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腫瘍と言うことは、悪性なら「ガン」、しかも場所は頭蓋骨の中、耳の治療をしても良くならなかったはずです。耳の異常ではありませんでした、聴神経の問題でした。1週間後に家内と一緒に脳神経外科の先生の話を聞くことになりました。耳鼻科の先生は、すごく簡単に「・・・腫瘍ですね・・・」といっていたのですが、普通テレビドラマなんかではこういうことは患者に直接言わないように思うのですが・・・ということは、私の場合はあまり大したこと無いんだろうか?・・とにかくいろいろな文献やら、インターネットを駆使して、このくせ者の正体を暴こうとしました。
2002年03月31日
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MRI検査の診断結果を聞かされる日が来ました。いつものように、診察の受付を済ませて、いつものように、順番通り待合室で呼び出されるのを、ただ何も考えことも無く、ボーと待っていました。今までに、この病院に変わってから、主治医が3回ほど変わって、今は、耳鼻咽喉科の部長が担当いただいていました。「やっぱり何かが起こっていましたね・・・これは、聴神経腫瘍といって・・・」その後どんな言葉が先生の口から出てきたのか、あまり今は覚えていません。私の検査フィルムを白い光で浮き出して、頭の中にあるゴルフボールほどの白い玉をボールペンの先でさし示して、確か先生は「・・・腫瘍・・・」といっていました。
2002年03月30日
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再度MRIの検査を行うこととなりました。この検査は以前にかかっていた病院で、2回目の発作で入院した際、すでに受けて異常が見つからなかった検査です。強力な磁力線を使って患部の断層映像を撮って診断する、最新の医療診断技術です。大きなドーナッツ状の検査機器の中で寝かされてドンドンという大きな音を聞きながら約10分ほどじっとしているのです。私の脳味噌のきれいな断層写真ができあがります。診断結果は1週間後に先生から聞くこととなりました。
2002年03月29日
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なかなか症状は好転しません、相変わらず、軽いめまいと、難聴のままです。聴力は徐々に悪くなっているようにも感じました。「・・・何かが起こっている・・・」「・・・もう少し、様子を見てみてましょう・・・」という先生の言葉が気になって仕方ありません。私はどうなるの。私はどこへ行くの。誰か教えて!!!
2002年03月27日
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ともかく、もうしばらく様子を見ることとなりました。自覚症状は何も変わってはいません。本人が感じるのは言葉を理解しやすいようにするためには、右耳の雑音を何とかして欲しいと思います。「はひふへほ」が「ばびぶべぼ」に、聞こえる音全てに濁音がついて聞こえてしいます。従って、正常に聞こえる方の耳のじゃまをして困っています。いっそダメな方の耳は音が聞こえない方が楽なんじゃないかと思っています。ただし、めまいは何とかならないものでしょうか??
2002年03月26日
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手術は無事終了しました。術後はショックでしばらくは激しいめまいと、聴力も激減し不安定な状態が続きましたが、しだいにめまいも快復の兆しも見え、だんだんと耳も聞こえるようになってきたのですが、最後まで大型フエリーに乗船しているようなふわふわとしためまいと、難聴と、たとえ聞こえていても言葉をはっきりと聞き取れない状態が続きました。先生は「あわてなくても、だんだんと良くなっていきますから心配しなくて大丈夫・・・」そして1ヶ月ほどで退院しました。もう症状が出てから1年近くたっていますから、多少のめまいではびっくりしません、入院や手術はゴメンですから、ひたすら我慢をして、上手に病気と付き合うこととしていました。その後1年ほど外来で通院しました、ある日、先生が「・・・今までいろいろとやっているのに、なぜ眼振動(めまい)が留まらないのでしょうか・・・聞こえも徐々に悪くなっているし・・・内耳で何かが起こっている・・・うむ???」 こちらが、聞きたいよ!!
2002年03月23日
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手術は、耳たぶの後ろ側を、しわに沿ってメスを入れます。ほとんど傷跡はわかりません。床屋さんに行ったとき襟足にクシを当てられるのがちょっとびくつくぐらいです。痛みはないのですが何となく違和感があります。そして耳たぶをめくって、内耳をめがけて頭蓋骨にドリルで穴をあけます、そこへ器具を差し込んで三半規管の管にミクロ単位の小さな穴を開けるものです。とても精密な作業が要求され顕微鏡をのぞきながら行います。時間は8時間かかりました。むろん全身麻酔ですから、本人は数を数えているうちに気遠くなり、目が覚めたら終わっていました。この間、家族はやきもきして大変だったとのことです。・・・ごめんなさい・・・
2002年03月21日
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2ヶ月たって、4回目の発作です。これで、3月・7月・9月・12月と年間4回目の発作です。先回先生がおっしゃっていたように、内耳の手術をすることとしました。もともとメニエル病とは国から難病に指定されておりますように、原因もその治療方法もはっきり確立されてはいない病気だそうです。要するに、試行錯誤で、様々な医療機関でいろいろな治療に対する研究や実験がされているとのことです。私の受けるこの手術は、内耳にある蝸牛および三半規管の中のリンパ液の内圧が何らかの影響で通常より高くなってしまうために難聴やめまいが起こるのであるから、このさいこの部分にダイレクトに穴をあけてリンパ液がそとに出るようにしてしまえば圧力は異常に上がらなくなるわけだから・・・という実に短絡的な手術です。なぜ、リンパ液の圧力が高くなってしまうのかは、よく解明されていないそうです。
2002年03月20日
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今度診察していただいたのは、大学付属の総合病院にしました。きれいで、大きく、最新の設備もいろいろあるのでしょうが、今考えるといろいろなことの実験台にさせられてしまったような気がします。今回が3回目の発作であること、今までの治療の経過と、症状の変化のことなどをお話しし、そのあと、これまた様々な検査を行いました。診断の結果は、「メニエル病」、やはり2週間入院となりました。同じような治療を行い、退院することとはなりましたが、本人としては、また発作に見舞われるのではないかという不安でいっぱいでした。先生いわく「今度発作が起きたら、内耳の手術をしましょう・・・」でした。
2002年03月19日
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予定通り、2週間の留置場生活も無事済ませ、出所となりました。再び皆様にご迷惑をかけつつ、現場復帰を果たしたのですが。常に皆様のお荷物であり、戦力としてはマイナス要素が大きかったことでしょうが、本人としては、会社のため、家族のため、必死で頑張りました。・・・が・・・2ヶ月したら、また再発して入院となってしまいました。「この病気、再発はしないのですが・・・」といっていた、病院やドクターに対しての不信感から、今度の病院は今までとは違ったところに入院しました。
2002年03月18日
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普通では考えられない、突発性難聴の再発とあり、さまざまな検査や治療をしました。皆さんおなじみのヘッドホーンから「ピーピー」という音が聞こえたら手で持ったスイッチを押す検査はしょっちゅうやったし、いろんな音を聞かされたときの脳波の変化の測定もしたし、テープから流れてくる女性の声を聞いてテスト用紙に書いていくとか、電磁波を使った脳の検査もやったし、検査台の上で両足をぴったりくっつけたまま立たされて重心位置のふれの測定もしたし、顔中電極をつけられて目の前のスクリーンに映される光を眼で追っかけさせられたり、耳の中に冷たい水を入れて検査したこともあります・・・・。変わった治療では、首のところの神経に局部麻酔注射して、顔半分がポーとあつくなるのとかを毎日しました。後はひたすら、何も考えずリラックスしているのが治療でした。
2002年03月17日
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治療は、先回の入院の時と同じく、点滴の嵐。朝食後、昼食後、夕食前、就寝前。それぞれ2種類を合計8本も1日にするのです。血管がまいってってしまいました、針は刺しっぱなしですから良いのですが、血管の内壁が薬品に反応してしまい、紫に腫れ上がり激痛です。静脈が肩の後ろまでびりびりして耐えられません。「看護婦さん、薬の濃度まちがっていませんか?・・・・」徐々に段階をおいて点滴の数は少なくなっていきましたが、私にとっては地獄でしたね。血管の異常に対応していただき、やっとの事で点滴を飲み薬に替えてくれました。これは、魔法のステロイド剤だそうです。
2002年03月16日
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何とか職場復帰をしてはいましたが、完全な状態ではありませんでした。2ヶ月後、また、ままめまいが激しくなりました。ぐるぐるとしためまいではありませんが、大荒れの海で船に乗っているごとく、まともに立っていることが出来なくなってしまいました。医者は「突発性難聴は、普通、再発はしないのですが・・・しかも、こんなに早い時期に ???」 とりあえず、メニエル病を疑って検査のため点滴をして、1時間ほどゆっくりしてから聴力の快復状況を確かめましたが、変化が無く、これは、まれにみる突発性難聴の再発であると診断され、緊急に再入院となりました。また、様々な点滴のために、ベットの上でじっとしているつらい毎日の始まりです。
2002年03月15日
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職場の皆さんのお気遣いのなか、無事に現場復帰をしました。しかし、健常者と同じには行きません、電話は左の耳でしか取ることが出来ず、電話中は、周りの人の言葉は聞き取れません、右耳の聴力が落ちていて聞こえにくいのに、右耳で聞こえる音が全て雑音になってしまい、正常な左耳で聞き取った音のじゃまをしてしまいます。正常なときにはそれほど気にならなかった、コピー機の音とか、FAXの作動する音、コンピュータのファンの音、誰かが電話している声等、全ての暗騒音が私の言葉を理解するための聴力のじゃまをするのです。ざわざわした場所で、大きな声で話しかけられるより、静かなところであれば、小さな声での会話の方がよく聞こえます。家族には、「なんだ聞こえるじゃん・・」といわれますが、そんなときなのです。どうしても、聞かなくてはならない会話の時は、聞こえる方の耳には手のひらをかざし音を取り入れやすくし、雑音になってしまう方の耳の穴を指でふさいでしまいます。こうすると、何とかなります。
2002年03月10日
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2週間の入院生活が終わり、退院することとなりました。症状としては、完全に元通りにはなりませんでした、めまいは、大型フェリーに乗船しているような不安定な状態だし、右側の耳は、聴力としては70パーセントぐらいまで戻りましたが、クリアーに聞こえず言葉の内容が聞き取りにくい状態でした。先生は「後遺症でこのような症状が残ることがありますが、徐々に元に戻るでしょう。身を守るための危険な音は聞こえるのですから、心配しなくていいでしょう・・・」 とにかく退院し、職場復帰をしました。しかし、私の場合は、これで終わりませんでした、むしろ、これが始まりでした。
2002年03月09日
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入院は2週間、原因は疲れやストレス等精神的な要因が大きいとのことでした。ステロイド剤の点滴を受け、何も考えずにゆっくり静養して皆さん治りますよとのことでした。片方の耳が聞こえないことは先生に言われて初めてわかりました。1週間ほど治療をし、めまいがある程度落ち着いてきた頃、耳の違和感が気になり出しました。聴力はデーター的には順調に快復しているのですが、聞こえかたが、以前とは違うのです。ザーザーと耳鳴りはするし、安物のラジオを聞いているような、破れたスピーカーの音を聞いているような、何か話していることはわかるのですが、言葉が鮮明に聞き取れずに、内容の理解がしづらい状態でした。
2002年03月08日
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私が突発難聴と診断され入院したのは、99年3月28日に急に激しいめまいにおそわれて、会社を早退とした翌々日のことでした。年度末ということもあり、仕事は悲鳴が出るほど忙しいものでしたが、若い頃に体は鍛えてありますし、多少のことでは音を上げない自信はあったのですが・・・女の先生でした「ほら、目の玉が回っているでしょ・・」水中めがねの親方みたいな器具をつけられて私の目の玉の動きをのぞいているのです。そんなこと言われたって、私には見えません、ただ天井がぐるぐると回っているのです。3日間近くこんな状態ですから、目が回っていても、すでに私はとても冷静でいられました。状況分析をはじめていました。天井が実際に回転しているはずはないのですから、動いている天井の模様が、どこかでつじつまが合わなくなってしまうはずだと思うのですが、きれいに回ってしまいます。また、点滴瓶の中の液体がどんどん増加していくのです。あふれてしまうはずなのですが、確かに増加して見えるのですが、あふれません。点滴管の途中にある速度調節のストッパーが管を上っていきます、上に上に、このままでは瓶にぶつがってしまうと思うのですが・・・。カーテンのひだが、滝のように見えます。上から下へ水が落ちているように見えます。まだまだ普段では経験できないことがいっぱいありますよ。
2002年03月06日
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日記を書くことって、かったるいんだけど、自分こと、身の回りのこと、社会のこと、様々なことを考えるきっかけになるものですね。手帳をもち、近未来のスケジュールに関しては、こまめに管理していますし、1年前の手帳を確認することも多いですが、間近にすぎてしまった時間のことなど、この年のおじさんになるとあまり無かったことに改めて気がつきました。ちょっとした時間ですが、何となく、ほんのりします・・・・
2002年03月03日
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