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私がまだ営業をしていた頃のことを思い出したので書いてみます。

私の仕事はアポなし飛び込み営業で
それなりにジタバタしながらやっていました。

当時の社長はセクハラ魔人で独裁的。
隠していたようですが女性社員にセクハラで訴えられていたのでした^^



まあ、その話は置いといてと(^^)


いつまでも、なかなか慣れることがない罵声と拒絶に随分とヤラレながらも
飛び込みを続けていたある日のことです。

ある一軒の呉服屋さんに出会いました。



ずいぶんと古いが立て付けの良い扉に手をかけると、音もなくスッと開きました。
それだけで高い格式と風格を私に感じさせました。

「ごめんください」

すると奥から女性の方が出てきました。
この呉服屋の女将さんでした。

私は一通りの挨拶と説明を簡単に済ませました。
なんとなく分かるものです。
この方は我社の持っているものを必要としていない。

案の定、とてもとても丁寧な断り方(笑)


女将さんの堂々とした風格になにか懐かしいものを感じました。

すると女将さんの方から私に話をしてきました。





「あなたは、今の会社に長くいてはいけませんよ」
「あなたはもっと良い仕事をするべき人なの」
「あなたを必要としている場所があるのよ」

私は驚きました。
なぜなら私は自分のことも、会社のことも、喋ってはいなかったからです。


営業マンとして、自分の会社のマイナスとなる内容なんか絶対に話しません。

私は混乱しながらもこう言いました
「・・・なぜ、そう思うのですか?」

すると女将は
「私もこんな仕事をしてきて、ずっと人を見てきたから、わかることもあるんですよ」

と笑顔で答えました。

「あなたにはやるべき仕事がちゃんとあるのですよ」
「だから、この仕事は一区切りついたら、迷わず次のステップに進みなさいね」



・・・・



不思議なひともいるものだ。と思いました。



そして、もっと不思議なことに

私はこの時期に、まったく別の人にも同じことを言われました。



それが去年のお話です。









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最終更新日  2006年10月13日 10時44分20秒
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