
今日の写真:「NOSTALGIA/蓼科高原」
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NIKON D610, AF-S NIKKOR 28-300mm f-3.5-5.6G ED VR
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NOSTALGIA(ノスタルジア)というアンドレイ・タルコフスキーの名作がありますが、とても好きな映画です。見るたびに精神の核心部分をわしづかみにされるような気持ちになります。それはタルコフスキーのどの作品にも言えることなのですが、この作品はわたしにとって別格なのです。
ノスタルジア…「郷愁」。異国の地にいるわけではないのですが、わたしはつねにひしひしと郷愁を感じながら生きてきたように思います。それは自分の成り立ちがこの現実に対して異教徒としてあるいは異国人として扱われ続けたからかも知れません。社会性の欠如というひともいたし、適応力が無いという者もいた。
そこには例外なくパワーハラスメントがあったし、実質的な不利益がともなったように思います。しかしわたしはあきれかえるほどふつうの日本人の家庭に生まれふつうに成長しふつうに社会に出てふつうに働き現在に至っています。どこが違ったのかといわれれば、それは自分にとって納得のいかないことに対して(怖いけれど、不安だけれど)歯を食いしばって「No!」と意思表示するからかも知れません。
言うまでも無いことですが、「No!」と意思表示することと「反社会性」あるいは「非社交的」ということとは全く異なります。わたしはわたしでありたいだけなのです。ただ声の大きい人たちや、虎の威を借りて大きな顔をしている連中に小突き回されたくないだけなのです。
意味も無くマウンティングしてくる輩にうっちゃりをかけてきただけなのです。わたしは誰に対してもマウンティングしないし、誰にもマウンティングさせない。それが現在のわたしの個人的ルールです。例外はありません。
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岡田@隊長さん