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「勘定合って、銭足らず。」
この仕事をしていると、よく出くわす言葉です。
税理士との決算の打ち合わせで、提示された「利益」と「経営者の実感」にズレがある・・・なんてことは、頻繁にあることではないでしょうか。
では、なぜそんなことが起こるのか?
何事にも、原因と結果があります。
その要因は、税理士にも一部責任があるのではないのか。
税理士が提示した「利益」と「経営者の実感」・・・どちらが正しいのか?
日々、現場で会社を取り仕切っている「経営者の実感」の方が正しいはずです。
では、税理士が間違っているのか?
間違ってはいないが、問題があることは確かだ。
そもそも、会社の決算書の作成については、ルールがある。
税金の計算にもルールがある。
この二つのルールは、似ているようで、一部異なるところがある。
にもかかわらず、中小企業は、決算書を自ら作成できないので、税理士にその作成を依頼する。
税理士は、その決算書を作成するときに、税金のルールを使ってしまう。
だから、ちょっと極端な話になるが、決算書に載っている「利益」というのは、本当の会社の儲けではなく、税金を計算するための「数字」になっている場合が多い。
ここ1年くらいの話になるが、銀行の融資を受ける際に、「チェックリスト」なるものが登場した。
この「チェックリスト」は、会計のルールに従って、決算書を作成したか否か判断するものであり、さらに、中小企業の「監査報告書」みたいなものでもある。
制度的にも、税理士が、税法の基準で作る「税務会計」ではなく、会計に従った処理が求められてきている。
その要求を満たすには、経営者も「分らない」、「知らない」ではなく、積極的に関心を持つことが必要だと・・・。
恥をかくことができれば・・・ 2009.09.02
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