靴ってのは、高い安いじゃないんですよね。やっぱり足に馴染むか否か。履きやすい、軽い、手入れがしやすい、とかではなく、とにかく馴染むかどうかです。重たい靴でも、足に馴染めば全然疲れないし、柔らかいレザーの軽めの靴でも、馴染まないとすごく疲れます。 PREMIATA SIDE ZIP BOOTS(BROWN)以来、なかなかフィットする靴がなく、去年はブーツ新調一足のみ。試し履きのみでおさらば、でした。でも、同じ靴ばかり稼働してしまうのも野暮ったいし、いい靴はないかな、と探していましたが、とうとう年末には見つけられず。 今日は映画を観に渋谷に出た後新宿を散歩していましたが、とうとう久々の名靴に出会いました。よく知らないシューメーカーでしたし、値段もすごくリーズナブルだったので、ちょっと心配でしたが、あまりに馴染みがよいので購入。 帰宅後靴の中に印刷されたRADIOなるブランド名をネットで調べてみたら、なんと国産メーカーで、しかも浅草発(現在は本社は原宿)。「頑固な靴職人の守る伝統を」とスローガンも秀逸。“若き靴キチ4人が、1978年”に立ち上げたそうです。なるほど、このフィット感は国産、それも頑固な靴愛好家の手になるプロダクトだったからか、と納得。 「地味のよさを分かって欲しい」とHPでのたまうだけあってデザインはシンプルながら、スペックは結構トガっていて、なかなかどうして私好み。こういうさりげない洒脱さは、まさに頑固職人の血統です。 今まで知らなかったのが不思議なくらいですが、ここの靴は今後もチェックしていきたいもの。ぜひ一度履いてみることをお薦めします。(了)