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Oct 22, 2006
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カテゴリ: 出来事
木・金の一泊でNew MexicoのTaosへ行ってきた。数年前にSanta Feを訪れて以来のNMだ。

旦那の計画では4時間のドライブで着く筈だったのだが、途中何度か休憩をしたものの
7時間もかかってしまい、着いたらすぐ日が暮れてしまった。

少しPlazaを歩いてからホテルへチェックイン。
泊まったのはこのPlazaから2マイルほど南にあるSAGEBRUSH INNという古いadobe建築のホテル。
Taos(市内だけかな?)にはほぼ全くと言って良いほど、adobe建築以外の建物は
無いのだが、やはり新しい物は何となく嘘っぽくて物足りない。
(このInnの外観の写真はアナログカメラに収まっているので、ここに載せられないのが残念!)

ホテルの部屋に荷物を置いて夕飯へ。

人にも薦められ期待を胸に直行。
お薦めというだけあって、そこはやはり繁盛しており、待ち時間は20分と言われた。
しかし急ぐ必要もないので、寒空の下ではあるが待つことにした。
空腹は格別のスパイスになるのだし。
外で待っている間、趣のあるストーブを囲んで旦那とメニューをじっくり研究する事に。
20分後、テーブルに着くと、赤い壁と紫の窓のサッシが私を未だ見ぬメキシコへワープさせた。
店の中はメキシコの香りで埋め尽くされていた。
さて、私が選んだのは、10cm強の赤ピーマンにチーズを詰めパン粉をまぶして揚げた料理
(rellenoだったかな?)。これはiMuy delicioso!であった。
ピーマンの甘みと苦味、チーズのコクが絶妙で、チレソースがかかっているにも
関わらずパン粉のパリッとした食感が残っており、これまた絶妙なタイミングで

旦那が注文した料理は・・・忘れてしまったが、ビーフのenchiladaだったかな。
これは脂っこくなく、パサパサしている割には肉の旨みがあった。
デザートは怖いもの見たさでfrozen avocado cakeを注文。
運ばれてきたのは、グラハムクラストのチーズケーキだった。が、薄緑色。
味は、苦味の利いたとてもアメリカンなキーライムチーズケーキって感じであった。


リザベーションへ。ここはadobeのマンションで有名な場所。
駐車料、入場料に加えてカメラ料金($5/1個)を支払い、一歩中に入ると、迎えてくれたのは犬達。
puebloの犬.JPG
最初は、観光客が犬と一緒に入場しているのだと思ったのだが、どうやら野良だと判明。
リーシュどころか首輪もつけていないのだ。それに近づいてみるとちょっと汚れてて無愛想。
でもこれがまた可愛いのだ。人には慣れているが人懐っこさは全く無く、買い食いを
している観光客について回っている。
きっとこの村の中で飼われるとも無く育ってきたのだろう。
このPuebloは広場を中心とするadobeの低い壁で覆われた村で、今も人が住んでいるとは
聞くものの、生活しているのは観光客が訪れる時間帯だけの様な気配がしていた。
きっとここは彼らにとって職場になっているのだろう。その証拠に広場を囲んだ数十件の
家の殆どがネイティブアメリカン(又はインディアン)アートの店なのだ。
puebloマンション.JPG

これらの店には大して惹かれなかったのだが、入り口付近にあるジェロニモ教会は
興味深かった。曲がりなりにも(日本の)カソリックスクールへ通い、イタリアの大教会へも
訪れたことのある身としてはジェロニモ教会の祭壇に惹き込まれずにはいられなかった。
何もかもが素朴でいて色使いが鮮やかなのだ。聖母マリア像を挟む様に壁に描かれているのは
背の高いトウモロコシの茎と葉。その両脇にはスイカやカボチャが盛られた籠が、
鮮やかな緑、オレンジ、黄色などで描かれている。はっきりとは覚えていないのだが、
燭台やキリスト像なども南米(メキシコ)色が豊かだった気がする。
ステンドグラスも素朴で、水色一色の中に一羽の白い鳩があしらわれただけ。
イタリアの大教会も素晴らしいが、このジェロニモ教会は温かく落ち着ける場所だ。

ホワイトボードにサインペンで書かれた聖書の箇所と賛美歌の番号が、この教会だけは
観光客ではなくこの村の人々のために今も昔も存在していることを伝えていた。

村を後にして、遅めの昼食へ向かったのはBent美術館向かいのBent Street Cafe & Deli。
気温は低かったのだが、日差しが暖かかったのでタンゴと一緒に外のテラスで食事。
原則として犬は店に入れないという事なので、我々はテラスを囲んでいるベンチの横の
テーブルに着席。タンゴはそのベンチに繋がれ、ベンチ越しに我々の食事が終わるのを
待った。この間、外行く人々に次々と撫でられたので、人見知りのタンゴには
良い訓練となった。また、何処かの犬がフラッと現れた時も、ディストラクションの
訓練になった。タンゴは背中の毛こそ立てたが(それに我々が命令したsitもしなかったが・・・)
何とか呻らずにこらえていた。が、同じ犬が2度目にやって来てしつこく彼のお尻を
臭い続けた時には流石にタンゴも「BOW!」っと一声放ってしまった。まあ、相手の犬も
「あ、こりゃまた失礼しました。」って感じでヒョコヒョコと退散して行ったので
喧嘩にならず一安心。

*タンゴにとってTaosは、新しい訓練を開始してから初めての”散歩以外の場所”であり、
 長時間のドライブ後という事もあってかなり興奮していたはず。だが、ダウンタウンでの
 ウィンドウショッピング中はかなり聞き分けよく歩いたし、私が店から出てくるまでの間も
 ディストラクションに負けずにちゃんと座って(旦那と一緒に)待っていた。
 でも、一回だけ驚いた事があった。それは、ある店の前に座っていた1m大の熊の
 ぬいぐるみの前を通りかかった際、タンゴがその脚にガブッと噛り付いたのだ。
 一瞬の出来事だったので、タンゴが噛んだのかどうか分らなかったのだが、
 後ろから来た女性が目撃者として教えてくれた。
 「あなた達を守ったのね。私もきっと噛み付いたわ。」と・・・。

遅めの昼食を終えると午後3時になっていた。そろそろ家路に向かおうという事で
途中の土産物屋に現を抜かしつつ出発。Adios,Taos.
日の入りが近づくにつれ7変化する山と空の壮大な景色を楽しみながら重たい雲の方向へ北上。
コロラド州へ入って暫くすると雨が降り出し、油と埃まみれのウィンドウに視界を阻まれながら
夜の高速をひた走りに走り、やっとの思いで家路に着いた。
一息入れていると雨は雪に変わり、ふと気付くと真夜中にはいぶし銀の銀世界に変わっていた。
雪に遇わずに無事に帰れた事を祖先や神に感謝しつつ就寝。

Buenas noches.





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最終更新日  Oct 23, 2006 02:08:49 PM
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