蓼科高原日記

蓼科高原日記

2011.11.22
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カテゴリ: 美しき蓼科


これはなに?

あなたはこの映像に何を見て取るのだろうか。風景とは観る者が望むものだけが心に映し出された映像である。観るというのはいかなる場合でも能動的行動なのだ。

写真をクリックして拡大してご覧下さい!

※※※

この記事は 2007年02月18日 に書かれた記事をもとに再構成しています:

※※※


ぼくは存在なのだろうか、それとも現象なのだろうか。

ぼくはそもそも「存在」なのだろうか、この世界の中に存在するなにものかなのだろうか。

それともこの世界で生起している星の数ほどの現象のひとつにすぎないのだろうか。


やはり、ぼく自身もその現象の反映のひとつに過ぎないような気がする。

サルトルの「存在と無」の議論に触れていると、どうもそんな気分になってくる。自分とはひとつの現象である、と。

まあ、議論のルーツにフッサールの「現象学」があるのだから当然なのかも知れない。


意識もまた「現象」として扱うことが出来るのだ。

そのことはこの書物の副題にあるとおりだ、「現象学的存在論の試み」。

そのことにぼくも異論はないし、むしろぼくもそのように考える。


個人的な直感としても同様の認識を持っている。

少なくとも「ぼくの意識」は「現象」である、と。

そのように考える背景として、ぼくが大学で実験心理学(experimental psychology)の徹底した訓練を受けたということがある。


2000人もいる文学部の同学年でたった16人の学生をその2倍の人数のスタッフが徹底的に教育するシステムの中で、受験勉強以上の学業をこなした。

そう感じたのはぼくだけかも知れないけれど。(^^;)


行動主義心理学(オペラント条件付けの仮説に基づく学習理論)、行動科学、サイバネティクス、ゲーム理論、知覚、ゲシュタルト心理学、人工知能、最適化理論、モデル構成、確率論、解析学、統計学、尺度構成、知能テストの作成と検証、論理実証主義、プラグマティズム、精神医学、臨床心理学、社会心理学、教育心理学、発達心理学。懐かしい名詞が記憶の彼方から湧き出てくる。


そのすべてがいまの僕の血となり肉となってぼくという存在を形成している。

当然のことながらぼくの卒業論文は「実験心理学的認識論の試み」となった。



>>つづく


☆たてしなラヂヲ☆ 


★★★


【観光情報】

広葉樹の紅葉は高原部はもう終わりですが、いまは里山の紅葉がとてもきれいです。

これからはあの東山魁夷画伯が好んで描いた落葉松の森の紅葉の季節になっていきます。有名な御射鹿池はもちろん、蓼科から女神湖に向かう途中の展望台からの眺めは東山魁夷の世界そのものです。

11月はまだ雪はほとんど降らないしめったに積もりません。まだ雪は例外的な気象です。万一積雪しても日が当たったり気温が上がれば道路はすぐに乾燥します。文字通り「淡雪」の季節なのです。ただし、蓼科高原に限らず,高原では深夜早朝に路面凍結する箇所が散在しますので、日のある時間帯に走行するよう、また日陰の路面は充分速度を落として安全走行するようにして下さいね。


ピラタス蓼科スノーリゾートのオープンは12月3日(土)予定です!!!

ペンション・サンセットはすぐ隣にあるのでアクセス抜群です。しかもゲレンデ隣に完全舗装された800台収容の無料大駐車場があるので、ペンション・サンセットにお泊まりなら、「満車で駐車できない!」なんて心配はありません。

ゲレンデ横のペンション内駐車場までは車2分、スキー場の大駐車場までは車5分です。「スキー場まで歩いて行けるから」という基準でペンションを選ぶ必要はありません!

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ご予約専用電話:0266-67-5123 です。






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Last updated  2011.11.22 23:31:39
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