全320件 (320件中 1-50件目)
![]()
消えたフェルメールを探してサブタイトル「絵画探偵ハロルド・スミス」先週、渋谷で友人とランチをした帰りにひとりで観に行きました。1990年に盗難に遭って以来、未だに発見されないフェルメールの「合奏」。女流監督が自ら電話をかけ「合奏」の調査を依頼したのが盗難にあった美術品の調査を長年続けていたハロルド・スミス氏でした。この映画は、実在の探偵ハロルド・スミスと共に幻の絵画「合奏」の行方を追うドキュメント作品です。このハロルド氏。片目だけのサングラスと義鼻は、若い頃皮膚がんを患ったためのもの。ユーモア溢れる語り口と人柄の良さで周りを魅了します。新聞記者、元美術品大泥棒、警備員などとのやりとりは、とても興味深く、わくわくしてしまいました。そして、何より心に残るのは、「合奏」を語る人々の声。部屋にさしこむ光の美しさ。まるで音楽が聞こえてくるよう。赤い椅子。大きな後姿の男。映像を通してでもこれだけ素晴らしいのですから、実物を前にしての感動は、計り知れないでしょう。どうやらこの盗難事件の背景には、アイルランド独立派の組織が存在し、盗難は政治的取引のために仕組まれたものであることを仄めかし、ハロルド氏の死去によって未解決のままこの映画の幕も閉じられました。ああ、切ない。ハロルド氏の最期の言葉が忘れられません。「絵の回収は社会の意識にかかっている。」と。近い将来、「合奏」が私たちの目の前に現れることを心から願っています。★こちらも読んでみたいです。 ★最近読んだ本@私編 ★最近読んだ本@ユウキ編
2008.12.03
コメント(4)
![]()
先週金曜日、「フェルメール展」へ行ってきました。昨年、「牛乳を注ぐ女」を見過ごしてしまってがっかりしていた時に「来年は、今世紀最大のフェルメール展があるらしい。」というニュースを目にして、とても楽しみにしていたんです。それでも、結局行けたのはやっと開館3ヶ月後。すっかり混雑してからになってしまいました。期待どおり、今回の展覧会は7点ものフェルメール作品を生で観ることができるという信じられないような企画10時には入館したので、ひとつひとつの絵の前で並びはしましたが、どの絵も、すぐ目の前で観ることができました。(お昼帰る頃には、入場制限もされていたようで、入館を待つ人たちの長蛇の列ができていましたので、これから来館なさる方は、できるだけ早い時間にいらっしゃったほうが良いと思います。)手を伸ばせば、本物が届くところに自分がいるというなんともいえない感動を味わえるというのは、伝説の天才画家フェルメールの名前の威力だったのでしょうか。昨年、偶然BSで映画「真珠の耳飾りの少女」を観たのですが、その時感じたのは、たった一枚の絵が、数々の人の手に渡り、そして色んな人の人生に影響を与えてきたということ。芸術の背景には、必ず人間ドラマがあるのだなということでした。約400年経って、それが私の目の前にある。心が震えました。中でも一番印象深かったのは、「小路」というフェルメールとしては珍しい風景画でした。煉瓦の赤や木々の緑色の深さ、そして雲の中からかすかに覗く空の色など決して、写真では伝わらない色がそこにあります。思わず景色にすいこまれそう。後に待ってらっしゃる方たちのことを思うと早くこの場所をお譲りしなくてはと思う気持ちともっと眺めていたいという葛藤があった絵は初めてです。他に7点のフェルメール作品の他にもデルフト出身の数人の画家たちの絵もありました。そして、会場にはフェルメールの数々の有名な絵が実物大で紹介してあり、そこに私が20歳くらいの時に観た「「真珠の耳飾りの少女」が。(ずっと私は、これを「青いターバンの少女」って呼んでいましたけれど。)その時、どうして展覧会に行ったのか、誰と行ったのか全く記憶はないのですが、目の前にこの絵が現れた時の感動は、今もなお、はっきりと蘇ってきます。私の中では、ものすごく大きい絵に感じられていたのに、今回、実はそれがとても小さい絵だったことに驚いてしまいました。こうやって、見る人それぞれのフェルメールがあるのですね。今回、私の見た7枚は、時間を経てどう映っていくのかと考えると楽しい。やはり本物との出逢いって素晴らしいなってつくづく思いました。今月中には「消えたフェルメールを探して」も観たいなって思いながら、スケジュール帳を眺めているところです宇治のお抹茶の味が忘れられず、思わず購入。届くのが楽しみ~
2008.11.16
コメント(3)

2:30に京都駅に着いたら、地下鉄に乗り換えて「蹴上駅」下車。 約徒歩10分で南禅寺に着いたら、雨がすっかりあがってました。 日本三大門の一つとして有名な三門です。 確か歌舞伎の石川五右衛門の伝説で有名なところですよね(?!) とにかく雄大で力強い建物でした。 疎水 琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路だそうです。 かすかに色づいた紅葉が水道橋に赤煉瓦色に映えて美しく、 見ているだけでため息がこぼれます その後、哲学の道を散歩しながら、目指すは「よーじやカフェ」へ。 さすがにお店は混んでいたのですが、 待っている間は敷地内にある雑貨屋さんで時間を潰すことができました。 あぶらとり紙の他にシルクが主成分のハンドクリームや ゆずの香りのリップクリームなども購入しました。 待ちに待った抹茶カプチーノ 雑誌で見た時からこれが飲みたかったんです 運ばれてきた時は、あまりの美しさに思わず友人と歓声をあげてしまいました。 お砂糖の甘さと抹茶のほろ苦さがマッチして、とっても美味しい~ 目も舌も満足させていただきました。 夕食は、予約しておいた「京料理日月庵」で湯葉懐石をいただきました。 こんなに思う存分、湯葉を食べれるなんて幸せ~と思うほどのボリュームでした。 入店する頃には、たくさんの人で賑わっていたお土産屋さんたちも 全て閉まっていて、清水寺に向かう道もとても静か。 七味とうがらしを買えなかったのは残念でしたが、 日暮れの静かな京都もなかなか風流で良かったですよ タクシーで京都駅に向かい、お土産屋さんをはしごしたら急にどっと疲れが。 (お土産屋さんではりきりすぎた) 京都駅20:32発 のぞみ98号に乗って帰途への旅へ。 家に帰り着いたのは23:30でした。 布団に入っても、さっきまでは京都にいたんだよなと夢心地~ 日帰り旅行なんてひとりでは絶対、実現しなかっただろうなと 地図を持って、引っ張っていってくれた友人と 快く送り出してくれた家族に感謝しながら眠りに着きました。 京土産~ これ、何年ぶりに食べたかしら?!お土産店で見つけた時は、とても嬉しかったです。
2008.11.15
コメント(2)

いよいよここから、私の中での今回のメインイベント 平等院から宇治川にかかる橘橋、朝霧橋を渡り、博物館「源氏ミュージアム」へ!! 宇治十帖モニュメント これは、源氏物語宇治十帖の中で、匂宮と浮舟が小舟で橘の小島へ渡った場面を モチーフにしたモニュメントだとどこかで読んだことがあって、 ずっと見てみたいと思っていたんです。 実物を前にただただ感動 後ろに見える朱色の橋が朝霧橋です。 浮舟が身を投げたといわれる宇治川は、 雨が降っていたこともあってか、心なしか寂しく感じました。 流れも早く、ずっと覗き込んでいたら 浮舟が怖がって匂宮に身を寄せたという小舟でのシーンが浮かんできました。 源氏ミュージアム内に飾ってあった源氏絵巻を描いた灯篭 先月は、四百基を超える灯籠が宇治川沿岸を照らしたそうです。 ああ、見たかったなあ。 でも、まさか一部をここで見れるとは思っていなかったので、本当に嬉しかった~ ミュージアムの中では、平安京の王朝文化の紹介 (当時の貴族の暮らしを再現した舞台や、装束や調度品など)と、 宇治十帖の名場面(薫が大君と出逢うシーン)を再現したセットや 映像、模型(六条院)を通して、登場人物と物語に触れていました。 また、宇治十帖をテーマとした新作の映画「橋姫」も上映されました。 正直、源氏物語の実写はきっついなあという感じ。自分の中の薫と匂宮のイメージが。。 (その点、NHKの人形を使った映像は美しかったです。) この街の人たちが、宇治を誇りに思っているのだなということは、 びんびん伝わってきましたけれどね。 全体的にここの展示物は、観光客にわかりやすく源氏物語を紹介するという感じのもので、 正直先月横浜で見た展示会と比べると感激は薄かったかも。 でも、広く後世に伝えていくためには、こういう場所こそ大切なのでしょうね。 宇治を離れる前に「伊藤久右衛門」にて昼食&休憩。 温かい茶そばで身体が温まった後は、 お待ちかねの抹茶デザート。 ほろ苦い抹茶ゼリーのぷるぷるした食感がたまらなく美味しかったです お土産に抹茶ロールケーキと粉末緑茶を買って 京都行きの快速に乗りました。 友人が購入したこれらも美味しかったそうですよ。 続く
2008.11.15
コメント(0)

先週土曜日、友人と京都へ日帰りで行ってきました。 名付けて大人の遠足 品川6時24発 のぞみ3号で出発。 京都8時29分着後、奈良快速で宇治駅へ。 電車を降りると雨も降り、とても寒く、 ふと「京都は盆地」という言葉が頭によぎりました 宇治観光協会で「特別観光パスポート」をもらうと同時に 温かいお茶をいただき身体もぽっと温まったところで、 平等院表参道といわれる道を10分ほど歩くと平等院に到着!まずは、庭園内を散策です。 鳳凰が翼を広げたような鳳凰堂が池に映って、とても優雅。 開館直後の早い時間で団体客もいなかったということから 10円玉と同じ風景をほとんど人物なしで写真に写せました。 その後、鳳凰堂の中へ入り、阿弥陀堂の中のあの有名な 「阿弥陀如来像」をすぐ目の前にしながら(最前列) 会場の方の説明を拝聴することもできました。 教科書やTVで見るより、実物の仏様のまなざしはずっと優しく、温かかったです。 周囲の壁や両脇の扉には九品来迎図や極楽浄土図が描かれ、 左右上部はたくさんの雲中供養菩薩像で埋め尽くされていました。 現在ではすっかり色あせていますが、それがかえって 歴史の重みを感じさせてくれます。 そして、敷地内の「平等院ミュージアム鳳翔館」も拝観。 ここには、鳳凰堂の屋根の上の一対の鳳凰や 堂内で見た雲の上に乗って様々な楽器を持った雲中供養菩薩像の数々、 壁画の一部を実物を間近で見ることができました。 この鐘は、庭園内に懸けられていたものですが、 実物は一対の鳳凰同様、保存上の見地から取り外されて館内に収蔵され、 これもまた、間近で拝観できました。 唐草模様や踊る天人や竜の姿がくっきりと繊細に描かれていましたよ。 そして、館内にはコンピューターグラフィックにより党内全体を再現したものもあり、 当時の色鮮やかでとても華やかな世界を目にすることもできました。 さぞ平安時代の人たちは、これらを見ながら 極楽浄土を夢描いていたのでしょう。 当時の人々の想いを感じた後に、再び庭園の鳳凰堂を見ると また新たな感動を覚え、本物の威力を感じました。 続く
2008.11.15
コメント(0)
![]()
日毎に秋が深まってますね。 源氏千年の今月、連日TVでも源氏特集が放送されて ますます源氏熱に浮かされています 今週、水曜日は、待ちに待った「幸田弘子 怪かしの異界に遊ぶ秋」に行ってきました。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~kodahiroko_nokai/koda-img1/koda0810-2.pdf 幸田弘子さんは、50年源氏物語の原文朗読をなさってきた方です。 今回の講演会は、「源氏物語」の中でも最もドラマチックな「葵」の巻を 千年前に書かれた原文と、その瀬戸内現代語訳との対比を 美しいフルートの演奏と共に楽しめるという とても贅沢な企画でした。 瀬戸内寂聴さんの現代語訳は、幸田さんが 声に出して読みやすいものを書いてほしいとの願いで産まれたものでもあります。 この夏、瀬戸内寂聴さんの講演会で自ら 「私の現代語訳は、一文一文をできるだけ原文に忠実に訳してあります。」 っておっしゃってたことの意味が、今回の語りでよくわかりました。 原文と現代語訳のリズムが同じで本当にわかりやすい。 その上、幸田さんの語りは、本当に明朗で美しいので まるで音楽を聞いているように心地よく 源氏の世界を味わうことができました 明日は、「そうだ、京都へ行こう!」ってことで急に思い立って 友人と日帰りで京都 紫式部のふるさと宇治へ行ってきます。 明日は、5時前に家を出なくてはいけないというのに 遠足前の子供のように今夜は、興奮して眠れそうもありません。 源氏誕生千年の京都、しっかり目に焼き付けてこようと思います。幸田弘子(朗読)/美しい日本語 聴いて味わう日本の三大古典(CD)
2008.11.07
コメント(0)
![]()
今月初め横浜美術館の「源氏物語千年特別展」に行って以来、 ますます源氏熱がヒートアップしています。 先週、読んだのは、瀬戸寂聴さんの「源氏物語の女君たち」と「源氏物語の男君たち」。 源氏の登場人物のキャラクターがとてもわかりやすく描かれていて、 楽しいです。 また、このタイトルで、今年、NHKでも 寂聴さん自らが語る形で特集されました。 「男君」は、11月2日?3日?にBSで再放送されるようなので、 今度こそ録画しなくては! 今、読んでいるのは、橋本治の「窯変源氏物語」。 寂聴さんの「女人源氏物語」が物語に登場する女人たちが語っているのに対して、 こちらは、源氏の一人語りになっています。 「「窯変」(ようへん)というタイトルのとおり、 雅な幻想世界が、釜茹でされてどろどろに煮詰まっちゃった感じ。 今まで読んだどの源氏より、 人間の醜悪な部分、現実的な部分がクローズアップされていて、 文章もかなりしつこい。 でも、人間としての源氏がぐっと近くに感じられて、 これがまた、面白いんですよ。 装丁もとてもユニークで人間相関図に推定年齢が加えてあったり、 ところどころに外国人モデルの写真や見出しにフランス語があったりと 遊び心満載なところも良いです。 1巻から14巻の内、今やっと5巻め、光君の人生後半にさしかかったところ。 これから面白くなってくるのよね~。 ああ、楽しみ~おまけ 今週、どろどろ源氏の間の息抜きに読んだ本の中で 面白かったのは、石田衣良の「シューカツ」。 これを読むとつくづく大学受験がゴールではないんだなって思えます。 爽やかな読後感が味えるお勧めの一冊。
2008.10.23
コメント(2)
![]()
映画レディースディの水曜日、「容疑者Xの献身」を観てきました。共に天才的頭脳を持った石神と湯川。あくまでも論理的にたったひとつの真実を解くという彼らの信念をも揺り動かし、人生を変えてしまったものは、「愛」と「友情」という非論理的な感情だったとは。。。う~ん。実におもしろい!!原作本が文庫化されて、本屋に並んでいるのを見て何度も手を伸ばしたくなるのをぐっと堪えた甲斐がありました映画が始まっていきなり殺害シーンを見せられ、加害者も被害者も共犯者も明らかにされ、そして、いつの間にか私たちをも共犯者側に。とにかく天才数学者石神役の堤真一さんの演技が素晴らしかった!!人を愛する切なさが身体中から伝わってきて最期はずっと泣かされっぱなしでした。また、ラストに流れるテーマ曲「最愛」が良いんです。「愛さなくていいから 遠くで見守っていて♪」う~今でもいろんなシーンが思い出されて泣けちゃいます。「無償の愛」とはこういう愛し方をいうのだなって。ぐっと心が揺さぶられました。当初の予想を良い意味で大きく裏切り、テレビドラマのガリレオとはまた違った湯川@福山さんも楽しめましたよ★こちらは、もう予約しちゃった♪ おまけ映画の帰りにL'OCCITANE カフェでお茶。写真は、季節限定の二品です。私が食べた「王様と貴婦人のクレープ」友人が飲んだ「グレープのアールグレイティ」
2008.10.15
コメント(2)

今夜からフジテレビ ノイタミア枠にてアニメ版 「のだめカンタービレ巴里編」がスタートしますね。 のだめファンのみなさん、 録画の準備はOKですか?! 先週、10月1日(水)ユウキと『のだめオーケストラコンサート』へ行ってきました。 前半は、今までの既に放送した曲の中から3曲と 後半は、巴里編にちなんだ曲から数曲。 プログラムは配られず、その都度スクリーンに表示されたので 次、なんだろう?ってわくわく~ でも、やっぱりプログラムくらい欲しかったかな。 私の記憶だと演奏された曲は、こんな感じです。 一幕 ベートーベン 交響曲第7番イ長調 一楽章 ラプソティ・イン・ブルー (ソロ ピアニカ) ラフマニノフ ピアノコンチェルト第2番ハ短調 一楽章、三楽章 二幕 東京de巴里 (アニメオープニング曲らしい) ひとり ゴスペラーズ SKY HIGH ゴスペラーズ(アニメエンディング曲らしい) ロッシーニ 歌劇「ウィリアムテル」序曲 デュカス 交響詩 「魔法使いの弟子」 ラヴェル ボレロ アンコールには、ソフトバンクのCMでおなじみの プロコフィエフのロミジュリのあの曲でした。 ラフマニノフコンチェルトのソリストは、 池田なんとか君という遠目で見ると まるで千秋様という風貌の若手ピアニスト。 東京de巴里のバイオリンを弾いているのは、元オーボエ奏者の 宮本文昭さんの娘さんでサラサラヘアーがとても素敵な 可愛いお嬢さんでした。 フジテレビの軽部アナウンサーが司会なさったんだけれど 紹介する時に宮本笑里(えみり)さんを辺見えみりさんと 間違えて呼んでしまったのが笑えました。 いや、あそこ笑ってあげないと、軽部さん落ち込んでたから可哀想だったし。。 (紅白じゃなくって良かったね>軽部さん) 演奏中にもスクリーンではアップで映し出していたのですが、 どこかやまピー似のイケメンフルーティストばかり映されてたわ。 カメラマンの好み?! う~ん、クラシックの世界でもプロで生き残っていくには、 ますますビジュアルも重要なんだなと実感しました。 私が一番、凄いって思ったのは、ボレロのトローンボーンの演奏。 思い切り聴かせてくれました。 日本の金管もここまできたかって感じ ほんの2、30年前でもボレロのこのクライマックスの部分で ずっこけるというシーンはいっぱいあったのよ。 若手演奏者たちのテクニック、どんどん進化しているんですね。 演奏と一緒にひと足先に今夜放送の巴里編の映像も観てきましたよ。 指揮者の梅田氏のお話によると、今までのアニメ版のだめは 指揮のシーンは、静止画だったのだけれど、 今回は、梅田さんがもじもじ君みたいな全身タイツをはいて 身体中にセンサーをつけて指揮を振り、 それを元に演奏と共に動く画を作成したそうです。 ユウキは、一楽章だけとはいえ、べト7を生で聴くという念願が叶って 大満足だったようです。 でも、やはり全曲聴かせたいなあ。 七番はなかなか演奏会でやらないけれど(それでものだめのおかげで増えたけれど) 第九はこれから、シーズンですものね。 というわけで、思わずこんなものも買ってしまいました。 (会場限定という言葉にも負けた) かなり読み応えありそうな一冊です。 今年の第九はより楽しめるかも。 ストラップの丸顔の千秋様、可愛いでしょ ピンバッチは、ガチャポンでゲット。 お腹いっぱい食べると眠くなるからと アンドオンアンドでドーナツとスープ、ドリンクのセットで軽く夕食。 生地の中のメープルシロップが解ける感触がとても美味でした 次回は思い切り贅沢して、一個400円のドーナツを食べてみたいものです。
2008.10.09
コメント(0)
![]()
昨日は、夏休み後半以来、初めてのユウキ部活なしの休日。 珍しく友人たちとの遊びの約束もなし。 どうやら部活の帰りに散々遊んでいたので 今月のお小遣いはもう、底をついてたらしい(笑) 親は金づるだとわかっていながら、 「ねえ、映画でも見に行かない?」との誘いに ブンブン尻尾を振って喜んでいる自分(汗) それを見ながら 「なんだよクソガキ、調子いいなあ。 そんなに一緒に行きたいなら行ってやるよ。」 と口では言いながら、まんざらでもなさそうな旦那(笑) 騙されているのはどっちも一緒です ネットで公開中の映画を観ながら散々迷った挙句、 「二十世紀少年」を家族三人で見に行きました。 ユウキは封切と同時に友人たちと観に行ったからこれで二度目。 最近、学校の友だちに原作を借りて読んで もう一度映画も観たくなったみたい。 映画は、とても楽しかったです。 私も息子に便乗して借りて原作を読んだのですが、 少年漫画に慣れない私は部分的に???な部分も多かったので、 これですっきりって感じ。 よくシンプルにまとめたね~って感心しちゃいました。 特にオッチョ役の豊川悦治さんは、オーラがバリバリ出ていて カッコ良かったなあ 若い頃(特に「愛しているといわないで」や「青い鳥」の頃)も とにかく素敵で大好きだったけれど、 最近はそれに渋さも加わって、本当に良い役者さんになったなあって思います。 ユウキも原作では、ショーグンに一番憧れているようで ふたりでかっこいいねえ~と盛り上がってました。 他の役者さんも、雰囲気にぴったりという魅力的な人が多く 楽しめました。 まあ、原作に思い入れのある人にとっては 色々言いたいこともあるでしょうけれどねえ。 私はとにかく早く続きが観たいなあ。 次回は1月末公開らしいですね。 今から楽しみです。★ユウキがこの頃、読んでた本
2008.09.28
コメント(0)
![]()
大学時代からの友人が目黒区駒場を拠点に定期的に親子で楽しめるコンサート 「音楽の花束」をプロデュ-スしています。彼女は、中2の男子を筆頭に三人のお子さんのお母さんです。本日、その「音楽の花束」の定期演奏会オカリナとオーボエで綴るこころのふるさとへ行ってきました。 プログラムはこんな感じ。 花の季節 ロマニー民謡 ハナミズキ 一青 窈、マツコタツロウ 翼をください 山上路夫、村井邦彦 ディズニーメドレー ~いっしょにうたいましょう~ 春の小川や赤とんぼなど日本の唱歌6曲 モルダウ スメタナ ナポリの踊り歌 チャイコフスキー 小さな恋のメロディ B&R&M Gibb 会場の半分は小さい子どもたちと半分は、お父さん、お母さんたち。 約一時間のコンサートだったのですが、 もともとお行儀の良いお子様ばかりだったからか、 小学校の音楽の先生の経験のある友人(ピアノ伴奏)のおしゃべりがうまかったからか、 奇声を発したり、歩き回るような子もいなくて、みんなよく聴いていましたよ。 やはりディズニーメドレーは小さい子に人気のようで そこでは一段と子どもたちの目が輝いているように見えました。 途中でオカリナ奏者の太郎君がオカリナの説明を クイズを交えながら話してくれたのですが、 それがとても興味深かったのでちょっとだけご紹介。 「オカリナってどこで産まれた楽器だと思いますか?!」 子どもたちが次々に声をあげて 「モンゴル~」 「中国~」 「韓国~」 音色からアジアンな雰囲気を想像した子が多かったみたいですが (太郎君の風貌からも連想したとも言える。。 ) 答えは、イタリア。 オカは、イタリア語で「小さながちょう」だそうで 形が似ているところからつけられたとも言われているそうです。 私は、てっきり木でできている木管だとばかり思っていましたが、 セトモノなんですって。 それから演奏中、大小いくつかの楽器を持ち替えていたのですが、 これはオカリナは、1オクターブと少ししか出ない楽器だからだそうで いくつかの楽器をつなげて演奏するのだとか。 とにかくオーボエとの音色の相性がばっちりで素敵な演奏でした。 久しぶりに太郎君とも友人ともお会いできて、私もとても嬉しかったです。最後にまたまた友人のために宣伝です 次回の「音楽の花束」コンサートは、 お正月の特別企画として2009年1月10日(土)午後4時半開演 こまばエミナース大ホールにて パーカッションだけのオリジナルコンサート 「かいぬまさんちの打楽器倉庫」 チケット 大人3000円 小学生、幼稚園児1000円 だそうです。 パーカッションがお好きな方、ご家族で音楽を 楽しみたいなという方はどうぞ ★豆乳マフィン★デパ地下で「楽天市場で大人気!」の文字を見つけて思わず買ってしまいました。甘さ控えめ、とても上品な味で大満足でした。
2008.09.27
コメント(4)
![]()
9月になって芸術展ふたつを堪能しました。 ひとつめは、二科展へ。こちらは、主人の知り合いが審査員ということもあって 毎年、招待状をいただけるのです。 ご自身も出展なさってらっしゃるので、ふたりで観てきました。 知り合いの方の絵はとても独創的なのでぱっと目に入りました。 とはいえ、出展枚数が膨大なので、予め部屋番号を聞いていないと なかなか探せなかったかも。 とにかく半日歩いてもまだ三分の一も見ていないって?ってほどたくさんの作品が展示されていますから。 今年はラッキーなことに、ふたつめに入った部屋で 偶然工藤静香さんの絵に遭遇できました。 海の底に竜が浮かんでいる絵。 明るい色調で綺麗な絵でした。 ネットで検索したらありました! そうそう、この絵です。 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/09/05/KFullNormal20080905040_p.html 私は、写真展の地方のお祭り風景などを見るのが結構、好きです。 あと彫刻なんかも面白い。 特に訳わかんない感じの作品。 タイトル見て、へ~そうなのって感じの。 これ作ってる人、どんな人なのかな?って想像するのが楽しいの。 この美術館は、建物もとても素敵で、カフェでお茶していると ニューヨークの吹き抜けのビルにいるような開放的な気分になれます。 楽しいひと時でした。 もうひとつは、9月24日(水)のNHK交響楽団定期演奏会へ。 実は、定期会員の友人がいらっしゃれないというので 代わりにチケットを譲っていただいたのです。 N饗の演奏を聴くのは何年ぶりだろう?! サントリーホールのオケの真上の席ということもあって メンバーひとりひとりがすぐ近くに見えてそれも楽しかったです。 すっかり世代交代した演奏家たちの中にもちらほらベテラン組の姿もあり。 大学時代の先輩や同級生の姿も。 かなり髪が後退している方もいらしたわ(笑) あ~あの人、阪神ファンで飲むとチェロで六甲おろしを弾いていた人。 あれからもう二十年だものね。 演奏家としては一番油がのっている頃なんだよな。 ずっと一線で演奏し続けているんだよな、凄いな。 中国の新鋭作曲家タン・ドゥン自ら指揮する日本初演の場面に立ち会えたというのも とても幸運なことでした。 だって、新曲は演奏家たちの気合も違うもの。 終始、高度なテクニックをぶつけ合うシーンが見られ、 もう、もう、大興奮 二曲ともオリエンタルなムード満載の素晴らしい曲でした。 特に十二人のチェロの演奏は、また聴いてみたいです。 つくづく音楽も一期一会だな~と。 素敵な機会をくださった友人に感謝です ★最近、読んだ本★
2008.09.26
コメント(0)

先週日曜日、やっと雨があがったので、旦那とふたりで 久しぶりに吉祥寺井の頭公園を散策しました。 鳥良の看板を見た途端、お腹がすいたので 遅めのお昼をいただきました。 こちらは土日のみランチタイムもオープンしています。 でも、ちょうどお昼時は混んでいてなかなか入れない。 この日は、もう二時近かったので、10分くらいで席につけました。 吉祥寺にたくさんある老舗の唐揚げ専門店鳥良ですが、 公園に近いこの店だけは雰囲気がおしゃれです。 ラッキーなことに、この日はオープンテラスの席に座れたので、 公園の緑を借景に竹やぶをながめながらお食事しました。 井の頭公園入り口付近でクラシック演奏していた弦楽トリオの 生演奏が聞こえてきてますます癒されました 写真は、秘伝のタレが自慢の手羽先唐揚 (甘口と中辛 一人前ずつ¥420×2) 甘辛いタレとふりかけてある胡麻がとても良い相性。 中辛でも充分、辛い。 美味しいです 旦那も、手羽先唐揚げの辛いのは本当に合うんだよなと嬉しそうに をお代わりしてました。 それからもうひとつのお勧めの一品、親子丼、卵が甘くておいしい。 量もご飯茶碗いっぱい分くらいなのも良かったです。 これが席から見える竹やぶ。 (写真、相変わらず下手ですね。だいたい逆光だっ) これは私にとっては、とってもタイムリーな出来事だったんです。 ちょうど数日前に愛しの森見登美彦氏の新刊の「美女と竹林」を読んで 竹やぶ、入りたいなと思っていたので。この作品はエッセイなのですが、妄想街道まっしぐらって感じで 実にモリミーらしい(笑) 果てなく広がる妄想にも、しっかり現実的な部分があり。 どこまでが「虚」でどこからが「実」なのか?! あいかわらず文章はイチイチ面白いし、すっかりモリミーワールドに ひきずりこまれてしまいました 同年代の京大出身でこれまた同じ京都を舞台にした作品で人気のある 万城目学氏のエッセイ「ザ・万歩計」が、 のりつっこみ風の「マキメのすべらない話」を集めたものだとすると こちらは、ちょっとオタクっぽいチュートリアルの笑いに 通じるものがあるかな~なんてひとり思ったりして。 ただこの「美女と竹林」、森見氏の作品でこれが最初って人は あまりお勧めしません。 できれば彼の小説を読まれてモリミーマジックにかかった人のみ 楽しめる作品でないかと。 (文体、作風ともに癖があるので、合わない人には全く合わないだろうから) 私のお気に入りは「四畳半神話体系」や「夜は短し歩けよ乙女」などの青春ものかな 最近読んだ本ユウキが最近読んでいた本
2008.09.06
コメント(0)

こちらも遡り日記です。7月22日(火)翌日も朝食後、アウトドア男ふたりは朝から海でひと泳ぎ! 私も海辺を散歩しました。 もちろん日傘をさして。前日、風がなくてウィンドサーフィンができなかった主人は今日こそは!とはりきっています。 昔、よく通った由比ガ浜へ行ってみたいというので 鎌倉に向かって走りました。 折角だから鎌倉観光もということで、ビーチへ行く前に鶴岡八幡宮へ。 猛暑の中、白旗神社、頼朝の墓まで歩いてぐったりでしたよ お昼は、カキ氷で充分という感じ。 同じ暑いのでも、やはりビーチは気持ち良いですね。 水着になる気の全くない私は、ふたりがまた泳いでいる間、 海の家で涼みながら読書したり、海の家のおばちゃんやお兄ちゃんと 時々おしゃべりしたりして過ごしました。 お兄ちゃん、普段は美容師していて、夏の二ヶ月間は 定休日の火曜日だけここでアルバイトしているそうです。 とにかく海とそこに集う人が好きなのだとか。 う~ん、若いっていいね イケメンなのに気取らなくて、気遣いもできる。 思わぬ楽しい時間を過ごせました それにしても網に魚が捕れる度、 「ねえ、ねえ。見て見て。」って海の家まで見せにくる息子の姿は まだまだ無邪気でとても中2とは思えないほど幼い。 それを言うなら、あんな大きなボードをせっせと運んでいる旦那も 一緒かな~なんてふと思ってしまいました。 ビーチを後にして、もう最期のおたのしみの魚介料理を目指して「魚華」へ。 主人は生シラス丼、私とユウキは釜揚げシラス丼。 一緒にたのんだカリカリに揚がったかれいもとっても美味でした。 大満足 平日だったからか一時間半で帰りつけたのも嬉しかったかな。 一泊でしたが、充分楽しめた旅行でした。 ★8月後半に読んだ本から
2008.09.01
コメント(0)

今年もあと3ヶ月ということで遡り日記を書こうと思ったら、前月までのしか書けないんですね。でも、夏休みの家族旅行の記録としてこちらへ残しておきます。7月21日(月)ようやく主人と息子の休み予定が合いそうな二日間選んで ホテル探しを始めたのが先月終わり。 今年は車で行ける海の近くへ行こうということに。 というのも、旦那が昨年秋、「天国で君に逢えたら」を見て以来、 ウィンド熱が再燃してしまったのです。 (旦那の尊敬するウィンドサーファー故飯島夏樹の最期を描いた映画) 道具は全て10年前に処分してしまったそうなので 少しずつ買い足していたようで。。 3メートル近くのボードが宅急便で届いた時には 流石にびっくりしました 春頃から時々週末は近場の「彩湖」に出かけてボチボチ波乗りし始めていたようです。 宿は、前から行ってみかった「葉山ホテル音羽の森」の予約がなんとかとれました。(バルコニーのある部屋は流石にうまっていて残念!) 朝6時に家を出たら、もう7時半には到着できました 早速、朝から浜辺で遊ぶふたり。 この日は海の日だったからか、9時くらいには駐車場もいっぱいになっていました。 私はほとんど車の中で寝てたけれどお昼は開店と同時に「角車」へ。 葉山牛ステーキを食べました。 鉄板に熱した鉄塊がついていて、これがGOOD 焼き加減は自分で調節できるんです。 お肉は、しっかりした旨みを感じて流石だなって感じ。 そして、食後のデザートは、ミーハーな私につきあってもらってマーロウ葉山店へ。 いやあ、噂には聞いていたけれど、ここのプリンはでっかい 種類もいっぱいあるので散々迷って、私は小豆プリンを食べました。 なめらかなのにコクがあり、なんとも言えない美味しさ。 ああ、また食べたい 横浜そごうにも出店しているそうなので、 今度是非お土産に買って帰ろうと思います。 その後、ホテルにチェックインして着替えた後、 またまたすぐ近くの長者が崎ビーチへ ふたりは日が暮れるまで泳いでいましたが、 私は早々退散してホテルで読書を楽しみました。 夜は、とても楽しみにしていたホテルのレストランでのフレンチディナーが待っていました 前菜からサラダ、スープまでどのお料理も美味しかったのですが、 一番感動したのは、とうもろこしのパイ生地で包んで蒸したホタテのお料理。 それとやっぱり葉山牛のフィレステーキ。 ああ、とろけそう デザートもムース、ゴールデンパイナップル、生チョコと次々出てきたのも スウィーツ好きな私にはたまらなかったです。 (ゴールデンパイナップル、マンゴーシャーベットの一皿。 氷菓子が綺麗でした) それにしても気がつくと子どもと一緒にフレンチを楽しめるようになったんですね。★7月に読んだ本から
2008.09.01
コメント(0)
![]()
この二日間、女子ソフト観戦に燃えました 前日2試合21イニング318球をたった一人で投げ抜いた上野に感動。 そして、今日は手の豆を潰してしまったらしいのに、 昨日と変わらず淡々と投げ続ける姿に 誰もが心を動かされたはず。 とにかく彼女のためにも勝たせたい。そんな気持ちでいっぱいだったの~~~~決勝戦7回裏、広瀬が三遊間をファインプレーで2アウトを捕った瞬間、 嬉しくて泣けてきて、 旦那やユウキには、「早っ。」「もう泣いてんの。」 って笑われました。 優勝の瞬間、号泣 ある方がブログで「上野は星野ジャパンにはいりなさい。」って書いてたけれど(笑) ほんとそう思う!! 体感160キロと言われる彼女のボール、 (ソフトは投手とバッターの距離が短いから) 今の星野ジャパンの誰も打てまい。 ましてや、反町ジャパン(以下自粛) 何かと不愉快な思いの多い北京オリンピックに これで良い思い出ができそうです★最近 読んだ本
2008.08.21
コメント(2)

みなさん、すっかりご無沙汰していますが、楽しい夏をお過ごしですか?!ユウキは一昨日から三泊四日で鳥取の親戚の家へ遊びに行っています。夕べ「今日は大山牧場へ行ったよ。明日は三時に起きて、地引網をひきに行ってくるね。」って明るい声で電話がありました。先ほどクール宅急便でソーセージやらスモークチキンの詰め合わせが届きました。帰るまでに食べちゃったら怒るだろうなあ(笑)私も夏休みを楽しもうってことで、昨日友人を誘ってミュージカル「ミスサイゴン」を観にいきました。友人たちの感想を聞いて是非、行きたいなって思ってはいたんですが、公演自体は、10月までやっているってことだったので暢気にかまえていたんです。そしたら市村エンジニアと井上クリスは今月でおしまいだというじゃないですか。ちょっと慌てちゃいました(汗)二階席ではありましたが、なんとかおふたりの組み合わせ日のチケットがとれました。劇場へ行く前に帝国ホテルラウンジアクアで昼食を。今回は、アフタヌーンティセットをいただきました。写真はふたり分。温かいスコーンやキッシュが特に美味しかったです。マカロンはフルーツ味で爽やかなお味でした。さて、いよいよ帝国劇場へ。8月13日(水)マチネの主なキャストエンジニア 市村正親キム 知念里奈クリス 井上芳雄岸 祐二 ジョンエレン シルビアグラブトゥイ 泉見洋平ジジ 池谷裕子ここからはネタばれになりますので、これからご覧になるご予定の方はスルーしてくださいね。期待どおり井上君はとても良かったです♪アメリカ兵というには上品すぎる?とも思えなくもなかったけれど(まあ、我らが王子様だからねえ~)あの若さで心の機微をあれだけ表現できるのは大したものだと思います。クリスの苦悩がビンビン伝わってきて、切なくてたまりませんでした。何よりあの素直な声が好きですまだまだ上手くなるだろうなあ。これからが本当に楽しみな役者さんですね。知念さんは、幸薄いキムのキャラクターをとても上手に演じていました。でも、もともとが美声だとは思うのでソロではそれほど気にならないけれどデュエットになると喉声が目立ってしまいますね。あの発声で、喉潰さなきゃいいけれど。その点、シルビアグラブの声は良いなあ。とても伸びやかでもっと聞いていたいって思う声。大人の女性をしなやかに演じていたと思います。泉さんのトゥイ、怖かったですよ。迫力でした。私でもきっと殺してしまうって思ったもの。岸さんのジョン、岸さんの歌に泣けたのか、後ろの映像の子どもたちに泣けたのかはわかりませんが、「ブイ・ドイ」はとにかくショックでした。自分たちこそが正義と思っているアメリカ人をうまく演じていて、憎らしささえ覚えました。市村さんのエンジニアは、やはり別格って感じですほんと素晴らしかった。あれだけ惨い仕打ちをされても、ひたすらアメリカへの夢を捨てられない男の愚かさを体当たりで演じてくれました。愚かだけれど憎めない、エンジニアそのものでした。どんなシリアスな場面でもふっと笑わせてくれて心を軽くしてくれる。ほんと上手かったなあ~。思い切り魅せていただきました。そして、ストーリーについての感想。もし、もっと若い頃に見ていたら「クリスって酷い人!」って思っていただろうけれど今の私は、どちらかというとキムより彼に同情します。たった三年で結婚したのには、オイオイそれは早すぎるよって思ったけれど一時は声までも失うほど苦しんでいたんですよね。アメリカ人としての彼は、あの選択しかなかっただろうなあ。それが余計にこのドラマの辛いところ。一方キム。確かに母親が子どもと別れるより辛く悲しいことはないと思うけれど、本当に子どもの幸せを祈っているのならあそこで死んでほしくなかった。生きていくのが辛いなら、せめて明るく去ってひっそりひとりで死んで欲しかった。だってあれじゃ、まるで復讐劇だもの。悲劇の主人公を演じている愚かな女にしか見えない。この作者が戦争の悲惨さを描きたかったのはわかります。でも、根底に人種問題という根深いものがあるからこそどこかに希望の光みたいなものも見せて欲しかったです。何より辛いのは、これは実際にも起っていた悲劇であろうということ。あの映像でみた孤児の子どもたちの姿が忘れられません。偶然だけれど8月のこの時期にこの作品に出逢えて良かったと思います。☆最近、読んだ本☆
2008.08.14
コメント(4)

日曜日は、ユウキの英検受験後、新宿で待ち合わせて映画「DIVE!!」を観てきました。 本当は、一緒に英検受ける予定だった小学校時代の友人と観る予定だったそうですが、 その子は野球の公式戦と重なってしまって受験できず。 ふたりで同じ会場になるように同じ時間にネットで申し込んだり、 コンビ二で一緒に入金したりしていたらしい。 そもそも英検受けるって言ってるのも普段なかなか遊べない地元友と こうやって出かけるのが嬉しかったりするからでしょうに。 私は見たかった映画でしたし、息子とデートできてラッキーでしたが。(笑)ダイブ!!は予想していたよりずっと良かったですよ。 最近の邦画はほんと面白くなったって思いませんか?! 飛び込み競技の話で、原作で試合結果など知っている私たちでも これだけドキドキわくわくできたのだから、 スポ根好きな方たちには是非是非、観ていただきたい映画です。 私は原作読んだといっても三年くらい前一回読んだだけだったので 忘れている部分も多く、 「あんなシーン原作にはなかったよね。」と言うと 息子に「え~@@台詞まで原作のままだよ。」と呆れられました。。(汗) 彼の話だとかなり原作に忠実な作品らしい。 ただ、映画館に来ている人のほとんどは、水着姿のイケメン君たちを 観るのが目的だったようです。 特にジュノンボーイコンテストでグランプリに選ばれた溝口君(飛沫役)の サイン入りポスターの前は、写メする女の子プラスオバたちが群がってましたよ~。 映画の後は、ユウキが「父の日」のプレゼントを買いたいというのでGAPへ。 彼が「これ、好きだよね。」ってマネキンの前から離れなかったのがこれです。 うん、確かに。 でも、予算は2000円だそう。 (確かにお小遣いは一月4000円だからねえ~。} しょうがないから残りは私が払ってあげました。 帰りは、ウィンドサーフィンから帰った(今年になって10年ぶりに再開したんです)主人と 吉祥寺で待ち合わせてイタリアンレストランで翌々日の私の誕生日を祝ってもらいました。 以前から気になっていたアズ ダイニングです。 とてもアットホームな雰囲気でお店の人も気さくに話しかけてくれます。 主人が、「今日は妻の誕生日のお祝いなんですよ。」って言ったら なんとコースのデザートに手作りケーキをいただけました。 「ちょうどスポンジが冷蔵してあったので。 予めお聞きしていなくて慌てて作ったのでここまでしかできなくてごめんなさい。」 って。 いえいえ、何よりその気持ちが嬉しい 大感激でした。 美味しいお料理ともてなしに温かい気持ちになれた夜でした。 ランチは1000以下で飲み物も飲み放題なんですって。 吉祥寺は大好きな街でよく友人とも行くので是非、今度はランチもいただきたいです。 次の写真は、もうひとつの誕生日ケーキ。 誕生日の当日は、主人が出張でいなかったけれど ユウキが小さなケーキを一個買ってくれました。 (300円しかなかったのでデパ地下寄ったけれど買えなくて コンビ二で買ったそうです。 とても美味しくいただきました ここの新作バッグは、すぐに予約完売ですね。6月27日 18時 予約開始だそうですよ。濱野皮革工芸オンライン(バッグ)
2008.06.15
コメント(2)
![]()
最近は本当に寒いですね。おまけに今日は朝から雨。友人との約束が来週にキャンセルになり、思いがけずフリーな一日になりました。そして、今朝GW後半から読み始めた「源氏物語」瀬戸内寂聴訳をやっと読み終わりました。瀬戸内源氏は、淡々としていてとても読みやすかったです。個人的には、やはり円地源氏が趣深くて一番好きですが、いずれ息子が読みたいって言ってきたとしたら、これから読むと良いよって勧めると思います。あとがきにはとても丁寧な説明もありましたし、なるほどね~と作者ならではの解釈を楽しむこともできました。色んな人物関係やこれはどういうことだったんだっけ?みたいなグレイな部分がひとつひとつすっきりしていく感じが心地よかったです。ただ、私はやはり瀬戸内寂聴さんといえば、こちらのほうが好きだな。物語に出てくる数々の女性の目から見た源氏物語なのですが、これが本当に凄い。読んでいる内にいつの間にか自分が葵の上や紫の上になって嫉妬に狂ったり、源氏恋しさで胸が苦しくなったりしちゃいます。はるか昔、この中の六条御息所の巻を幸田弘子さんが朗読なさった舞台を観に行ったことがあったのですが、今でもその時の身を切られるような刹那さみたいなものは忘れることができません。それから何年かして朗読を勉強している友人に誘ってもらって幸田先生の「源氏物語」の原文を読む会(カルチャーセンターでやっていたもの)に参加させていただいたこともありましたが、朗読ってこんなに難しいとは!とその教室終了と同時に私も終了しました。ひとりでこっそり読むのは良いけれど朗読通のおばさんたちの前で読まされるのにはどうも居心地悪くって。幸田弘子の源氏をすぐ近くで聞ける時間だけが幸せでした。私はやっぱりひとり部屋でうっとり浸る源氏の世界が好きだな。何年かに一度訪れるマイ源氏ブーム。本屋さんで懐かしの「あさきゆめみし」文庫版が1巻から7巻まで化粧箱に入っている物を見つけて思わず買っちゃいました。
2008.05.14
コメント(4)

さて、母の日の日曜日は、雨が降ってユウキの試合も中止。 GWは部活と友だちとの遊びで一日も家にいなかったユウキも 久しぶりゆっくりと家で過ごしました。 朝からPCに張り付いているので何をしているかと思ったら 母の日だからって夕飯を自分で作ろうとメニューを探していたようです。 買い物は主人とふたりで行って、 「メニューは内緒。絶対台所へは入らないで。」 と私はひとり寝室に約一時間半隔離されて(その間、私は読書三昧♪) 出来上がったのがこれ。↓ メニューは じゃがもち、クラムチャウダースープ、サラダ、ガーリックご飯 でした。 玉ねぎのみじん切りに泣き、 あさりの塩抜きってどうやるの? 固形スープの素ってどれ? と何度も主人の部屋に駆け込んできたそうです(笑) でも、これがかなり美味しかったんですよ じゃがもちはどうやって作ったの?って聞いたら 「マッシュポテトの素をお湯と牛乳で伸ばして片栗粉を混ぜて こねてバターで焼くだけ。 これが一番簡単だった。」 とのこと。 上にかかっているミートソースは私が作り置きして冷凍してあるのを レンジで解凍したそうです。 これはお弁当メニューにも使えそう そして本のプレゼントは、「くじらの彼」 有川 浩さんの単行本の中で唯一読んでなかった作品で 先日一緒に本屋さんに行った時に欠品だったのをチェックしてくれてたみたい。 ああ、嬉しい 早速、ベタ甘な有川さんの世界にどっぷりつからせていただきました。 嬉しくって友だちに写真を見せたら「いつかこの優しさがおヨソのお姉ちゃんに向いてしまうのよ。」と言われました。
2008.05.11
コメント(2)

調律は、大抵一年に一度の頻度でやってもらっているのですが、 最近高音の音の狂いが気になっていたので 今年は、三ヶ月早めに来ていただきました。 原因は、ねじがほんのちょっと緩んでいたみたい。 大したことなくって良かったわ 鍵盤がはずれたピアノってみなさん、あまりご覧になったことないでしょう?! 調律師さんにお願いして調律中の写真を撮らせていただきました。 グランドピアノは、すぐに埃が中に入ってしまうから 掃除機でこの中をお掃除してもらうんですよ。 それと湿気に弱いので大きな乾燥剤をふた袋、奥に入れてあったりします。 (コンサートホールのように湿度まで管理してあったり、 頻繁に調律する高価なピアノは違うと思いますけれど。) 約3時間近くキーンという音を聞かなくてはいけないのが少々苦痛ですが、 大切なピアノの治療は側で見ていたいので我慢して聴きました。 調律師さんってあの音をもっと近くで毎日聴いているんですよね。 大変だろうな。 おかげ様でピアノはすこぶる元気になりました さて、今日調律師さんとお話していていいなって思ったこと。 調律師さんの担当音楽教室のある杉並区が「子育て応援券」なるものを作ったそうで。 下記のような子育てに関係するものには年間で 0~5歳児には年間約3万円のサービスが受けられるとのこと。↓ 支援リスト これのおかげで登録している音楽教室の幼児クラスは 杉並区に限っては、近年になく大変賑わっているそうですよ。 私たちのように一時期でも芸術に携わったものは バブルがはじけて、まず情操教育的なものの援助が 切捨てられてきたことを実感しています。 景気の良かった頃は、公立小~高校の子どもたちへの音楽会や 会社のパーティなどのバック演奏会などだけでも 十分、生活していけるくらい需要がありました。 パーティなどはまあ、仕方がないとしても 家庭でコンサートなど聴く機会のない子どもたちこそ こういうチャンスは必要なのに。。ととても残念に思った記憶があります。 そうして裾野がどんどん狭まっていったことで どんどんコンサートの値段はつり上がっていって 一般の人たちが音楽会を聴ける機会もますます少なくなってきました。 海外の有名オケやバレエ団、オペラなんてひとり最低でも2万円くらい出さなくては チケット買えなくなっていますよね。 先日も「フィラデルフィア管弦楽団」のオケで 五嶋みどりがチャイコのコンチェルトを弾くというので行きたいなって思ったら、 残っているチケットはS席35000円とA席30000円。家族三人で行ったら10万近くだし、 自分ひとりで贅沢するのは気がひけるしなあと泣く泣く諦めました 家族でオケを楽しむというのは、今や特権階級の人たちのものになっちゃったんだと思うと とても悲しいです。 この杉並区のサービス、自分の家の子が受けられる訳ではないのですが、 子育て中の親御さんたちが少しでも豊かな気持ちになれたり、 小さな内にできるだけひとりでも多くの子が 本物に出逢えたらいいなとそんなことをふと思いました。他の地域にもどんどん広がって欲しいですね。★今年の母の日のプレゼントはこれ。大好きなFUYO HARUNAのフタ付マグカップ私も数年使って気に入っている物です。義母はサツキ、母はツユクサ、叔母にエレガントコスモス、伯母はつゆくさをそれぞれペアで。★最近、読んだ本少女には向かない職業有頂天家族
2008.05.09
コメント(0)

早いものでGWも目前になり、お弁当ひと休みまであと少しとなりました。 新入生のみなさんももう、そろそろ新生活に馴染んだ頃でしょうか?! 約一週間ほど前、麻布十番にお住まいのママ友が近所をご案内してくれるというので とっても楽しみにしていたのですが、その日はまるで嵐?というようなお天気でした。 でも、楽しい時間のためならとはりきって雨風にうたれながら出かけました。 お店は、地元ママたちの隠れ家的存在だというこのお店。 ラ・リューヌ流石にこの日はお客様も少なく、ゆったり長居できました。 お料理はこちら。 ホタテ貝のあぶり焼きと有機人参のソルベ 岩手産"白金豚"ロースの蕗の薹(ふきのとう)とピーナッツバター焼き デザート盛り合わせ これで2500円は良いでしょ?! お近くに学校があられる方々、是非いらしてみてください。 さて、ひとしきりおしゃべりした後のお散歩コースは以下のとおり 。1、近くの第一コーヒー卸店でとても安くて珈琲をひいていただけるというので 主人へのお土産に「今週のサービス珈琲 (ごめんなさい、珈琲党でない私、ブレンド名は忘れました。)」 200g400円(通常900円)を購入。 2、もうすぐ店じまいするのでバーゲンをしているというブティックへ。 50%オフの魅力に負けて、カットソーシャツを購入。 3、お土産には、ほっぷシュークリームのカスタードシュークリーム。 カリカリシューがすっごく美味しかったですよ。 ボリュームも満点です 4、いつも行列の鯛焼き屋さんもこの日は誰も並んでいなかったので ラッキーって思ったら、それでも出来上がりに一時間かかると言われて断念。 次回は予約していこうっと。 5、これまたいつも行列の紀文堂もガラガラでしたよ。 人気のあんずワッフルを買って友人宅で美味しい紅茶と共にいただきました。 リビングから東京タワーが綺麗に見えて、素敵でした ★四月は 有川 浩 月間★「図書館戦争」からはまって、一気に読んじゃいました。レインツリーの国塩の街空の中海の底阪急電車
2008.04.25
コメント(0)
![]()
新学期がスタートしましたね。クラス替えして二、三日は、以前のクラスメイトが恋しいようで休み時間になると自然と廊下に集まっていたそうですが、もうすっかり新しいクラスにも打ち解けてきたようです。部活にも見学に来る新入生もちらほらみられるようであ~一年経ったんだなと思ったとか。自分たちも先輩にとても優しくしてもらったので、きっと彼らも新入生を可愛がるんだろうな。とにかく毎日、楽しそうです。さて、最近のマイブーム@読書☆ユウキ編☆未だ海堂 尊熱は冷めやらず彼の作品は、登場人物がそれぞれリンクしているのでたまらなく続きが読みたくなるそう。「ジーン・ワルツで薫君(医学のたまご)のルーツがね。。。」(これ以上はネタばれになるので辞めておきますね)と嬉しそうでした。☆私編☆有川 浩氏の図書館シリーズにはまってしまってここ数日、寝不足気味です。一冊目は最初はなかなか入っていけなくて、読みかけていたのをしばらく積んどいていたのですが、日曜日に復活。そして、読み終えたらもう止まらなかった!!今日までの三日間で一気に五冊読んでしまいました。一冊読み終わるごとに、たまらなくなって本屋へ直行。家事と仕事の時間以外は、堂上教官と郁ちゃんの世界にいました 舞台はタイトルどおり図書館。特に原子力発電所へのテロから始まり、表現の自由を争う闘争を描いた最終巻は登場人物と同様、走り出したら止まらない!って感じ。改めて好きな物を好きに読める自由のある幸せを感じさせてくれた本でした。まだまだスピンオフ版の続きもありそうなので楽しみです。
2008.04.16
コメント(4)
![]()
この展覧会のキャッチコピーは「初のふたり旅、春の東京」。薬師寺の菩薩様方がそろって奈良から外にお出ましになるのって初めてのことなんですって。どうせなら桜の綺麗な頃に行こうってことで4日(金)の夜六時に家族三人で東京国立博物館に集合しました。ちょうど先週放送の「情熱大陸」でこの薬師寺展の展示デザインを手がけた「日本で初めて」の博物館展示デザイナー木下史青さんの特集をやっていました。実は、彼、昔の友人なんです情熱大陸は、大好きな番組で毎週観ているのですが、テレビの予告を観て、「え~~~~~っ」って思わず声を上げてしまいました。まだ当時彼は大学院生で、もう十数年も会っていないのでまさかこんなに立派になられているとは思いもしませんでした。かなり老けていたけれど(人のことは言えないよね)朴訥としたしゃべり方は変わっていなくって、懐かしかったです。当時一緒に遊んでいた友人たちのこととか、色々思い出してしまいましたさて、展示会のことですが。なんといっても、日光菩薩・月光菩薩が圧巻でした!市原悦子さんのナレーション(音声ガイド)に導かれてやや暗がりを歩くといきなりバルコニーのようなスペースが現れ、そこから美しい照明に浮かび上がった二体の菩薩様を見下ろすことができます。その神々しさといったら。耳からの音楽効果も相まって、思わず涙が浮かんでしまいました。これは展覧会ならではの視点ですね。ユウキもポカンと口を開けたままでしばらくぼ~っと見入っていました。本来、薬師寺で伽藍の中にあるときには光背があったのが、今回はとりはらわれているため、両菩薩様の後姿までをもすぐ近くでじっくり眺めることもできます。美しくライトアップされ、日光、月光両菩薩様ともとても喜んでらっしゃるように私には見えましたこの日は早めに仕事を切り上げて私たちより先に駆けつけていた主人などは一時間近くもこの場所にいたと言います。数々の災厄をくぐりぬけて1300年、今、こうして目の前におわすことのありがたさ。ただただ、感動しました。展示の後半では吉祥天女像が素晴らしかったです。これが麻布に描かれているとは初めて知りました。赤い玉は人々の願いを叶えてくれると言われていたんですって。いつの世も幸せを願う人々の気持ちは変わらないのですね。この期間は特別庭園内の夜桜をライトアップして見せてくれるというので帰りはお花見して帰りました。散る桜がキラキラと照らされて、とても綺麗でした。思わずこの二冊、買っちゃいました。 この方の放送も感動!>情熱大陸
2008.04.06
コメント(2)
![]()
年度も変わって手帳も「ほぼ日スプリングバージョン2008」になりました。一年間一緒に過ごした2007年度版ともさよならです。ほぼ日の手帳はこれで三冊めなのですが、これは本当に使いやすい何より一日分の余白がたっぷりなのが嬉しいです。ほぼ日のHPを見るとみなさん色々楽しんで活用なさっているようですね。私は、ただ予定やお店の地図、読んだ本や観た映画、ふと気になった言葉などを無造作に書きなぐっているだけなんだけれどたったひとつ自分だけの楽しみがあって。。それは、毎月最後の日に読んだ本の中で心に残った本を一冊だけ決めて書き記すこと。その月に読んだ本を振り返るのも、後からそれぞれの月に大きく書いてある本のタイトルを見るのもささやかな楽しみになっています。結構、ひとりで「これとこれ、どっちにしよう。」って悩んじゃったりして。ここに2007年度のまったくの私個人の独断と偏見による月別ノミネート作品(笑)を記して一旦この手帳は奥の引き出しにしまうことにしましょう。☆2007年度☆3月(おまけ) 風が強く吹いている三浦しをん4月 しゃべれどもしゃべれども佐藤多佳子 5月 ピアニストという蛮族がいる中村紘子6月 鴨川ホルモー万城目 学7月 夜は短し歩けよ乙女森見登美彦8月 鹿男あをによし万城目 学9月 仏果を得ず三浦しをん10月 予定日はジミーペイジ角田光代11月 チームバチスタの栄光海堂 尊12月 ブラックペアン1988海堂 尊1月 無銭優雅山田詠美2月 八日目の蝉角田光代3月 戸村飯店青春百連発瀬尾まいこ
2008.04.01
コメント(0)

このタイトルにピンときた方は、NHK連続テレビ小説 ちりとてちんをご覧になっている方ですね。先日、私と同じちりとてファンの友人から、スタジオパーク訪問のお土産にいただきました明日あたり、小浜で寄席のシーンがあるかな?!この手ぬぐいの出番もあると良いなそれにしてもちりとてちんの放送も残すところあと僅かですね。。。こんな面白い朝ドラは初めてでした。この半年、毎朝目覚めるのが楽しみだったのに。あ~~ひたすら放送終了が寂しいです。残り僅かの日々、じっくり浸らせていただきます。さて、落語を扱った作品といえば、こちらもとても良かったですよ。正典さん役の松重さんも出演。まっちげさんは、この映画で毎日映画コンクールの助演男優賞も受賞なさったんですよね。とにかく国文太一君の落語の上手さには驚きました。それから子役の子の落語が私の敬愛する故 桂枝雀師匠にとても似ていて嬉しくなってしまいました。私は今回、この映画は楽天レンタルで借りて観たのですが、このシステムとっても良いです返却期日を気にせず観れたので、三回繰り返して観ました。同じような宅配レンタルシステムでは、ディスカスもあり、こちらも入会していましたが、送られてくるスピードが楽天のほうがもっと早いし、新作も予約できるので(今月発売の「サウスバウンド」も、もう届いていました。)これからはこちら一本にしようと思います。でも、↓はレンタルではなくって永久保存版で欲しいな~と思っていますが。ちりとてちん完全版DVD BOXこれは夕べ読みました。落語のお好きな方には是非、お勧めします。
2008.03.12
コメント(0)

息子の学校は先週で期末も終わり、早速週末は部活の合間に友だちとボーリングしたり、サッカーゲームをしたりと羽をのばしていたようです。家はお小遣いは週に1000円。春休みは遊ぶぞーと決めていたらしく、お年玉にはほとんど手につけず、この二ヶ月は倹約生活に励んでいた様子。今、マクドナルドは14時を過ぎると150円で飲み物プラスアップルパイなどのサイドメニューが食べれるから助かるんだと言っていました。俺らには、マックのハンバーガーでさえ、ご馳走なんだよと。なんとかお昼代を浮かせようとおにぎりや家にあるお菓子をかばんにつめていました。昨日はボーリングやサッカーゲームであっという間に3000円使っちゃったそう。サッカーゲームは辞められないけれど、ボーリングは当分いいやってみんなで話していたとか。まだまだ春休みはこれからだものね~。友だちの間に金銭感覚が飛びぬけて違う子がいないようなのが幸いかな。息子のいない週末、私は主人と家でまったりDVDを見たり、読書したり、久しぶりの吉祥寺をぶらぶらしたりと過ごしました。昨日のランチは、ここゲンカツで。家ではできるだけ夜は揚げ物は控えているのでせめてお昼くらいはガッツリ食べたいという主人のリクエストで。写真は、私の食べた梅しそカツ。お肉がミルフィーユみたいに何層も巻かれていて食感もサクサク油もさっぱりしていて、お肉もとっても柔らかい。何よりご飯が美味しく炊けていて、大満足でしたしばらく伊勢丹やロフトを散策した後、本屋さんへ。先日、この本の前で高校生くらいの男子ふたりが「すんげ~面白かった。」と言っていて気になっていた「悪人」を購入しました。これ、ほんと面白くって夕べは読み出したら止まらなくなって一晩で読んでしまったわ。おかげで今日は寝不足。ただ、内容は中学生のユウキにはまだ早いかなという感じかな。☆ユウキが今、読んでいる本☆ミス・ジャッジ
2008.03.09
コメント(0)
![]()
やっと出版されました。以前は、芥川、直木賞の受賞作品は「文藝春秋」で読んでいたのですが、あれだとどうしても書評を読んでしまうので去年辺りから買うのを辞めました。だって選考委員の作家さんたちの評価を読んでいると自分で感じたものが薄れてきちゃうし、中には自分の価値観と相容れぬものは悪みたいな書き方をしていて不快感すら感じるものもあり、だったら見なけりゃいいやって思ったから。それにやっぱり私は本が好き。この「乳と卵」も文章は読んでいなかったけれど受賞の言葉の中に「子どものころ、青いという字をじっと見て、ちっとも青くないことに驚いた。」っていうような文があって、なくとなくわかるよってって思って。きっとこの人の言葉は共感できるんじゃないかなって予感がありました。そんな彼女の選んだ装丁の本ってどんなんだろうって本自体の誕生もわくわくしながら待っていました。だから、レジへは手にして瞬時に直行!予感的中でしたよ。やっぱり面白かった!思春期の頃の体が変わっていくことのもやもやとした不安定な感じや老いていくことの不安感みたいなものをさらっと樋口一葉ばりのつらつら長い、でも関西弁の、独特な文体で語ってくれるの。あまりにもわかりすぎて吹き出しちゃう場面がいっぱいで読んでいる時も「ねえ、ねえ見てみて!」って仲の良い友人に言いたいようなそんな表現がいっぱい。ラストシーンは、思春期の少女と中年にさしかかった女性の象徴とも思える緑子と母が感情をぶつけ合うシーンで、一緒にこちらのもやもやも晴らしてくれたような爽快感がありました。一気に読んで「あ~面白かった!」という私にユウキが「どんな話なの?」って聞いてきたので一言、「「乳」と「卵」の話。」って言っやったら、なんじゃそりゃって。(笑)でも、これほんと。ただただ、「乳と卵」のお話なのが面白いし、作者の才能を感じます。無駄口たたいているように軽い口調なんだけれど読み終わった後、色んなことを感じさせてくれる。凄いわ、川上 未映子。次回作も発売と同時に飛びついてしまいそうです。★今、読んでいる本★
2008.03.04
コメント(6)

久しぶりに大学時代の友人三人で集まろうということになり、新婚さんの友人M宅へ。玄関でお出迎えしてくれたのは、私たちが新築祝いに送った耕筰君ですまるで本物のようでしょ?!実はセトモノなんですよ。友人Mはお料理がとても上手美味しいワインにスープ、そして力作の野菜のテリーヌでした。こちらがその写真です↓なんて綺麗なんでしょう。食べるのがもったいないくらい。でも、もちろんしっかり二切れ完食しましたが。(笑)この日の手土産、何にしようか友人Yと相談した結果、九州出身Yがお勧めの稚加榮の明太子をお店から取り寄せてくれて、それを持参しました。Mがこの明太子にチーズを混ぜて作ってくれたディップとルッコラをフランスパンと一緒にいただいたのですが、ここの明太子、一粒一粒の食感がとてもしっかりしていて辛さと旨みのバランスが最高デザートはバームクーヘンとフレーバーティ。どれもこれも大変おいしゅうございましたその後、友人が大学時代のアルバムを引っ張り出してきて、思い出話に花を咲かせたり、お互いの近況報告で話は尽きることなく、あっという間に時間は流れて。。次は私の実家から筍が送ってくる頃に今度は我が家でホームパーティねと約束して友人宅を離れました。☆最近、読んだ本★ユウキが最近読んだ本★
2008.02.29
コメント(6)
![]()
友人に誘われてミュージカル☆ウエディング・シンガーを観てきましたまずは、日生劇場お向かいの帝国ホテルのラウンジにてビュッフェランチ。ここのアフタヌーンティセットも以前読んだ記事で高評価だったので是非この機会にと思ってきたのですが、美味しそうなビュッフェのバーをちら見しちゃったらもう、ダメ(笑)だって美味しそうなブルーベリーパンが目に飛び込んできたんだもの。舌平目のムニエルがとっても美味しく、ついお代わりしてしまいましたビュフェとはいっても紅茶もデザートも席まで運んでいただけるので、久しぶりのお友達とも落ち着いてお話ができました。カップが空くとさりげなくお代わりをもってきてくださるところは流石、帝国ホテルですさて、本題の「ウエディング・シンガー」。出演者もコンダクターもお客さんものりのりでとっても楽しめました。舞台と客席が一体になっているあの感じ、いいなあずっとずっと昔、ロンドンミュージカルを高いチケットを買って行ったことがあったけれどあの頃はこんなんじゃなかったもの(笑)思い切り笑えるってすっごく良い。演技者と一緒に聴衆も磨かれてきているのねって生意気にも思っちゃいました。今回、私が一番注目していたのは、もちろん主役の井上芳雄君。いいですね、あの伸びやかな声。あの声は天性のものね。クラシック出身だそうだけれどコミカルな演技もとても自然で、とても爽やかにロビーを演じていました。ヒロイン役の上原多香子ちゃんは、ウエトレス姿もウイディング姿もとってもキュート。脇を固める新納慎也さんや樹里咲穂さんの歌も聞き応えたっぷりでした。ラスト近くマドンナやマイケルジャクソン、ボーイジョージ、ティナターナーなど懐かしいスターたちのそっくりさん登場もとても嬉しかったです。カーテンコールが始まった途端、スタンディングオベーションの嵐。幸せのアドレナリンがいっぱいのひと時でした
2008.02.22
コメント(4)
![]()
陰日向に咲く泣けました。まあ、私はもともと泣き虫で周りがどうしてそこで?!みたいなシーンでもずるずるしちゃうほうなのですが。でも、特に終盤の岡田准一君演じるバス運転手シンヤが泣くシーンでは、やるせない気持ちが嫌というほど伝わってきて、たまりませんでした岡潤がカッコ良すぎてこんなにかっこいいバスの運転手はいないぞ~ホストクラブで働いたらすぐに借金返せそうとか宮崎あおいちゃん扮するなる子の漫才は可愛かったけれど全然面白くなくてお笑いなめたらあかんよとか西田敏行のホームレスは太りすぎだろうなどと心の中でつっこみながらも日陰を歩く人たちの切なさが胸に染みて、やっぱり涙。平日の午前中ということもあってか、客席の年齢層も高く鞄からハンカチを取り出そうとチャックを開ける音が響いて困ってしまったほど静かで周りも見入っている感じでした。私は原作も読んでいなかったので、この5つの物語がどうまとまっていくのだろう?という点も興味深く見せていただきました。ケツメイシの挿入歌もとっても良かった~ただ、もう少しお話がすっきり整理されているといいなとも。三時間はやはり長すぎ。アキバお宅ゆーすけとアイドルのみやこのエピはとても好きだったけれど他の誰とも交錯しなかったので、これはこれで単独で見ても良かったかも。家でDVDで観ていたらきっと途中でブレイクタイムを入れていただろうと思うと一気に観なければこの映画の味はなくなっていただろうからやっぱり映画は映画館で観るのがいいなと思いました。原作ではどういう風に描かれているか、これから読んでみようと思います
2008.02.14
コメント(2)

この日は結婚記念日だったので、主人にセルリアンタワー「座忘」のアフタヌーンティセットをご馳走してもらいました。あの三段ツリーのケーキやサンドウィッチにお変わり自由で心おきなく紅茶を楽しめるはお酒が飲めず、紅茶党の私にとっては最高の癒しの時間なんですここのロビーは、吹き抜けの天井が開放感を与えてくれてとても落ち着けるスペース。ただ、この日そう感じていたのは私だけだったみたい。というのも、私たちは窓際の隅の席に通されて主人の前は壁というロケーションでつまらなかったらしい。確かに目の前にオバさんの顔しか見えないんじゃねえ。(笑)みなさん、ここへいらっしゃることがあったら、例えお店が混んでいたとしても、端の席を勧められたらご辞退しましょう。このポット、可愛いでしょ?!蒸らしている時は寝かせておいて、砂時計が落ちたら立たせるの。指し湯を持ってこないので???と思っていたら、時間が経っても渋みもでない。たぶん、そういう構造になっているのでしょうね。 ローストビーフのサンドウィッチやトルティーヤ、キッシュが特に美味しかったです。(写真はトルティーヤを食べてしまった後です。すみません、すみません。)スコーンは、まあまあかな。←なんて偉そうなお正月に湯島天神にお礼参りに行った帰りにフォーシーズンズホテル椿山荘のアフタヌーンティをいただいて、その時食べたスコーンが口に入れた瞬間、ふにゃーって体の力がぬけるほどおいしく焼き付いちゃったので。写真は三人分。映りが悪くってごめんなさい。紅茶もマスカットの香りのするフルーツティが最高でした。接客もこちらと比べるとどうしても見劣りしちゃう。まあ、どこかで読んだシティホテルのアフタヌーンティランキングでも椿山荘が、堂々一位。歴史やホテルのグレードからいっても比べるのは野暮だとわかっていてもお値段はほとんど変わらない(座忘のほうが若干お高い)となるとついつい期待しちゃいますものね。また、桜が咲く頃に椿山荘に行こうねって約束しました。バターと牛乳を加えたスコットランドのプレーン味 スコーン(1個)【リーガロイヤルホテル】フルーティーで若々しい香りと味がおいしい!カレルチャペック/karelcapek セイロンティー
2008.02.11
コメント(0)
![]()
この日、前日夜の雪で、ユウキの部活(練習試合)も中止になりました。 「グランドが使えないためお休み。」の連絡網の直後、 「どこに集まる?!」の連絡網が。(笑) 午後二時集合とのことだったので、午前中家族三人で久々に chef's V のランチビュッフェへ行きました。 ここは一度友人に連れてきてもらって気に入って何度か家族で行っています。 とにかくお野菜がおいしいのです。 ドリンクバーもハーブティなどもあり、種類が豊富。 お値段もお料理の質からして、とてもお得だと思います。 それからこの日はデザートのスポンジケーキがふわふわで とても美味しくって、ついついおかわりしちゃっいました その後、東急本店で開催中の絵画展「ルノアール×ルノアール」へ。 テレビで特番をやるというのを見た時から行こうと思って 前売りも買ってあったんです。 番宣では、「あの印象派の巨匠ルノアールと息子の映画監督のルノアールが 愛した女性がいた?!」とあったので、 「誰がその女性かを当てよう。」と板チョコ一枚を賭けて この絵画展の面白かったところは、 絵のモデルのほとんどがルノアールの近しい人たちで人物の背景がよくわかったことと 父の絵を息子が映画で描いていて絵の隣りでそれが見れたところ。 絵の中の女性が動き出している感覚が味わえました。 中にはそのまま子供時代に絵に描かれていた人が大人になって 俳優として登場していたりして、 「まあ、目元なんてそのまま。」 とつっこみながら見るのも楽しい 加えて11日に放送されたこの親子の特番を見ることができ(録画)、 どっぷりルノアールの世界に浸れた感じがしました。 結局、親子を翻弄させた女性を当てるという勝負、私の勝ちでした でも、まさかあんなに無垢であどけない笑顔の女性が。。 ってその後の人生まではあの絵を見る限り想像もつかなかったです。 彼女の本性をわからず亡くなったパパアール(画家)は幸せだったかも。 でも、彼女がいなければジュニアール(監督)は映画とは無縁の生活を送っていただろうから、 めでたし、めでたしってことなんですよね。 芸術の背景にある人々の人生を見るのって楽しいなって改めて思えた作品展でした☆最近読んだ本☆
2008.02.10
コメント(0)
まずは受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。 この数日間は、涙腺がゆるみっぱなしでとうとう目が腫れてしまって (泣くとすぐに結膜炎になるアレルギー体質なんです) コンタクトが入れられなくなり、眼鏡おばさんで過ごしています目が腫れてしまったのには、もうひとつ理由がありまして。 主人の祖母が先月末日に亡くなり、四日がお通夜、五日が告別式でした。 訃報を聞いたのは二日の日に家族での一泊旅行から帰ってきてから。 既に主人は母から連絡を受けていたようですが、 私たちが楽しめないといけないだろうと黙っていてくれたのです。 都内では、亡くなる人数に対して葬儀場が不足しているらしく、 最近では死去してから一週間近くというのもざらだそうです。 もう、昔のように自宅で夜通し線香を絶やさずに交代で起きている なんてこともなくなったのですね。 今回のお葬式も祖母の住んでいた区では空きがなく、 別の区の葬儀場になりました。 そこがなんとユウキの通った幼稚園や引っ越す前に通っていた 小学校のすぐ近くだったのでとても懐かしかったです。 祖母は享年92才。 長い間、病院で寝たきりの生活をしていて、 ここ数ヶ月は呼吸がとても苦しかったようだったので、 母たちもほっとした気持ちもあったようです。 先日母に会った時も祖母のお見舞いに行った後だったようで 「昔なら、自然に老衰で。。ということもあったと思うけれど 最近は、医療が発達しているばっかりに苦しみながら延命させられてしまうこともある。 とても辛そうで見ていられないわ。」 ととても元気がありませんでした。 みんな口々に「これでやっとおばあちゃんも楽になれたね。」と言っていましたが、 最後のお別れのシーンではあちらこちらからすすり泣きが聞こえました。 主人が「おばあちゃんは、笑顔しか思い出せない。」というほど 温和でいつも笑っている優しい方だったようです。 私とユウキは、お見舞いに行った一回きりしかお会いしていません。 痴呆も進んでいたので、たぶん誰だかもわかっていなかったと思いますが、 ユウキを見るなり、満面の笑みを浮かべられました。 そのお顔がとっても優しくて、式の間、何度も思い出しました。 母が最後に「お母さん、さようなら。」って涙を流しながら、 とても優しい顔で言っていたのも心に焼き付いています。 ユウキにとっては初めてのお葬式。 「人って本当に灰になってしまうんだね。」 「たった一回だったけれど、ひいおばあちゃんに会えて本当に良かった。 ぼく、今日来てちゃんとサヨナラ言えて本当に良かった。」 って言っていたので、一日学校はお休みさせてしまいましたが 連れてきて良かったと思いました。 ずっと昔、お坊さんから、仏様は死をもって、わたしたちに 「生」を気付かせてくれるというお話を思い出しました。
2008.02.07
コメント(4)
去年、第一志望校にふられて向かった四日校。 今思うと本当に恥ずかしいことなんですけれど ここが四日以降の受験スケジュールを立てていながら 心の底では、ここを受験することはないと思っていました。 それまでの志望校模試の結果からいっても、 最後上り調子だった偏差値からいっても、 過去問の相性からいっても、 他は駄目でもここだけは大丈夫みたいな確信めいたものがあったのです。 この日記をご覧の方にもまだ、現実が受け入れられないという方も いらっしゃるかもしれませんね。 母親は子供の前では、女優でいられます。 私もそうでした。 四日の朝は、それまでのどの日よりハイテンションで 明るくふるまっていたような気がします。 そして、控え室でふとひとりになった時にぼーっと放心状態になって。 ハラハラ涙だけが流れてきて。 そんな私を励ましてくれたのが、ふと目にとまった手帳の あるの説明会での先生からのメッセージでした。 「中学受験は、親子で同じ目標を達成するために 一緒に過ごすチャンスです。 安全な道だけを求める人は、そういう人生を歩むことになります。 若い時にあえて険しい道を選び、時には挫折を味わうことが 必ず将来プラスになってその子に返ってくるでしょう。 万が一、バツになった時、どれだけ子供を受け入れられるか。 大人が微笑みをもつこと。 親はでんとかまえたふりをしてください。 親が自分を受け入れてくれる心。 子供たちがこれを見出した時、強い絆が生まれます。 私たちは、どんな時も子供を認められるそんな大人でありたいと いつも願っています。」 自分の心が元気だった時には、心にもとめなかったメッセージ。 ああ、これは今の私のために向けてくれたものだったんだなと思い、 涙が溢れてきたことを思い出します。 今も試験会場で健気に頑張っている息子のことを 心から愛しいと思いました。 あの時の私に言ってあげたい。 一年後のユウキは笑顔でいっぱいだよって。 そして、今日も頑張っている受験生のみなさんへ。 必ずあなたに一番合った学校にご縁がありますよ。 どうか思う存分、力を発揮できますように。 みんなの下に満開の桜が咲くことを心から祈っています。
2008.02.04
コメント(8)
![]()
中学受験を経験をした母たちにとってこの日は一生特別な日であり続けることでしょう。ここ数日、私も一年前の色んな情景を次から次へと思い浮かべてました。いよいよ本命出陣の朝。夜も明けぬ内から玄関とトイレを拭き掃除して神棚に手を合わせて。。ってここまでは良かったの。風水では、ラッキーカラーの下着を身に着けると良いって聞いて、はりきって用意していたペパーミントグリーンのランジェリーをさあ、身に着けようってしたら。。パンティだけがどこを探してもありませんもう、すっかり冷静さを失って、気が狂ったように「ペパーミント、ペパーミント」と探す私。結局、それは見つからず、苦肉の策で同じくその年のラッキーカラーのオレンジ色のパンティをはいて試験会場に向かいました。つまり、ペパーミントのブラとキャミソールにオレンジのパンティ。なんというコーディネイト(爆)それでもあれが母にできる精一杯の努力だったんですよね~受験生のお母様方壊れているのはみんな一緒です(笑)あ、どうしようって思うようなことも後で思うとどうでもいいようなことだったりします。どうか気を大きくもって、このかけがえのない時間を笑顔で楽しんでくださいねどうかお子さんたちが自分の持っている力を全て出し切れますように。たくさんのラッキーがみなさんの下に降り注ぎますように。満開の桜が咲くことを心からお祈りしています。この私が合格させる!【5.250】【お一人様1個限り】桜花爛漫 彩食小鉢セットほっこりさくらのミニメッセージカード【送料無料】ふんわり、『桜餅』な香り♪桜紅茶2008 (50g)
2008.02.01
コメント(2)
![]()
今週はじめ「座頭市」の舞台へ行った時のこと。 お目当ては、私もユウキも大ファンの阿部サダヲさん。 劇場のホールは、初日ということもあってか、テレビカメラも多くとても華やかでした。 こういう舞台って飾ってあるお花を観るだけでも楽しいのよねー。 ユウキは、特に坂口賢二さんから阿部サダヲさん宛てのお花を見つけて「おっ。医龍つながりだー。」と喜んでいました。さて、今回のお芝居「座頭市」は、主演が哀川翔氏で演出は ただ今上映中の映画「クローズZERO」の監督でもある三池崇史氏! 阿部サダヲさんは、目の見えない市を慕って共に旅をする 耳の聞こえない琵琶弾き役。 彼の存在感というかパワーはほんと凄いですね テレビドラマや映画に出ている時でもそうですが、 他の役者さんがしゃべっている時でも ついつい目が彼の動きを追っちゃいます。 それに何と言っても声が良いし、よく通る!! アドリブもきいていて、流石だなって思いました。 今回の舞台では、ほとんど出ずっぱりだったので 思い切り堪能できて大満足でした。 ユウキは舞台の幕が降りてもなかなか立とうとしない。 声も出ないほど感動していたようです。 やっと一言、発した言葉が 「ヤバイよ。サダヲちゃん、かっこよすぎる。」 夜の新宿歌舞伎町も怪しげで、非日常的でこれまた素敵。(笑)思わずふたりできょろきょろしちゃいました。 子供が成長すると今までとは違う楽しみも増えるんだなと思った夜でした ★これ、とっても面白い! ★今日、思わずこれも買っちゃいました。 ★来年も飾ります。
2007.12.07
コメント(4)
![]()
この間の連休の初日に家族で国立東京博物館の「大徳川展」へ行ってきました。HPを見ると休日、平日関係なく、お昼前後が激込みということだったので、開館時刻9時半を目指して出かけました。それでも既に着くと既にいつくかの列ができていて、平成館に入るには約20分ほど待ちましたが、あちこちから聞こえる方言を聞いているだけで楽しかったです。館内は混んではいましたが、立ち止まれないほどではなく、少し待てば最前列で見ることもできました。テーマは「将軍の威光」「格式の美」「姫君のみやび」の三つ。まず、徳川家康という人物にまつわる作品の数々に目が釘付けになりました。例えば、関ヶ原の戦いで着用したと言われる「歯朶具足」ひとつとっても色(ブラウンでコーディネイトしてあります)やデザインの美しさに当時の芸術性の高さをみました。欧米から送られた洋時計や文具や薬壺(自ら薬を調合したりもしたそうです)などを見ていると、好奇心旺盛で新し物好きな人柄を感じます。等身大といわれる「徳川家康坐像」からオーラを感じながら欲張りな人ってバイタリティあるものなあなんて思ったりしました。保守的な人間に、天下などとれませんものね。「徳川家康任征夷大将軍宣旨」の書状もお見事でした!この作品を見るためだけでも並ぶ価値があるかもしれません。でも、何と言っても「源氏物語」を愛する私としては、源氏物語絵巻の一部や現存する最古の書を見れたことが一番の感動で作品の前ではしばらくは動けなかったわー。ふとお腹がすいて気がつくと三時間ほど経っていて、まだもう少し観たいと渋るユウキを無理矢理連れ出し、外へ出てびっくり!!ディズニーランドでもこんなの見たことないってくらいの長蛇の列でした。歴史好きな人がこんなにいるとは。きっと何度も足を運んでいるというリピーターも多いのでしょうね。お昼は、上野の商店街にあるお店でもんじゃ焼きを食べて、その後は浅草演芸ホールへ寄席を見に。私の父が落語が大好きで私も小さい頃からテープを聞かせられたり、学生時代も父が上京する度、ここや末廣亭に一緒に行ったものです。ユウキもちょっと前に読んだ「しゃべれどもしゃべれども」や現在放送中のNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の影響で、生の落語を聞いてみたいと言うので一緒に行くことになりました。ここもまた、連休ということもあってか満員状態。しばらくして午後三時の中入りで帰られる団体客がいらして二人とも席に座れたのはラッキーでした。「ルミネざよしもと」のそれとはまた趣の違うコテコテの漫才(笑)や曲芸を楽しんだ後に、昼の部の大とり、鈴々舎 馬風師匠の登場です。お得意の時事落語で思い切り笑わせていただいて、大喜びのユウキ。冬休みは、末廣亭にも連れて行ってあげようかな。ユウキが最近読んだ本 これ、とっても良いですよ
2007.11.29
コメント(4)

最近、おいしいうどん屋さんを見つけました。京うどんと麦とろの店「夢吟坊」です。渋谷マークシティ店が新しくできました。メニューはこちら。http://www.muginbou.co.jp/osinagaki.htm揚げたてサクサクのかきあげうどんが大人気だそうですが、私は、最初に食べたごまねぎうどんにはまってしまって今度こそ違うメニューをと思いながら、やっぱりこれを頼んでしまいます。さて、もうひとつ。先日TVを観ていたら、T.M.Revolutionの西川君のお勧めのお店として渋谷の「澤乃井」が出ていました。(ユウキがT.M.Revolutionを知らなかったのには、ちょっとびっくりでしたが。)ここはいつも主人がおいしいと言っているうどん屋さん。五、六年前には、自分の隣に森進一氏、その隣に森昌子さん。。ということもあったそう。あ。まだ、ご夫婦だった頃ですね(笑)私たちもやっと昨日、連れて行ってもらいました。お店の概観は、こんな感じ。昔ながらのうどん屋さんという雰囲気。お昼時だというのにとても混んでいました。壁いっぱいのサインを見ながら、「こんな人いたねー。」「この人ってもう亡くなったんだっけ?!」「そんなはずないよ。この間、テレビに出てたもん。」などと言っているとやっと待望のおうどんが。私とユウキは「梅豚うどん」、主人は「田舎うどん」(白いのはだいこんおろし)を食べました。 だしがきいて、でもとてもさっぱりしていてほんと美味しい一口食べてほとんど同時に「うまい!」とこぼした私たちを見ながら、主人はとても得意気な様子でした(笑)今度は、このお店の一番人気メニューの釜揚げうどんを食べてみようと思っていますが、また、梅豚うどん食べちゃうかもな
2007.11.12
コメント(2)
![]()
悲劇のシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描く伝記ドラマ「愛の讃歌」を観て来ました。エディットピアフといえば、ボクサー世界チャンピオンである恋人を飛行機事故で亡くし、そこで生まれたのが「愛の賛歌」だということは、有名ですよね。以前、テレビで見たドキュメンタリードラマは、彼女を甘く切ない恋の主人公として描いていたので今回もピアフの歌声を聴きながら、どっぷりそんな世界に浸れるものだと思っていたらとんでもありませんでした。あまりにも壮絶で辛い場面の数々に胸が苦しくなりました。度重なる悲劇に見舞われながらも、強く激しく歌いぬくエディットの人生に何度も涙がこみ上げました。何よりも、エディットを演じたマリオン・コティヤールの演技がただひたすら凄かった!!演技というより徹底的にピアフを感じ、生きているという感じ。オスカー候補の呼び声が高いのも納得です。ただ、ピアフの人生や歌を知るという伝記としては素晴らしいと思いましたが、純粋に映画として楽しめたかというと疑問が残る点も多かったです。まず、物語の時系列がバラバラで、複雑。がーっと盛り上がった気持ちが、場面がころころ切り替わることによってすっと萎えてしまうという場面も何度かありました。あれもこれも伝えたいという気持ちはわかるけれどそんなにエピソードてんこもりにしなくても。。という感じ。タイトルに「愛の讃歌」とあるのに、それは軽く少しだけ流されただけっていうのも残念だったなあ。でも、ラストに歌った「水に流して」は素晴らしくこれを聴けただけでも来て良かったと思いました。「私は自分の人生で起きたことを何一つ後悔していない―」この映画で伝えたかったメッセージが、この歌にこめられているような気がしました。
2007.11.09
コメント(4)
![]()
街角にはクリスマスイルミネーションも見られるようになりましたね。このブログも背景、そしてタイトルも変えて、少しだけリニューアルしてみました。最近では、すっかり日記更新も滞りがちですが、今後ともよろしくお願いしますさて、先日書店でこの日記のタイトルの本を手にして「へえー。角田さんご出産なさったんだあ。」って思ってしまいました。パラパラとめくると挿絵がとても美しい。そして、そこに小さく添えられている言葉たちがあまりに素敵なのでそのままレジに直行!予定日はジミー・ペイジあとがきで「この日記はフィクションです。」というのを読んでびっくり。だって、あまりにリアルに角田さんっぽかったから。ほんとこの人の表現力には脱帽です。私も再び不安と喜びの間をいったりきたりしていたあの頃のことを思い出し、そして息子の寝顔を見ながら「こんなに大きくなったのね。」としみじみしてしまいました。妊婦時代を過ごしたことのある方にもそうでない方にも是非、読んでいただきたい一冊。実は、この本を買った時に、著者のサイン会のご招待券をいただいていたので先日、行ってきました。券には整理番号も記載されてあって、その順番で並ぶのですが、何人か妊婦の方がいらして「今、○ヶ月なんです。」とおっしゃっては、楽しそうに角田さんとお話してらっしゃる様子がとてもほのぼのしていて、うらやましい。あああ。私はなんて挨拶しようって思っている間にハイ、私の番。思わず「よろしくお願いします。息子と喧嘩したら、この本を読むことにします。」って口走ったら、角田さんは「アハハ息子さんは何歳ですか?」と。「十三歳です。」って答えたら「そんなに大きなお子さんがいらっしゃるようには見えませんよ。」とお世辞までおっしゃってくださいました(笑)私の名前とご自分のサインを書いてくださって「息子さんにもよろしくお伝えくださいね。」って柔らかい笑顔で握手してくださいました。ついついその笑顔に見とれてしまった私は、本といただいたプレゼントやカレンダーだけ持って自分の鞄を置いたまま帰ってきてしまって、係の方に呼び止められる始末。振り返るとまた、角田さんが「アハハ」と笑ってらっしゃった。。あー恥ずかしかったーーー。こちらが、そのサインといただいたカレンダー&本の挿絵が絵葉書になったもの。小さい写真は、本屋さんが写してくださったポラロイド写真です。 最後に、この出逢いをくれた挿絵に添えられた言葉をご紹介。私にも、ひとつくらいはいいところがあるんじゃないかなと。レモンみたいなかたちの月。 今まで読んだ角田光代さんの作品
2007.11.09
コメント(4)
![]()
皇居外苑の豊かな緑に囲まれた「和田倉噴水レストラン」。私たちの席は、ガラス張りの大きな窓際でした。窓越しに見える大きな噴水と明るい日差しの中でリラックスしている人々の姿を眺めながらのランチタイムは、とても気持ちの良いものです。ここ数日、和食が続いていたので、豊富な洋食メニューに思わずわくわく。ローストビーフをお皿にとってもらいながら、息子も今度連れてきてあげようって思いました。いよいよデザートにさしかかるというその時、友人のひとりが「あ、財布が落ちてる!」というので彼女の視線を追って外を見たら、噴水前の階段辺りに黒い財布がポツンとあります。周りを見渡しても、持ち主らしき人はいません。慌てて店員さんを呼んで、お店で預かっていただくことにしました。店長さんが何かご本人の連絡先が書かれた物が入っていないか探されましたが、どうやらそのようなものはないらしい。定期も入っているようでしたが、あれには電話番号は書いてないのですよね。一緒にいた友人のひとりが「クレジットカードに電話して、ご本人に伝えていただいたらいかがでしょう?」と提案して、後はご本人からの連絡を待つことにしたようです。楽しくおしゃべりしている間にも「きっと今頃、なくなったことに気が付いて焦っているだろうね。」とふとみんなで話したりしていました。それから一時間近く経った頃でしょうか。わたしたちの席に店長さんと爽やかな若い男性が向かってきます。あーーーきっと財布の人!!やっぱりその人がそうでした。爽やかなフレッシュサラリーマン。「ありがとうございました。」と嬉しそう。本当に良かったですね。そこにいる人がみんな笑顔でとても嬉しいひと時でしたなんといっても食欲の秋
2007.11.02
コメント(0)
![]()
お久しぶりです。すっかりPC@夏休みしちゃっていましたまずは、近況報告から。 実は、ユウキは6月初めにお腹にくる風邪をひいて以来、 一ヶ月以上もの間、下痢に悩まされ、熱も一度も37度代から 下がることがありませんでした。 一時は盲腸なども疑って血液検査、レントゲン検査をしたのですが 数値も全て正常値。 疲れからくる急性腸炎だろうということで お薬をいただきながら十日間くらい、学校も欠席して静養していたのですが、いっこうに良くも悪くもならず。 大きな総合病院でも検査していただきましたが、 これという原因が見つからない。 近所の鍼灸医院にも連れて行くと 「腎臓辺りの気が滞っている」と言われ、 鍼と気功で治療していただいたのですが、 その時はなんとなく元気になったかな?!程度でした でも、いつまでも学校を休む訳にもいかないし、微熱で通常の生活は送れてますので、 担任の先生や保健室と相談させていただいて、なんとか学校生活には復帰していました。 ただ、もともと体を動かさずにはいられない性格なので 体育や部活も時々参加したりしていたらしく、 夜になるとぐったり。。そして発熱という日が続いていました。 そんな時、ある友人から「もしかしたら予約がとれるのは ずっと先になっちゃうかもしれないけれど。」 と鍼灸師のH先生(男の先生でわたしたちより少しお若いそう)を紹介していただきました。 そういえば友人は、長い間椎間板ヘルニアに苦しめられていたのにもかかわらず、 この先生と出逢って、約一年くらいの通院ですっかりよくなったのでした。 まずは、お電話でこれまでのユウキの様子をお話すると 「それはきっと骨盤の歪みから内臓の働きまでもが鈍ってしまっているのでしょう。 たぶん右上に上がっているはず。 今週土曜三時ならみれますが、いらっしゃれますか?!」 とおっしゃってくださいました。 奇しくもこの日はユウキの誕生日 義母とのお食事をお昼に変更していただいて、 どきどきしながらふたりで行ってきました。 先生の第一声。「やっぱり思っていたとおりだ」 ユウキの体のつぼを触ったり、脈をとったりしながら 助手の方に色々説明なさっています。 そこで話される単語は「チャングムの誓い」でチャングムが女医として修行を受けるシーンを思い出させてくれました。 わかりやすく説明していただくと ユウキの骨盤は、前に大きく出て、右上がりに歪んでおり、 体中のバランスが大きく崩れているのだそう。 腸もうまく機能できなくなっているため下痢をしてしまう。 そのことによって体をめぐって熱を下げる働きをするはずの水分まで 外へ出てしまって微熱が続いているのだとか。 今は内臓そのものが悪い訳でもないので、西洋医学的には 判断できないのだそうです。 歪みも最低でも二年前頃からははじまっていたのではとのこと。 そういえばここ二年ほど太り始めたし、体調も崩すことが多かったなあ。 これは受験で運動する機会が減ったからだとばかり思っていました。小さい頃から器械体操だ、サッカーだとハードに運動し続けたのが負担になってしまったのかもとのことでした。 ユウキは、体の表裏、頭からお腹、手足までたくさんの鍼をさされて少し驚いた様子。 そして、やがてうとうとした頃、 「これじゃ、どんどん走れなくなっていたでしょう。 サッカーでのパフォーマンスも君のもっている力の60%は 発揮できなかったんじゃないかな。 大丈夫だよ。 熱やお腹が痛いのはすぐによくなるし、 一年もしたら本来の君の体にもどれて、サッカーだって もとどおりできるようになれるよ。」 という先生の言葉に頬にツーと涙が流れました。 そうしている間も目の前でどんどんユウキの顔色がかわり、 熱がひいているのを見てひたすら感心するばかり。 「最後に最高の誕生日プレゼントをあげるよ」と先生がニヤニヤしながら お灸に火をつけた瞬間 「ひょえ~!!!アチチチ・・・」と大騒ぎ それでも、熱さを感じるのは左側だけで右側は全く感じなかったんですって。 それは歪みをかばうために右半分筋肉がすっかり硬くなってしまっているからだそうです。 人間の体って本当に不思議ですね。 なんとあんなにひどかった下痢が、その日をさかいに ぱったりとなくなっちゃったんですよ それ以来、我が家では、先生のことを「男チャングム先生」と呼んでいますそれ以来、七月中は週一、八月からは二週間に一度に治療していただいています。二、三か月は骨盤矯正にかかるからその間は、激しいスポーツ(特に)はお休みすることとなり、部活は休部。でも、すぐに熱はひき元気になったおかげで臨海学校や旅行を楽しむことができました。部活も今月いっぱいには復活できそうです。二学期になり、元気に登校している様子を見ながら男チャングム先生との出逢いに心から感謝している毎日です☆今年の敬老の日のプレゼントはこれにしました。これも思わず買っちゃいました。届くのが楽しみ☆最近読んで面白かった本 ☆ユウキが今、読んでいる本☆ユウキのマイブーム
2007.09.14
コメント(6)
![]()
我が家も入隊して早、一ヶ月が経ちました 最初は、ちょうどユウキの中間テスト一週間前で部活もなかったことから三人仲良くスタートしたんです。 ヨガマットもバンドもあとふたつ分、調達したわ。 このトレーニング、つっこみどろこも満載で、かなり笑えます 特にユウキはのりやすい性格だから、一番弟子のシェリー並みの掛け声で気分をもりたててくれて、 その上、学校の先生の物真似なんかも随所に盛り込んでくれて、 それがとても楽しいの。 トレーニングの内容はかな~り辛いけれど、それぞれの体力のレベルに合わせてできるし、 何よりビリーが励ましてくれるから、とにかく7日は頑張ろうという気になる それとビリーの後ろでやっている人たちが、 見るからに素人って人たちが多いのもポイント高いです。 鍛えられたナイスバディの人たちばかりがやっていたら、 どうせ私なんか。。って思っちゃうもの。 家では、勝手に後ろのメンバーに名前をつけて遊んでいます ママ友の間でもこのトレーニンは、他のダイエットに比べて すぐに結果が数字で現れるという評判です。 たった一回のプログラムでわたしも主人も約一キロ減、体脂肪は2、3%、 ユウキは、体重はほとんど変わらず体脂肪率は5%も落ちたの。(まあ、受験でしばらくサッカーお休みしていてかなり太っちゃってたこともあるけれどね。) ただ、最初にストンと落ちた体重や体脂肪もそれほど順調には落ちる訳ではないから、 ここで大きくダイエットできる人と辞めてしまう人に分かれるのよ。 ユウキは、部活がスタートしてから体力的にも時間的にも無理になっちゃったし、 わたしは、お月様の時に一度休んでからなかなか復活できないでいます。 (だってユウキと一緒じゃないとつまんないんだもん←言い訳) 結局、体重は2キロ減、体脂肪率3%減のままです。 まあ、この数字ですら私にとっては久しぶりで嬉しいんですけれど。 我が家でひとりコツコツ続けている主人は、きちんと5キロ落ちて、お腹周りがペッタンコになりました。 先週末、同じ頃入隊したママ友に会ったけれど体脂肪率7%減だそうで、とってもすっきりしていました。 やっぱりきちんとやれば結果の出るプログラムのようですよ。 彼女を見て、わたしもやっぱり頑張ろうって思っちゃった もうひとつ、そのママよりGOODなビリー情報!! 彼女が最近知り合った方にあるダイエット食品を販売している会社にお勤めの方がいらして、ダイエット業界の裏事情を色々聞けたらしい。 やはりビリーの威力は、業界でも大きいらしく、 どこもビリー対策に必死なんですって。 家の主人もこれをはじめてスポーツクラブに行くのを辞めたから (元々たまにしか行けていなくて辞めようと思っていたみたいだけれど) なんだかわかる気がするわ。彼女曰く、 「ここだけの話、あれさえちゃんとやっていればちゃんと痩せるわよ。 この年になったら、楽して痩せようなんて考えちゃだめ。 とにかく長年かけてこうなった体を変えるには、辛いトレーニングを続けること。」 うっ、耳が痛い ちゃんとやろうと思うとほんと辛いのよ、ブートキャンプ。 いつまで続けられるかわからないけれど ビリーも来日することだし、 とにかくあと一度は、プログラム再スタートしようと思っています。 ユウキの最近、読んでいる本。 英語辞書は、これにしました。ページを開いたままにできて、とても扱いやすいようです。
2007.06.19
コメント(0)
![]()
毎日、嫌なニュースが続きますね。 愛知県の人質の奥さん、やっと擁護されてほっとしました。 でも、殉死した警官のご家族の気持ちを思うとなんとも切ないですね。 福島の母親殺害の事件も気味が悪い 数年前の神戸児童殺傷事件を思い出しました。 この母が後ほどしゃあしゃあと手記を出版した時は驚いたけれど その中に「実はいい子なんです」って何度も書いていたのは もっと驚きました。 そしてこれが母というものなのかと悲しくなったわ。 今回殺された母ももしかしたら「あの子は本当はいい子なのよ。」ってあの世で思っているのかしらなんて。 愛するあまり盲目になってはいけないのね。 親しか見抜けない信号があるのよね、きっと。 同世代の子どもを持つ母となった今、色々考えさせられちゃいます。 それにしてもいつの間に赤ちゃんポストなんてものを平気で設置できる世の中になってしまったんでしょうね。 三歳の子が置き去りにされていたと大騒ぎしているけれど 物心わからない赤ちゃんなら平気なの?! ほんと色々考えると憂鬱になっちゃう 今度書く時は、明るい話題にしようっと。 ★今年ユウキからもらった母のプレゼントはこれ ユウキは、このタイトルがプレゼントにぴったりだと思ったそうです爽やかな読後感の素敵なお話の詰まった本。瀬尾まいこさんって、なんて優しい人なんだろうって思いました。★ユウキが最近、読んだ本 ★これもよく眺めています
2007.05.18
コメント(2)
![]()
中学生活がスタートして、早くも一ヶ月が経ってしまいました。卒業式に入学式と人生節目のイベントが目白押しだったにもかかわらず、私ったらすっかり更新さぼってました(汗)別に特に忙しかった訳でも体調が悪かった訳でもなく。。ただ、ちょっとばかし筆不精になってしまっただけ。(笑)早朝のお弁当作りにもだいぶ慣れたことだし、ほぼ日手帳のメモをたよりに気が向いたら、その内さかのぼり日記でも書こうかな。さて、中学生になったユウキはというと、毎日それはそれは楽しそうに学校へ通っています♪まだ部活は仮入部の時期らしく、仲良し五人組で日替わりで色んな部の体験しているようです。でも、そろそろ思い切りサッカーをやりたくなってきたようですが^^心配していた長時間の通学ですが、小学校時代にサッカー遠征で散々遠出していたこともあってそれほど苦にならない様子。電車も下りの時間が長いためか読書もできて良いなどと言ってくれているのでひと安心というところです。最近読んでいたのは、これ。 映画バッテリーを観てからちょっと野球ものにはまっているいるようです(笑)★☆★ 今年は、母の日のプレゼントにこれをオーダーしました ★☆★
2007.05.08
コメント(4)
![]()
おかげさまでユウキは、今日病院からインフルエンザの「治癒証明書」をいただいて明日から登校できることになりました。 病院の帰りにの本屋さんに寄って思わず手にしてしまったのがこの本。 今更ねえ~と思いながらも、以前雑誌で連載されていた時に時々しか読んでいなかったので、続きが気になって。。。 気がつくとレジでお金を払っていました(笑) (メニューや洋服はなかなか選べない私ですが、本だけは、 ほとんど手にした瞬間に買ってしまうのです。) 「中学受験で子供と遊ぼう」が長男君の受験記録だとしたら、こちらは主に次男君の受験体験記。 さすが放送作家の作者だけあって、最初から最後まで 飽きさせることなくあっという間に読めてしまいました。 読み終わって一番感じたこと。 これだけ分析力がある伴走者がいたって難関校と言われる学校には、 なかなか合格できないんだもの。 そりゃ~、家なんか。。(以下自粛) 子供のあなたにほとんど任せっきりだった母をゆるして~!!! ☆ おまけ☆ 放送作家ならではの面白かったトピックをちょっとだけご紹介。 私立中学を芸能人に見立てるとこんな感じだそう。 麻布 ☆ ビートたけし 武蔵 ☆ 明石家さんま 開成 ☆ 志村けん 渋渋 ☆ インパルス 玉川 ☆ 波田陽区 駒東 ☆ 雨上がり決死隊宮迫 桜蔭 ☆ 光浦靖子 JG ☆ 久本雅美 桐蔭 ☆ くりーむしちゅー 理由をお知りになりたい方は、本屋さんへどうぞ♪
2007.03.06
コメント(2)
![]()
先週末、「何だかだるいから遊ばないで帰ってきちゃった。」 といつもより早い時間に下校したユウキ。 あらら、珍しい! 熱でもあるんじゃない?!。。って計ってみたら その時は、36.8度。 「きっと花粉症だよ。」 「そういえばここ二、三日、鼻がぐずぐず言ってるね。」 「明日サッカーだから、今日は早めに寝よう!」 などと言いながら、しばらく部屋で読書しながらごろごろ。 「ご飯だよ。」 って呼ぶのに返事がない。 ふと顔を見ると真っ赤になっていました。 ヤバイ!熱だわ。 計ったら、既に39度5分。 夜間診療してくれる区の保健所まで直行しました。 診断は、予想どおりインフルエンザでした。 ユウキの学校でも流行っていて、学級閉鎖したクラスもあるほど。 AもBも流行っているらしい。 仲良しの子が昨日からB型にかかってお休みしていると聞いて、そろそろうちも?!と思っていたの。 やっぱりBでした(笑) 予防注射したんだけれどなあ。受験も終わってちょっと気が緩んじゃったしなあ。一ヶ前でも一ヶ月後でもなかっただけ良かったと思うことにしましょう^^ タミフルを飲ませるかどうかは、悩みました。 でも、先生は高熱が続くのも怖いっていうし、 本人も早く治して学校に行きたいって。 ちょうど週末ということで、わたしか主人のどちらかは 側にいれるだろうということで、思い切って服用させることにしました。 幸い、夜中もぐっすり休んで、朝起きたら37度ちょっとまで熱が下がり、気分もすっかりよくなったようです。それでも、あと二日間くらいはよく見張っていなくちゃね。みなさんも、どうぞお気をつけください^^★ユウキが最近買った本 「バッテリー」の続編、ついに登場♪この春は、映画も公開されると楽しみにしているようです。
2007.03.04
コメント(4)
![]()
気がつくと三月。 カレンダーをめくった途端、二月のあの泣いたり笑ったりした濃厚な日々が 遥か昔のことに思えてしまえます。 でも、今でも日付を見ただけでその日のひとつひとつの場面が ドラマを見ているように思い出せます。 本当に特別な時間でした。 2月11日には、進学校の招集日にも行き、制服も注文してきました。先週は、塾の先生達にもご挨拶に伺って、楽しくおしゃべりもでき、すっかり前に向かって歩き出しました。先週末にはサッカーの試合に復帰♪ 最初の試合から、「え~っ?!いきなりフル出場?!」 と観ているほうはドキドキしてしまいましたが、 本人はとても嬉しかったようです。 もちろん、最初は動きが恐ろしく鈍く、 本人もどう動いてよいかわからなかったみたいだけれど、 それでも二日目には、少しはましになっていました^^ 試合に伺う度に、久々に会うママたちと次々とお話を立ち話をすることに。 何故か家の入試の結果のことは既にみなさん知っていたので、 私はあまり自分のことはおしゃべりしなくても良かったのですが、 (誰かが、その日の内に連絡網で回ったと冗談で言っていた(笑)) みなさん、ご自分のサッカー受験のお話がしたかったみたい。 何せこの年齢は男子が多い上、2002年のワールドカップの影響で 急激にサッカー少年が急増した最初の年代。 中学受験に負けず劣らず、今年はかなり厳しかったようです。 志望していたチームに入れた子はほんの一部だけでした。 あるJリーグの下部組織のチームに入団が決まった友だちもいるのですが、そのセレクションなんかは、一次試験には1000人以上参加していて(去年は600人くらいだったらしい) 最終選考で受かったのはたったの7人だったと言っていました。 中学受験と同じように第一志望のチームに入れた子はほんの一握りだったようです。どの子にもドラマがあったんだなあと思うと どのお話にもうるうるしてしまいました。 ちょっと見ない間にどの子も体つきはすっかり逞しくなっていましたが、 それでもまだ12歳。 厳しい状況の中、本当にみんなよく頑張ったね! 帰ってきてユウキは、 「ぼくもあの時、骨折しなければ、きっとみんなと一緒に 最後までサッカーを続けて、きっとどこかのチームのセレクションも 受けたいと言っていたかもしれないね。 そしたら、ほにゃらら校(進学する学校)に進学することも できなかっただろうな。 骨折したのは、ラッキーだったんだね。」 としみじみ言っていました。 そうそう、マイナスをプラスに変えられるようになれば、 怖いものなしよ。 どの世界でも子どもが頑張った結果、進む道というのは、 どれもその子にとって最良の道なのだと思う。 みんな 胸張って自分の道を歩いておくれ!! ★最近、ユウキが読んだ本★ ★我が家の人気者★
2007.03.01
コメント(0)
![]()
今週になった途端、家では「どうだった?!家はねえーー。」 という報告のお電話がひっきりなし。 そのままランチや夕飯のお誘いにのこのこ出かけて遊びほうけていました。 先週の寝不足が尾をひいて、夜はバタンキュー。そんな様子で、すっかりこちらへのご報告が遅くなってしまってどうもすみませんでした。結果を先にお伝えしますと、ユウキは恋こがれていた学校にふられてしまいました(涙)失恋したその日のことを書きたいと思います。掲示版に自分の番号がないことに気がついた彼は、何も言わず黙って学校を後にしました。途中、主人に導かれて公園へ。そこで思い切り親子で泣きました。ひとしきり泣いてすっきりしたのでしょう。「よし!!」と一言。ここで彼の切り替えのスイッチが入ったようです。「気分転換に本屋さんに行っても良い?!」と言うので途中で本屋さんに寄り、ささーっと五冊の本を手にして笑っていました。こんなものであなたが元気になれるならお安いご用です(笑)帰りの電車の中で早速、これを読んでいました。そして、電車を乗り換える時になって「これから先生たちに会ってくる。」というので、いつも通っている校舎へ私も一緒に行きました。先生の顔を見た途端、胸に迫るものがあったのでしょう。ユウキが必死で涙をこらえているのがわかりました。先生も目を赤くなさりながら、彼の目をじっと見ながらこうおっしゃいました。「これで自信をなくすなよ。お前が力があることは、先生が一番よく知っている。明日の試験では勝ってこい。」翌日の学校は家族三人ともとても大好きな学校。家から遠い学校でありながら、出願するまで色んなご縁を感じさせてくれた学校でした。ただ、本人も周りもこの日までは第一志望校のことしか頭になかったし、本気で三日で受験は終わると思っていたため(愚かですよね。。)、この学校の過去問は二年分を一回ずつやっただけ。おまけに後半の日程の試験は倍率ももの凄く高くなることもあって不安でいっぱいでした。それなのに、ユウキは、ボン!と机に今まで受けた学校の試験問題を出して反省会をしようとしている。「もう、時間ないんだから。早く明日の対策をしたら?!」思わず私、小声で言ってしまいました。するとすかさず先生が、「彼はまだ今までのテストのことで気がかりなことがあるのですよ。ユウキはまずそれを完了させたら、ちゃんと前に進める子です。お母さん、大丈夫ですよ。」とひとつひとつ、試験問題を一緒に解いてくださいました。先生のおっしゃるとおり、帰る頃のユウキは、すっかり明るさをとりもどしていました。結局、翌日の試験対策は、時事問題を少しおさらいしたくらいでタイムオーバー。でも、何より彼自身が食欲もあり、寝つきも良かったのでほっとしました。翌朝、試験場へ向かう途中で、この試験期間中、何度も言った台詞を一言。「ぼくは、相手が変われば試合内容も変わることをいつもサッカーで体験してきた。気持ちでは負けないよ。だから、大丈夫!」何だかとてもたのもしく思えました。それまでに通っても良いと思える学校に既に合格をいただいていたことも心に余裕を持たせてくれていたのだと思います。ほんの数日間でしたが、試験中にも子どもは逞しく成長するものだということを実感させられました。おかげさまで春からは最後に受験したこの学校へ通うことになりました。この学校の合格証書を手にした時の「あーこれで終わったんだ。楽しかったなー。」と言った彼の言葉をわたしはずっと忘れないでしょう。長い間、日記を読んでくださり応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
2007.02.09
コメント(14)
全320件 (320件中 1-50件目)

![]()
