バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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カテゴリ: 音楽
GOSPE☆RATS Live in SOUL POWER 2006/DVD 、良かったなぁ。実に楽しいDVD。作り込み過ぎのドラマ仕立てのPVに飽きると、こんな、アットホームかつ真剣な“遊び”が、実に楽しそうに見えるものです。ゴスペラッツの アルバム・リリース時の記事 にも書きましたが、こういうのを道楽の極地、 本気の遊び と言うんだろうなぁ、とつくづくその仲間に入りたくなる。野暮ギリギリの真剣な評を書いたのも、 彼らの本気の遊びを粋に感じたから 。音楽記事スタートの人間としては、末席にいるとは言え、本気でぶつかりたくなりますね、こういうDVD観ると。
 ドゥ・ワップ=ソウル・グループではないです、もちろん。ムーングロウズやファイヴ・サテンズと、テンプスやスタイリスティックスとでは、やっぱり表面的には違いますから。
ただ、シャネルズやラッツがスゴかったのは、やはり日本において、だからでしょう。日本独自の高度な音楽文化、つまり 歌謡的世界観 が強力な“つなぎ”となって、ドゥ・ワップと、60年代のソウル・グループの時間的隔たりを埋め、ラテン・フレーバーも違和感なく盛り込んでしまいつつ、チャート・アクションもしっかり取る、という荒技を成し遂げてしまうワケですから。海外でこんなことは滅多にないでしょうね(一発屋なら結構出ますけど)。
 だけど共通することがあります。メンバー同士の物理的距離感。ゴスペラッツの場合、ハコが大き過ぎましたね。ステージも広すぎる。メンバー同士の肘がぶつかるくらいの距離でも違和感のないステージでやれば、きっとグループらしいソウル・マナーがもっと出たんじゃないかと。大物シンガー5名が一堂に会したスペシャル・ライヴみたいになっちゃってますからね。そこが惜しい。でも、本当に大物だから仕方ないですけど。
ピークを過ぎたブルーマジック みたいな、シブ色っぽいさび感が出て良かったかも。って、それじゃ採算無視でマニアック過ぎますけど。
 もともとこのライヴ、職業倫理の欠如と叱られそうですが、全然知らなかったんですよね。というか、当時は他のことで頭が一杯でした。知らない間に祭りが終わってたような感覚。
 エンドロールのクレジットを観ていて、バンド名に NANIWA EXPRESS の名が…。何!!うわぁ、こんなすごい祭典を見逃してたんだ?、と。リーダー/ベーシストの清水興氏、もちろん、日本が誇るホンモノのソウル・グループ、 HUMAN SOUL のリーダーだった人じゃないですか。って、私がこの世界の駆け出しの頃、時々六本木のバーでお目にかかり、お話したことも。ゴスペラッツのDVDの音声解説にもありましたけど、お話ししたときも、こっちは全然無名で素人同然なのに、舞い上がって熱く語ったら、いい感じにゆったりと話を聞いて下さって。もっとも、清水氏が私を覚えている筈はなく。でも、実際にお目にかかる前に抱いていた印象は、ちょっと神経質でコワそうな感じだったので、不躾な自分の行動に嫌な顔一つされず、会話して下さったのでギャップに驚いた青い記憶が。
 で、NANIWA会場での特別映像を観たら、やっぱりいるじゃないですか。
SILKY先生
。ちょうどDVDを観ながら、ゴスペラッツに、もっと強力なシャウト系のシンガーと、ハイテナー専門のシンガーが入ったら、もうゴスペラッツじゃなくて、それだけで成立する一つの別グループが出来上がって、すごいコトになるんじゃないかなぁ、なんて思ってたら、世界水準のシャウト&ハイテナーの代表が出演してました。いやぁ、スゴいイベントだったんだなぁ。しみじみ。
 とにかく、ソウル・グループの動いている姿を、是非興味がある方には観ていただきたいです。ソウル・マナーにこだわって来た私の想いが伝わると思います。なんたって、いまだに、時々酔って戯れに踊るのは、60年代のステップですからね、私(ま、ほとんど我流とモノマネなんですけど)。横揺れも、アクロバットもできないけれど、泥酔していてもしっかりステップも踏むし、ターンもしますから。 一種の酔拳 ですから。
 最近までは、テンプスのものでさえ、初期であり、かつ絶頂期であった頃の映像もまともな編集のものはあまり手に入らなかったのですが、今は、現時点での決定版が出てますので(口パク勘弁)。私が資料集めしていた14、5年前は、もう輸入ビデオかブートレグか、あとはBSで包装していたSOUL TRAINの再放送を録画しておくしかなかったワケで(時々、番組がズレ込んで 、竹中直人氏
 最期にお詫びと自慢を。先のDVD評、国内アーティストの皆様は名字のみで表記しています。フルネームでないこと、失礼いたします。
 で、 自慢 は、ラッツ絡みになるといつも書いてますけど、 佐藤さんフィギュア (薬局で使う、歯磨き粉の販促用店頭ツール)、持ってます。大自慢です。敢えて、“佐藤さんのが欲しい!!”と、当時薬局でアルバイトをしていた部活の後輩に深々とお願いしてしまったわがままな青春時代。反省。でも、 佐藤氏、本気で大ファン なんですよね。(了)


テンプテーションズ/ゲット・レディ-ディフィニティヴ・パフォーマンス 1965-






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Last updated  2007/01/28 12:58:12 AM
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