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去年の誕生日、今でも忘れない。
わずかな時間を会いに来てくれた彼女が泣きながら口にした、「もう会うのやめる」と言うセリフ。
今でも頭から離れない。
決して自分から諦める事、別れを告げる事をしなかった彼女が折れた瞬間でもあった。
答えを出せていない中、整理できていない気持ちでは何も言う事ができず、今はただ彼女と別れる事だけはしたくない、時間が欲しいと思う気持ちで一杯だったのを覚えている。
あれから一年。
自分の誕生日が近づくにつれ、あの日、あの時の彼女との光景が繰り返し繰り返し頭をよぎっていた。
彼女にとって好きな人の大切な誕生日。今まで彼女に何回会えない大切な日を送らせてきたんだろう。
彼女にとって大切な日が一年でどんなに辛い日でもあったんだろう。
去年の誕生日のあの時、彼女は心を決めたのかな。
私と奥さんどっちが好き?
いろんな事を考えて答えるんじゃなくて心で答えるべきだった。
一年経った今、同じ事を聞かれたら心できちんと答えれる。
自分にとっても彼女にとっても辛い日だった。
去年の彼女の誕生日から何の連絡もとっていないしきてもいない。
彼女の記憶の中から忘れる事のない自分の誕生日だと思っていた。
今まで離れる事があっても必ずひかれ合ってつながってきていたそんな彼女が、連絡もしないところをみて彼女の本気がわかっていた。
そしてそんな彼女に引っ張られるように自分も頑張ってこれた。
そんなだったから今年の誕生日は彼女からのメールが届く事もないと思っていた。
毎年毎年日付が変わると同時に一番にお祝いのメールを届けてくれていた。
誰よりも先に心のこもったメールを。
12日。
パソコンのメールに入っていた彼女からのお祝いメール。
しばらく見なかった送信者の彼女の名前。
短い文だったけど驚きとうれしさ、色んな思いで胸が一杯になった。
そのメールには色んな思いが込められて出されたんだろうと思う。
ありがとう。
大袈裟だけど生まれてきて良かったよ。
僕は彼女のような勇気が出せるだろうか。
http://jp.youtube.com/watch?v=DuhZp0Fs0Oc&feature=related
happy day 22.