蓼科高原日記

蓼科高原日記

2013.10.22
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20131009-P1110826-4



先週末に東京の白金の安庵俚で小さな会が催された、FBで交流するさまざまなひとびとが自分の写真を持ち寄って歓談するという会なのだがそのメンバーがじつにすごい。

https://www.facebook.com/events/220087628157845/?fref=ts

その末席を汚させていただくことになってこの一ヶ月の準備期間はもう受験勉強やプレゼンテーションなんて目じゃないほど大変だった。

自分にとって写真とはなにかなんて考えたことも無いようなことまで考えることになった。

そして悟ったのは、自分にとって写真は自分そのものだということだった。

自分と写真とを区別して考えることは出来ない。

わたしにはレンズのこちら側とあちら側というような感覚はいないし、ファインダーの中の世界とそれ以外の世界という認識も無い。

写真を通して、あるいは写真という表現手段を用いて、なにかを表現したいという積極的な企図など無いし、写真でなにかを伝えたいという必死な思いも無い。

私にとっての写真を考えるとき、それが出来事であれ風景であれ人であれ、正面から向き合って観照(かんしょう)している自分がいる。そのことを改めて感じる。

そして、それを他の人がみてとってもらえればそれでいい。それがきっかけで何かが生じればそれがうれしい。そこから先はそのひとの人生のできごとだ。

そうした意味において、綺麗な風景を綺麗にとってそれを観た人に「まあ、きれい!」といわれても、いまのわたしにはうれしくないところがある。

それはある種の「敗北」だからだ。

「美しい」という表現には意味と価値が含まれるが。「綺麗」ということばには「感嘆」以上のものは無い。

美術、芸術には「意味」あるいは「価値」あるいはその両方があるのだ。

わからないひとにはわからなくていいし、それを非難するのはお門違い甚だしい。

ただ、個人的には、ちょっと寂しいだけ。


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Last updated  2013.11.08 03:25:42
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