TEA TIME

TEA TIME

2005.01.21
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カテゴリ: イギリス
いろいろと書き綴ってきた、

イギリス日記は、思い出すことがあったら
その都度アップする事にします。

______________________________


15年前のイギリスボランティア留学日記です。
連続小説風になっていますので、初めてのかたは
左のフリーページを見てもらえたら幸いです。

LDのクライアントのグループホームでの同居生活にもすっかり慣れ、

クライアントたちがこういった。

「teaは今までの中で、ベストボランティアだよな」

え・・・??なんで・・・・???

「だって、こうやって一緒にテレビ見てくれるじゃない。
今までのボランティアは、料理と掃除のときだけ出てきて、
それ以外の時には、自分の部屋に閉じこもるか、出かけるかだったし」

「ちゃんと休みをとるときには、前もって言ってくれるから
その時にはちゃんとソーシャルワーカーがきてくれるし」

「そして、こうやって僕たちの話をちゃんと聞いてくれるよね。
今まで、ちゃんと話を聞いてくれたボランティアはいなかったよ」

あ・・・・・

会話の練習とばかりに、彼らともいろんな話をした。

私は単に英語を聞いて、話していたつもりだったが、
彼らにしてみたら、「自分の話をしっかり聞いて、きちんと受け答えしてくれ、
自分のことを真剣に考えてくれる人」になっていたらしい。

確かに今までのボランティアはイギリス人の若者ばかりだったらしいし、

おかしくはない。
私だってこれが日本で、「おかあさんといっしょ」を見たかと問われれば、
イエスと答える自信はない。
義務ではないのだから。
それなら自分の部屋で好きな本でも読んでいたほうがいいかも。

彼らの英語は、簡単なフレーズが多いし、私の稚拙な英語がかえって
彼らにはとても優しい・心のこもった言葉に響いたようだ。


いよいよ、このプロジェクトを去るという日、
クライアントたちは仕事を休み、見送ってくれた。

そして、それぞれにお別れのhug&kissをしてくれた。
実は、半年間彼らと一緒に暮らしていて、
hugもkissもしてくれたのは初めてだった。

「次のボランティアも日本人だったらいいな・・・・」
ロバートがつぶやいた。
彼はことあるごとに「この間の戦争」といって、
第二次世界大戦の話を持ち出していた人だ。

ちょっとは日本&日本人のイメージアップに貢献できたかな・・・・。


こうして、イギリスでの1年間のボランティア生活はおしまい。

本棚を整理していたら、当時使っていた
顔写真つきの市民プールの会員証や献血のカード、図書館のカード
コーチの割引カードなんかが出てきた。

はぁ~~~、若かったなぁ~~~(笑)。


これからも「話の聞ける人間」を目指していきたい。





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最終更新日  2005.01.21 22:57:17
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