2005年05月16日
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カテゴリ: 鍼灸中医
■WHOによって、針灸が効果を著す幾つかの疾患が報告されています。
 また日本では、6種類の疾患に限って、針灸の保険治療が認められています。

 つまり、日本ではその6種類に限って、通常の西洋医学と同様の位置付けをしているわけです。しかし、ご存知の通り、病気の治療とは何も決められた方法で治さなければならないわけではありません。

■中国も日本もだいたい事情は同じで、針灸は基本的に「各種の痛みの治療」を得意とはしています。腕の良い治療家の治療範囲はほぼ全科に跨っています。

■日本においては針灸は先ず肩こり・腰痛・スポーツ障害への治療が行われます。これはだいたい「按摩マッサージ指圧」や整体などの各種療法(療術)の治療範囲と一緒です。
 本来ならば国家免許が必要なマッサージ業は法律的に名称独占なのですが、「癒し産業」から「性風俗の看板」まで、ほぼ無法地帯と言えるでしょう。

▼そして、マッサージなどが、<慰安>に特化して、“1キロいくら”“一分何円”と「技術の切り売り」で大成功したのに対して、針治療はなかなかメジャーになれない。

▼一つには「ハリを刺すときに痛い」事と、「お灸が熱い・ヤケドが出来る」と言う事でしょう。
 もう一つは、“腐っても医療、<慰安>のマッサージと一緒にするな”と言う治療家のプライドでしょうか。





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最終更新日  2005年05月22日 06時52分58秒
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