TESTAMENTO

TESTAMENTO

2021.03.13
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
社会生活をおこなう動物の行動を観察すると、どの集団においても必ず20%の個体はサボっているのだという。
 アリにしても、ハチにしても、任意の大きさの集団を選び出したとしても、その中の20%は必ずサボっているのだという。

 そして面白いことに、サボっている20%を除いてみると…残りの集団の中の20%がサボるようになるのだという。
 反対に、その除かれたサボり集団の中でも…80%は働き者になり20%はサボるという状態になるのだという。

 すなわち、常に集団の8割がコツコツと働き、2割はサボるというのが普通の状態だということになる。

 その2割は、言わば社会集団の予備軍として環境変化や非常時には出番を得て、社会集団の安定継続に寄与することになるらしいのだが…。

 このことから妄想を働かせてみると、人間社会のあるべき姿も見えてくるかもしれない。

 8割の労働で全体を支えるのならば、実質6割の成果で社会集団は成り立つということになる。
 社会集団組織のシステムは、6割稼働で継続できるものとし、8割稼働を最大とするように設定されるのが良い…のかもしれない。


 そこに…多様性の受容、継続可能社会の構築、働き方改革、ゆとり生活、等々の現在の課題を解きほぐして行く道が見えてくるのではなかろうか。

 そこで…80%稼働の働き方・生き方を許せるだろうか。
 実現には、すこし時間がかかるのかも知れない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.03.13 12:59:16
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: