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Sep 12, 2007
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なにもきかないでなにもいわないでこのままでいて時はながれこの気持ちはリアルなままこうしていたい言葉は 言葉だどあなたはいう言葉は 言葉かもしれないがその韻にふくまれるそれを とめどなく あふれるそれを弱さだと思われたくないあなたはいう「どういう意味?」言葉は あっけにとられて中空で とまったままだただきしめてくれただだきしめてくれ
Sep 11, 2007
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ながく閉ざされた その扉にどと開くことのないと真鍮の轍にまぎれこんだその扉がふいに開いた 僕はそれをのぞきこむきみをみているまな板の上のよこたわる魚な気分で
Sep 11, 2007
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「なにかいった?」 きみはふと、こころの声をきくことがあった。 ためらうのは、誤解をおそれるばかりでなく、真意が、言葉でつたえられるか、ということだった。 ふと僕はだまりこんでしまう。「また、無口な饒舌ね」 顔を見ると怒っているふうでもなく、視線を気にしないで、壁を見つめている。 真意とは、なんだろう。 僕はそれを考えていた。 むしろ、この食事の雰囲気を、どうにかする立場に、追い込まれている。僕はそういった状況に、過敏に反応することなく、もくもくとスープスプーンを運んでいる。それは冷たいパンプキンの、十分に裏ごしされたなめらかなもので、そのアメリカンレストランの、大きなスープ皿というより、スープボールに近い状態の、繰り返し、スプーンを口に運びながら、僕はその冷たさを感じなくなってきていた。 彼女の真意を、その壁面の眺めに、熱心なことに、はかりかねている。 僕は彼女に伝えるべき真意というもので、その不機嫌な食事を、どうにかなるものでもないことを理解していたし、いかんともしがたい苦痛の雰囲気のなかで、家に帰りたいような気分になっていた。 致命的なことに、彼女の不機嫌の理由が、どの地雷だったのか、多すぎた饒舌の、いったいなにが、その心をきづつけたのか、わからないまま、依然サラダボールのパンプキンスープは、なかなかその底をみせてはくれなかった。
Sep 11, 2007
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思い出す その笑顔車のリアウインドウ小さく手をふって大つぶの涙をかくす振り返れば夏の名残りふと感じる虫の音の気配
Sep 11, 2007
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無駄な時間は実は存在しない有益な時間も実は存在しないあるのは等しく配分された無限のような顔をした有限な時間の概念だけ
Sep 7, 2007
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まるでガラス張りの世界で、あなたの瞳は私をみつけだした。そういった夜の世界でふたりは長い邂逅をした。すべてはあなたに会うために、偶然な必然が、繰り返されるだけの。そして、わたしはあなたの虜になった。このガラス張りの世界から、あなたな私を連れ出してくれた。愛している。君をそこから連れ去りたい。
Sep 7, 2007
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真夜中の街角 途絶えた車の流れ遠くランドマークの 明滅する赤いライト思い出す横顔の 伏せた視線雨上がりの アスファルトはエメラルドの光沢で さて僕には きみになにもあげるものがない その言葉 むしろなにも意味をなさいないもしれないあるいはその言葉以上の意味もないかもしれないただそのつないだ手を はなさないでくれただそこでそうしていてくれ もうなにもいらないだたこうして 乾いてくアスファルトを眺めていようきっと すぐに あのころのふたりに もどれるかもしれない
Sep 7, 2007
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Sep 6, 2007
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彼女のやさしさは彼の抑止を破壊した。こわれたように感情を表出させた。 「あいしてる」 「きみがひつようだ」 「きみがほしい」 そういった確信の裏打ちにない感情の発露を彼は長い人生で排除してきた。彼の感情はなかった。そうしたなにが面白くていきているかわからないと彼の周りは心配していた。 彼の情緒の障害は深刻だった。奔馬のごとく彼は彼女を愛しはじめた。だれもふたりを止めることはできなくなった。 愛したい at 2004 11/09 12:13 編集 愛されるより愛したい 愛されたい at 2004 11/11 11:25 編集 愛する苦しみをそれで癒されたい 愛とは at 2004 11/11 11:57 編集 愛とは乾ききった喉の一杯の生ぬるい水である。 乾いていないときだれもそれに見向きもしない。 しかし愛とは at 2004 11/11 11:58 編集 悲しみをうすめたりしちゃう そして愛とは at 2004 11/11 11:59 編集 愛されているとき、愛があるとたぶんきずかないかも あるいは愛とは at 2004 11/11 12:00 編集 顔文字の微笑み 表情 at 2004 11/12 05:29 編集 ただそこで彼女は時間を彼らと共有した。 深夜の彼女は日常の表情をして、西海岸まで愛が届くように、やさしい穏やかな表情をしている。 みんなはそういった表情を、すこしばかり楽しみにしていたりする。 ある愛 at 2004 11/14 00:25 編集 彼女の体の記憶を消し去るために、おびただしい新しい体を求めた。彼女を愛していたような、あいまいなそういった行為は、心の場所のある体を、代償の体を求めていく不毛な情事の堆積がかさを増していた。 「私、愛してる人がいるの」 夜明け前の私の部屋で、コーヒーのマグを抱え込むようにして、うつむきながら彼女は言った。覚悟はできているのか?と聞こえた。 私は白んでいく夜の気配の窓の外を見た。車のライトが遠景を流れていく。 「どこに帰るのかしら、さみしい川のながれのよう」 私は彼女の虜で、いくらほかの女たちにだかれても、このやっかいな乾きの心は満たされることなどないと承知で、泣きながら目覚める朝が怖くて、眠れないでいる。 彼女が私を必要としたPHASEを反芻しながら、素の彼女が愛している男には見せない表情や、状況のなかで、私を求めた事実だけが、その厄介な恋の行方を照らし始めている。 信頼 at 2004 11/16 21:30 編集 あなたがわたしになにをしてくださるかで、あなたのことが理解できるようになるでしょう。 あなたの行動が、あなたを表現する一番最適な方法です。あなたを理解すれば私の信頼と、許容をあなたは勝ち得ることになるでしょう。 あなたが私をほしいのは知っています。 しかし使い捨ての人間関係なら、必要ありませんし、わたしがあなたを特別に大切にしていることを自覚いただかないと、私を理解することは困難でしょう。 だから私を愛しているといわないでください。 そのたびに私が引いているのに気がついてください。 あの夜のまま at 2004 11/16 22:01 編集 ふたりでいる楽しい時間を知って そして あなたのいない夜を知る あなたの表情と匂いを わすれないように そういった重ねた夜を思い出して あなたのいない夜をすごす あなたのことを考えている夜に たどりついて あの夜のまま 動かせないでいる 玄関のあなたの脱いだスリッパが かわいらしくわたしを迎えてくれる 雨の夜 at 2004 11/20 00:44 編集 「あいしているといって」 「あいしてる」 夜更けの電車で送られて、お部屋に帰った彼女に、ひどく酔ったままの彼から、電話が入る。 彼はわたしに愛されたがっている。私はあいすることをしらない。私を欲しがっている、私の時間や、笑顔や、身体や、知性を。 「どこにいるの?」 「ガオカだよ」 土砂降りの雨の中で、彼は愛していると繰り返した、私があいしているかと繰り返した。 なんてかわいそうなひとなんだろう。そんな日曜日が終わってしまった、午前2時の土砂降りの雨の中、彼は私を欲しがっている。 「風邪ひくよ、うちにおいでよ」 「うん」 彼女のマンションを訪ねた。雨は夜明けまで降り続いた。二人の夜を覆いつくすように。
Sep 5, 2007
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中国大使館の坂を、売れないモデルと売れない作家は、強烈なスピードで、広尾の公園を目指していた。あたりは深夜と早朝の狭間で、背後のモデルの洗いざらしのシャンプーの、むせ返るような、匂いがまとわりついてくる。 深夜の彼女のマンションの前で、化粧のない彼女を初めてみた。僕はそのマンションにはいったこともないし、彼女を抱いたこともなかった。 化粧を職業にする彼女は、みごとに別な人になっていたが、僕は彼女の容姿に用事がなかったので、特にきにもならなかったし、多少年齢より若くみえるその印象について思案げな僕に、彼女はひとことだけいった。「なにみてるの?きらいになった?」「いや、みとれてた」僕はかろうじてそういうと、自転車の後ろに彼女を乗せて、南麻布の午前4時という時間に、強烈な坂を彼女をつんだまま、西麻布方向の急な坂をたちこぎをした。「てるちゃん、どうして車もってないの?」「ぼく、免許もってないもん」「なんで免許とらないの」「いそがしかったんだ」「いつもいそがしいのね」「いい質問だなあ」 有栖川公園の急カーブをまがって麻布マーケットの前で、「なんで、ぼくはいそがしいんだろう」と思った。 広尾のバーはまだあいていたが、僕は恵比寿方面に自転車をこぎつづけた。 彼女は僕の運転を信頼していたのか、うしろで眠り込んだのか、わからなかったが、恵比寿ガーデンヒルズの東側に、今日というにどとこない朝が始まりかけていた。そのころには、ぼくたちはどこにいこおうとしていたのかも忘れ、ただ、その朝日をみて車のない広尾通りを、ただ走りぬけていった。
Sep 5, 2007
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「わたしのこと、綺麗に書いてね」きみはそういうと、目を伏せた。「そのまま書けば、そうなるさ」僕はきみをみないまま、言った。「わたしのどこがいいの」「きみが好きなとこと、そしてきみの嫌いなとこも、好きさ」僕は涙の気配をうちけすように、奇妙な明るい声で言った。晩夏の夕暮れは窓のそとに静かにはじまっている。
Sep 5, 2007
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いとおしいこと恋の気分それはこわれないもの色あせることのないもの
Sep 5, 2007
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あいたいと おもうことあるがままを うけいれることけっして せめないこと
Sep 5, 2007
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