蓼科高原日記

蓼科高原日記

2015.12.14
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今日も同じような日が明ける。

まるで醒めない夢のようだ。

昨日と今日とどちらが温かいのだろう。

昨日は雨だったのか晴れだったのか…

だんだんわからなくなってくる。

朝のうちは晴れていたが、そのあと曇天になった。

雨は降らない。

風もない。

最低気温氷点下5℃…いつもより温かい。



時間が止まったような窓外風景。

何も移動しない世界。

ひさしぶりに列車に乗ってみたくなる。

引きちぎられるように後方に消えていく窓外風景がふと懐かしくなる。


★★★


精神的装置としての時間


ラビンドラナート・タゴールは言う、

「時間は精神的な装置であり、存在しているものの相対的な位置を測るために私たちが使っている概念なのである。」

「もしリアリティをめぐるすべての知識が経験にはじまり経験に終わるとするアインシュタインが正しいならば、出来事の意味を汲みとる源となるような外郭のリアリティは存在しないことになる。」

「われわれの知覚がそのようなものであると受け止めたもの、それが世界だ。そのことを疑う者はいない。われわれは心とは鏡のようなもので、外の世界の出来事を正確に映し出すだけだと思っているからである。ところが、じつは反対で、心のほうが創造しているのである。つまり、ひとは世界を知覚することによって、自分の世界を、時間と空間の中に絶えず創造しているのである。」


折に触れて僕が言う「我々の外に景色(美・あるいは世界)は存在せず、それは我々の心の中に構成されるものなのだ」というのはそのような意味においてである。

昨日僕が書いたことは、彼らの考えに影響されたものではなく、僕自身の直感である。



いまある現実はあなたが同意することによって、そのように存在している。

だからあなたはあなたの現実に責任がある。

このような自分の認識に僕自身堪えがたいところがあるのだけれど、これは真実なのだ、たぶん。


(以前のブログ記事より)





2015年12月14日 月曜日

from 蓼科高原ペンション・サンセット





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Last updated  2015.12.14 20:04:17
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