるかな。
  • ​​自分としては、サバイバルラウンドでのピラミッドの順番(1位から3位)を、 第1回大会の最終順位のままで初期位置にハメてしまってもいい のかな、とも思っている(最初から出場しない場合と、年齢制限によって出場資格を失った場合は、順位繰り上げ)。その代わり、最下位が対戦者を指名する際には、 1位から3位までの誰か1名 と、 4位以下の1名 とを指名する、というルールにしてみる。常に ラウンド通過ボーダー上にいる人 に順位変動の可能性がある、というのが、緊張感があって面白くなりそう。
  • ​初代はやっぱり、あの クソだっさい (←まだ言うか )の特製コックコートを着て料理をしなきゃならんのかな、と思うのだが……アレ、デザインや色うんぬんよりも、 ​仕事着としての機能性がちゃんと担保されているのか​ 、の方が個人的に気になってしまってる。着せられてた時、なんかツンツルテンで 動きにくそう に見えたのよなぁ……
  • ​​​​個人的には「 フードロス 」というテーマがすごくよかったので、次回もこういった 食材活かし系以外のお題 が1つは欲しいと思います。個人的に見てみたいのは、「 ヴィーガン or ハラール 対応料理」と、​「 アレルギー食材除去 料理」。前者は、外国人旅行者にもお店に来てもらえる料理が作れるかどうかを見る 国際競争力を求める もの。で、後者は、本当に今の子たちはアレルギーでものが食べられない子が多いので、そういった子たちでも楽しめる料理が作れるかどうかを課題として見てみたい。​​​​ ​​​たぶん、第1回大会で有利だったフレンチ勢が、最も不利になるお題にもなると思うよ(←自分で書いててSだと思った
  • ​決勝戦がコース料理なのは変わらなくていいのですが、 コースの価格設定 と、 原価率の条件 を加味して、それを 視聴者にも提示してほしい な。最近の一般大衆はやっぱり、 コスパ意識が高い ので、例えば「10000円あればこれぐらいの料理が食べられる」という目安みたいなものが見えると、格式が高く見えがちなコース料理にも親近感を持ってもらえそう。
  • ​で、その 決勝戦の舞台 なのですが…………いっそ、 ​SUGALABOを使わせて​ もらえませんか 間違っても機材トラブルなんか起こせないでしょうw(起こせたら、それはそれで凄いと思うけど) 映像を見る限りかなり広々としたオープンキッチンだと思うので、環境としてはスタジオに近い審査員にもライブで調理過程を見てもらえる豪華な舞台になりそうな気がします(……でもまぁ、ないな)。​​
  • ​​​ 【第9版追記】 このコロナ禍で、あまりにも多くの ​​ ソロキャンプ番組 & ソロキャンプ特集 ​​ を見過ぎてしまって、第2回大会の 初戦バトルの仕様 について、こんな妄想を思いつきました。……つまり、参加者全員に同じ予算を持たせて、初戦会場(キャンプ場)近くのスーパーでの食材購入から始めてもらい、 ​キャンプ飯レベルの機材と 番組用意の保存食 (テーマ食材扱い)と最低限の調味料だけ​ で一流の料理が作れるかどうか、というバトルですね( 災害時向けの対応力 などの能力も見ることができると思います←なお、発想の一部には『 ミスター味っ子 』のエピソードが含まれています)。そして、この 初戦バトルの ​​ 終了直後 ​​ に、YouTubeでのファイナリスト紹介動画の撮影(ライブ配信でも可)をしたら良いと思います。第1回放送の予告素材もたっぷり差し込むことができるはずですし。何だったら、 ​須賀総監督にも オブザーバー参加 で調理​ してもらってもいいw……この程度の企画力の持ち主が、次回の開催までにスタッフに入ってくれればいいんだけどなぁ……。​​

文句ばかり言いっぱなしで 代替案 も出さないのでは無責任だと思いましたので、今回「 アテクシの考えたどらしぇふ 」大喜利の体でこういう文章を書かせてもらいました。採算性を度外視した完全なる妄想ですが、​楽しんで読んでもらえていれば、幸いです。


……ネタにしちゃった出場者の皆さま、本当にごめんなさい
次回、第2回が開催される時には、1話ずつ追いかけていきたいなと思っています。

​​

​【第5版追記】​

​やっぱり終わらなかった第5版だって、​ ABCテレビがこんなことしてる ​なんて知らなかったし―!
が、はやせの文章とのこの 温度差 よ……いや、審査がわかりづらいのは、もちろん審査基準の曖昧さと審査員の語彙力の問題もあるけど、何より、番組スタッフに 料理の中身を視聴者に説明する配慮と能力がなかった からだろうと 食材や調味料(味付け)、それに、 その料理に料理人たちがどれだけの技術と想いを込めたのか が全然伝わっていないのに、視聴者に味の想像と優劣の判断ができるワケなかろうよ(これも、CGをレイヤーで料理に被せて、中にどんなものが入っているのか視覚的に説明するような工夫があっても良かったんじゃないかな)。​
【第6版追記】 そしてなー。 ドラゴンシェフの ​​ 定義 ​​ よなー。コレ、決勝戦の審査員以上に 放送作家連中が一番わかってなかった ろー。そもそも『 ​登龍門​ 』の故事成語を知ってたら、「 竜が舞い ​降りる​ 」なんてナレーションになるワケがねー
​​

​【第4版追記】​

本当に、追記はこれで最後にできればいいなぁと思っているのですが、 最後の最後で今までで一番 ​辛辣な言葉​ が脳裡から飛び出してしまったので、どうか平にご容赦& ご覚悟 を(ぉ​

まずは、もう一つ。自分用メモリンク。​ Walkerplus・2021年6月28日の記事 ​。同じミシュラン一つ星のシェフとして紹介されていながら、 ​山下シェフと下國シェフとがいかに 真反対 だった​ かの対比を、1本でこれほどわかりやすく伝えてくれる記事はなかなかないですw

そして、本題。はやせ的 DRAGON CHEF 第1回大会の総括 と、相変わらず失礼ぶっこきながら勝手に妄想する、 須賀総監督の考察 について。​

まず、ネット上のあちこちに散らばる 須賀洋介 シェフという方の経歴をかき集めて調べていくと、彼自身の料理人スタイルというものは恐らくこんな感じかな、ということが見えてきます。​
    1. ​ロブショニズム​ とでも呼んでよいかもしれない、 素材の良さと徹底的に向き合い、それを最大限引き出す ためにフレンチの技法を注ぎ込むスタイル​
    2. 使う食材は自ら足を使って全国からかき集め、時に自ら畑を作るほど 食材への強いこだわりと情熱 を持つ
    3. 結果を出すためであればどんな妥協も許さない、 ​仕事の鬼​
    4. ​料理人としてだけではなく、経営者としても超一流の、高い プロデュース能力
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​……『 アイアンシェフ 』時代は、 ジョエル・ロブションという巨大看板を背負って いながら、そんなプレッシャーなどテレビ画面から感じさせないくらい、はやせにとっては 「料理が完成したら必ず助手とシャンパンで乾杯する」という姿が絵になる人 、というイメージでした(当時のキャッチコピー「 フレンチの貴公子 」は、伊達じゃなかったw)。が、この方。調べれば調べるほどカリスマ性の高い ​異次元の超天才​ だな、と、ビビります ​(実は、はやせと同い年……)​

これらを踏まえた上で、このドラシェフに総監督として就任した理由を問われて答えたインタビュー記事なども参照すると、須賀総監督はこの大会の中で、スター料理人を見つけ出す、だけに留まらず、あわよくば スターシェフを自らプロデュースし、 ​新たに生み出す​ 、ところまでを自らの責務としたんじゃないかな、と思います。

なお、ドラシェフの第一コンセプトは、ご存じのとおり スターシェフ発掘 、なのですが、第二コンセプトは「 地方創生 」です。地方にもスポットをあて、その食材と、地方で活躍する料理人とをフィーチャーしたい、という裏テーマもあったので、 地方予選からスタート するという田舎者(←若干失礼)でも参加ハードルが低くなるようなスタイルをとったのでしょう。

​最終的にサバイバルラウンドへ進んだ16名のうち、大半の方々は 自分の腕を見せたるわい! という自分の実力をこの大会で誇示したい(あるいは試してみたい)タイプの方や、賞金の使い道に明確な目的のある方が多かった印象ですが、​そんな中で 地元食材の良さを伝えたい 、と、最初からアピールしていたのが、高知県代表の 井原尚徳 さんと山口県代表の 三和慎吾 シェフ、そして、北海道代表・我らが 下國伸 シェフでした(参照・​ 公式YouTubeサバイバルラウンド進出者発表動画 ​より。余談だが、このライブ会見の翌日の が、農園バトルの収録日だったらしい……やっぱ、鬼だ)。

​それぞれ、各々の地域限定とはいえ、 ​須賀総監督ご自身の 価値観と合致 する人​ が、まるでカモがネギをしょってやってきたように、彼には見えたんじゃないでしょうか。とりわけ、 30年の歴史を持つ名店の雇われシェフ であり、かつ、 20代で新規店舗の立ち上げから参加する という経験も併せ持ち、さらには、札幌周辺の料理人たちからすでに「 天才 」との呼び声が高かった下國シェフは、もちろん自分よりもだいぶスケールダウンしてはいるものの、 かつての自分自身を想起させるような存在にも見えた はずです(もしかしたら、SUGALABOのメンバー以上に)。

ええ、もう、ね。 目を付けられちゃった んですねぇ。この ​鬼監督​
(なお、それが福岡代表・山下シェフではなかったのは……彼だけは、すでに意識上、 自分と同格に並びかけている人 、という認識だったからなのかな、と思います。1年間だけとはいえ、ロブション価値観をすでに知っているはずの人ですからね)。​​​​

ただ、参加者の皆さんにとっては……まさか、ね。料理人の大会にやって来てみたら、いまさら ​修業​ (むしろ修行に近い)をさせられるなんて、思ってもみなかったことでしょう

もちろん、須賀総監督から厳しいことを言われていたのは下國シェフだけではないのですが、もう明らかに 期待値の大きさと発言の厳しさが ​比例​ しています

三和さんの裏ドラ動画 ​によると、 二本撮り もあったようなので、実質 2か
月弱程度 で少なくても数人のスター候補生を作らねばならないという 焦り もあったかもしれませんが、そんな 覚悟なんて最初は持っていなかった だろう下國シェフは、本当に辛かったと思いますよ……下手したら、 OAされたものの3倍 ぐらい、色々言われていたんじゃないかと(そして、これまたたぶんですが、第7戦で最下位から一度トップに立った後、第8戦でまた最下位に落っこちたこの期間、恐らく 実質半日から1日 の出来事でしょメンタルやられるって、そりゃ)。

だって、基本的に北海道民って、争いごとがそんなに好きじゃなくて、広々としたところで のびのび自由に生きていくのが好き なタイプが多いから(つまり、価値観1と2は共有していても、残りの2つがちょっとズレてた)。クイズ番組にしろスポーツ番組にしろ、がんばってはいるもののなかなか北海道民の手に優勝が届かないのは、やはり ​勝負に勝ってやるという ガツガツ感 が足りない​ んでしょう。新しいものに対する ​開拓者精神​ は持ち合わせているんですけどねぇ……。

それでも、その 奥底に秘められた、本人すらまだ気づいていないポテンシャルの大きさ を、超天才から見抜かれた ​無自覚の天才​ は、最終的に、 勝手に掛けられた重すぎる期待 を真摯に受け止めて、それに正しく応え、そして本当に大きく成長しました。須賀総監督に「(試合を) やりたい 」とまで言わせるなんて、散々言われ続けた 上のステージ ……つまり、 須賀シェフの今立っているステージ にまで、それこそ ​鯉が竜になる​ がごとく昇り上がれた​ んだ、と、自信をもって言っていいでしょう。
【第8版追記】 彼の闘いぶりを最も間近でつぶさに見てきたであろうMC・ 山里亮太 さんの、Twitterでのコメントがとても素敵だったので、引用したい。
「激しい連戦で受けた傷を全て武器に変えていく姿がかっこよかったです!」
@YAMA414 2021年7月4日)

そう、須賀総監督は、この大会を通じて将来 ​自らと 肩を並べうるぐらいの逸材 の持ち主​ を、料理人界の未来のため送り届けたかったのでしょう。

【第5版追記】 そしてそれはまた、20代半ばの若輩者が故ジョエル・ロブション氏に見出され、抜擢されて担わされた 重責 と、30代半ばで『アイアンシェフ』にチャレンジした 自分自身の歴史 の、 再現と伝承 ですら、あったのかもしれません(←当然、 相変わらずの考えすぎ です、ハイ)。

こんなにも貴重な美しい成長物語を描いた ​リアリティ番組​ 、なかなかないですよ。本当はこれだけで後の世に 伝説 と呼ばれるようになってもおかしくないコンテンツ……の、ハズ、なんですが……。

これだけの オイシイ素材を活かして調理するだけの実力 が、 番組制作陣の方になかった

天才を殺すのは、天才じゃない。
​天才を理解できない凡人こそが、天才を殺す ​​ という、見本のような仕上がりになったゴールデン特番も、やっぱり、ある意味大変 貴重な存在 になったと思います……(涙)。

​それでも、この第1回大会は、おそらく当初 企画者たちが想定していたもの以上の素晴らしい成果 を、いくつも残してくれたと思います。
世に埋もれている未来のスター料理人たちは、まだまだ世の中にたくさんいるはずです。優れた腕を持ちながら、このコロナ禍で自分のお店を畳まざるを得なかった方々も、数多くいることでしょう。​​

重ね重ね言いますが、そういった方々をすくい上げる(掬うでも、救うでも、可)大会として、今後も成長・発展していかれることを、願っています。
​​​​​
RED U-35話第1弾 へ続く





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Last updated  September 21, 2021 10:11:51 PM
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