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2007.12.01
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カテゴリ: 恋愛
11月22日。


僕はその日家族を捨てた。


その日は彼女の誕生日だった。




家族がいながら彼女の事を本気で好きになっていく事がすごい怖くなっていた。

別れを告げたが離れてみることでそれが何倍にも何十倍にも重く大きくなっていき、もう我慢する事ができなくなっていた。

何度も何度も自問自答をした。

自分にとって失う物もあるが得る物の方が大きいと。
今まで散々辛い思いや悲しい思いをさせてきた彼女を幸せにするのは今だと。



その日彼女との思い出の公園で待つことをメールした。


数週間離れても学生時代から13年間というつながってきた想いは変わらないと思っていた。

お互い何を考え何を思っているか言葉にしなくてもわかる。

彼女が最後に言った結局お互い信じれてなかったんだね、という言葉、間違っていたと証明したかった。

彼女から届いたメールには試すような事はしないでとあったが、まだ心のどこかで信じているなら絶対来ると信じて待った。

しかし彼女から再び届いたメールには自分の事を好きだって言ってくれている人を裏切ることはできないよと書かれていた。


なんだよそれ。



携帯の電源は消した。

もう彼女は今日この場所に来る事はないだろうと思った。

と同時に家族を捨てて自分と一緒になってと言っていた彼女が、自分が望む事を人に求められた時自分が望んだ答えを出せない彼女の矛盾さと、家族を捨てる決心をして今この場所で車の中で待っている自分がおかしく思えた。



ただ単に、別れを告げたのは自分だが離れていく中で熱くなっていく自分と、急激に冷めていく彼女との温度差は埋める事ができないものまでになっていただけだろうか。

空気読めない自分が馬鹿なのだろうか。








ただ時間が欲しかっただけだが待ってはくれなかった。



23日に日付が変わる瞬間まで待った。

もしかしたらという気持ちを胸に。




0:00

車のエンジンをかけ一度は捨てた家族のいる家へと帰る。






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Last updated  2007.12.14 17:53:58
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