のんびり・ゆっくりダイエット

のんびり・ゆっくりダイエット

2026/06/05
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カテゴリ: 国内旅行





鳥居の前に立った瞬間、背中に日差しが当たって、
「今日は暑いね」と思わず言いたくなるような暑さでした。







参道を歩くと、木陰の中に手水舎。
屋根の下に入った瞬間、暑さがすっと引いていきました。







柄杓の冷たさが指先から腕に広がり、
「よし、参拝の準備ができた」と気持ちが整いました。

手水舎を過ぎて少し歩くと、
赤い提灯がずらりと並んだ入口が現れます。







赤い提灯の入口に入ると、
その中に、なんと鶏がちょこんと。
この神社ならではの光景で、思わず足を止めてしまうほど可愛らしい。
棚の上に鶏が一羽、のんびりと座っていました。
「ここが涼しいんだよ」と言っているみたいで、
この神社の穏やかな空気を象徴するような存在







さらに進むと、
国宝の黒漆と金箔の社殿が太陽を受けて輝いていました。







絵馬が風に揺れてカラカラと音を立て、
木の香りがふわっと漂います・・
まさに“大崎八幡宮の空気”そのもの。

参拝を終えて時計を見ると、
予定より時間が押していることに気づきました。

本当は仙台城跡にも寄るつもりだったけれど、
12時30分のすし哲の予約に間に合わせるために、ここは潔く断念。
「次に来る理由ができたね」と前向きに切り替えて塩竈へ。

車ですし哲さんまで車で約1時間。
予約時間の12時30分に間に合います。
すし哲さんでどうしても食べたいものがあったので
予約をいれたんです。

すし哲さんの駐車場に車を停めて、
さあ行こうと思ったら・・
お店がどこにあるのかわからない。
ちょっとウロウロしたけどわからなくて

方向が合っているのか不安になって電話をすると、
「今、外に出ますね〜」と優しい声。

数秒後、お店の前から女性が手を振って
「こっちですよ〜!」 と迎えてくれました。

塩竈の町の人の温かさを感じる瞬間でした。

「座敷とカウンター、どちらがよろしいですか?」
と聞かれ、迷わず即答。

「カウンターでお願いします!」

カウンター席に腰を下ろした瞬間、
クマさんが目の前の職人さんにすぐ声をかけました。

「震災の被害はどうでしたか」

その問いかけには、
この町のことを思う気持ちがにじんでいました。






職人さんが
「ここまで水が来たんですよ」 (壁の白いテープの印まで)
と静かに話してくれました。

すると奥から女性店員さんが、
震災当時、水浸しになった店の写真を持ってきてくれました。







その写真には、
あの日の塩竈の現実と、
そこから立ち上がった強さが写っていました。

クマさんも深く頷きながら話を聞き、
そこから会話が一気に弾んでいきました。

お勧めを聞いて出してくださったのが
つやっとした赤身が美しいカツオ。
お店で仕込んだポン酢をたらして。







ひと口食べた瞬間、
「えっ、こんなに美味しいの…」
軽やかで香りがよくて、
最初の一皿から心を掴まれました。

そして、いよいよホヤ。
人生で初めての味。
透明感のある身、海の香り。







ひと口食べると、
「初めての・・どう表現したらいいんだろう」
そんな不思議な感覚。
でも食べ進めるほどクセになる。

そんなとき黙ってお寿司を握っていた大将が
とびきりの笑顔で「初めてのホヤどうですか?お口にあいますか?」
「どう表現して良いのかわからない初めての味です。
食べ進めるとくせになりそうです」
「ホヤを食べたあとに水を飲むと甘く感じますよ」
と言うので試してみると・・本当に甘い。

お酒だともっとまろやかになるそうです。

最後にいただいた握りは、
どれも端正で美しく、
シャリの温度もネタの香りも完璧。







クマさんは職人さんと笑いながら、
私はその横で頬をゆるめて時々会話にはいって
とても楽しいランチの時間になりました。


続く


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Last updated  2026/06/05 05:51:19 PM
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