のんびり・ゆっくりダイエット

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2018/07/02
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カテゴリ: 世界遺産





カウナスの旧市街へ











歩き始めてまず目に飛び込んできたのが

ヴィタスタス大公教会

15世紀前半に建てられた赤煉瓦造りのゴシック様式の建物で

別名「聖母被昇天教会」

15世紀初めにリトアニアの最盛期を築いたヴィタスタス大公が

タタール征伐に赴いた際「ボルスクラ川の戦い」で

奇跡的に難を逃れたことを神に感謝するために

捧げられたカトリック教会・・












ネムナス川の河畔に建てられていて

大戦直後の1946年にカウナスを襲った大洪水で

この教会も水に浸かったそうです

入口には

その時の最高水位を記したプレートが掲げられています













ペルクーナスの家

雷神ペルクーナスを祀った神殿跡で

現在は図書館となっています

15世紀にハンザ同盟の商人によって建造された

赤煉瓦造りのゴシック様式建築の傑作・・

さらに

石畳の坂道を歩いて移動です












カウナスは両大戦間の22年間

ポーランドに占領されたヴィリニュスに代わって

リトアニアの首都となりました

そのためなのか

今もヴィリニュスに対抗する意識が強く残っているようです



カウナスがリトアニアの首都だったのは1919~1940年・・

リトアニアが独立したのは1918年ですが

翌1919年にヴィリニュスがロシアに占領されたため

リトアニア政府はカウナスに移転

さらに翌1920年にヴィリニュスがポーランドに併合され

カウナスが臨時に首都となりました

それでもなお憲法上の首都であったヴィリニュスは

中部リトアニア共和国という別の国になってしまい

カウナスを首都とするリトアニア共和国とは国交断絶していました

1939年にソ連がポーランドに侵攻して

ヴィリニュスがリトアニアに返還されたものの

翌年にはリトアニア全体がソ連領にされてしまいます

杉原千畝氏がユダヤ人を助けたのは丁度この頃・・

だからヴィリニュスではなくカウナスに日本領事館があったのです














市庁舎広場と旧市庁舎 

カウナスで最も広大で歴史のある市庁舎広場

その中心にそびえ立つ旧市庁舎は16世紀に建設され

当時の白い外装と特徴的な尖塔から

「白鳥 White Swan」と呼ばれています












リトアニア臨時政府が置かれていた際には政権の中枢として

その他シアター・消防署・ロシア人クラブ・収容所など

リトアニアが歩んだ歴史とともに様々な用途で使用されてきました

現在内部は市の結婚登記所に・・

恰幅のいい紳士がこちらに向かって歩いてきます・・











市長さんでした・・











イエズス会教会

1660年から1720年にかけイエズス会が

市庁舎広場にバロック様式で建設したカトリック教会で

1722年正式にイエズス会教会として奉献されました・・

ソ連統治時代には

技術学校の体育館として使用されましたが

リトアニアの再独立により1989年に

再度イエズス会教会に戻されています・・












広場は360度歴史的な建物に囲まれ

そこにレストランやカフェ

博物館などが入っていることから

夏場には市民や観光客で最も活気あふれる広場になるそうです

私たちが行ったときは

観光客も少なくてゆっくり観光できました・・











また・・

中世には市場がたった場所でもあります


続く・・


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Last updated  2018/07/02 06:40:06 AM
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