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現状。 想定通りとはいえ、ここ数日の現状は悪い。ここら辺が今回の底だといいのだが・・・痛みそのものは一応きっちり押さえているのだが、その副作用の吐き気。さらに抗がん剤のもたらす吐き気が加わってくる。吐き気を押さえるために経口と点滴で吐き気止め。そのうえで放射線をかけている。体調不良になるのも当然である。これに対してこっちの武器は生きる希望だけなのであるが、これはまだまだがんばりがきく。 今日の昼ぐらいまでは頭がぼーっとして何も考えられない状態であったが、今はこうしてこの程度の文章は書けている。金曜に数日のことをまとめようと決めていたからであり、決意が気力を支え、現実となっていく。今はこれしかない。 見通し。 成績判定がきっちり終了するまでは、今年度は終わらない。あとちょっとのところまで来た。前は全て書類だったからきわめて困難だったろうが、ネット化のおかげでこれは何とかなりそうである。修論の最終試験2/14が、退院の目標となるが、これは今のところがんばれそうだ。 その後は来年度に向けて完全静養になるのか、むしろ目標を設定し直してがんばるべきなのか、なんだか体のためにも静養型よりもがんばり型の方がよいような気もしている。
Jan 30, 2015
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早い時期から何人かに、授賞式で会いましょう、というたぐいのことを言っていたのですが、入院中ということになり、参加できなくなりました。 大野ゼミ関連では二人の漠賞詩人が選考委員になっている他、随筆佳作の二人の受賞者が卒業生です。台がかなり違うので初対面かもしれませんが、ぜひ進行を暖めてください。またわざわざこのブログまできてくれたakiさんに会えないのも大変残念です。 その他は西岡先生かw。それ以外当日正体を明らかにしておどかそうとかしている人がいたら早めに教えてください。
Jan 23, 2015
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かなりきつい一週間だった。サイズ自体は前回ほどではないのに、明らかに前回より痛い。「死というものはうんぬん」と偉そうにいってるくせに、批評家だの研究者というのはほんの少しの現実的な痛みにも耐えられない、とか揶揄していたのは三島由紀夫だったかな。 そこで麻薬系痛み止めが出てくるわけであるが、今回に関しては抗がん剤よりきつい。意識朦朧については前回は入院していたから気にならなかったのかもしれない。運転など論外である。で、女房に送ってもらうわけであるが、下の子がインフルエンザになってしまった。本当にほぼ春休みの状況で助かった・・・・・ 吐き気も初めて感じるほど強力で、痛みと天秤にかけてどっちの方が我慢できるか、考えるほどのつらさである。授業自体は、来週のゼミで終わり。ここは踏ん張りどころである。 また放射線医の説明もきつかった。実は既に前回40グレー照射しており、のこりは20グレーだということである。グレーというのは原発事故でよく知られるようになったベクレルやシーベルトなどと親戚みたいな単位である。ああ、そういう状況に自分はいるのか・・・・と改めて実感。これで痛みがとりきれない場合はどうなるか、というと今のところはっきりした対策はない。40でだめなやつがあと20でいけるとは思えないのだが・・・・ とまあかなりの苦境なのであるが、おそらくここら辺から「闘病」というのが、始まるのだろう。こういう局面で希望を持てるかどうか、真価が問われるところである。
Jan 23, 2015
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金曜あんな書き方をし、今日まで続報がないというのはきわめて不用意でした。実際はそれほど悪いわけではありません。 現状 正月明けから痛みが強くなった胸部は、昨年九月に放射線治療をおこなった、気管支だと思われる。一度放射線+化学療法が奏功し、目に見えないほど小さくなったが、再びやや増幅し、小さいながら痛みをもたらせている。 今後の予定 当該箇所はまだ20回をこえる照射の余地があるため、次の入院は化学療法だけではなく、化学補助放射線療法をおこなう。これは今後の転移とは別物であるが、うまくいけば局部的な寛解は可能性がある。 まあ、要約してしまうと以上なのだが、現実的には事実はじわじわ判明していき、その途中ではもっと悪い可能性も頭をよぎったりする。痛み自体は昨年の九月よりきつい。昨年の痛み止めフェントスシールは最大8ミリグラムであったが、現在既に10ミリグラム。それでも足りなくてオキノーム(やはり麻薬系の粉薬)を追加している。今すぐさま命がどうとかいう状態ではないのだが、副作用で頭はボーっとし、気持ちはふさいでくる。今日は久々の学生指導で、気持ちに張りが出て、気力が回復した。ようやくここまで書けたという感じである。くそみそいうこともあるが、学生たちには気持ちの上では本当に助けられている。疲れたので帰ります。(続きはまた)
Jan 19, 2015
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あす受診なので、今週のレポートは明日にします。
Jan 16, 2015
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3男が6歳になった。兄ちゃん達が歌でお祝い。こいつらの成長が本当に心の支えである。
Jan 9, 2015
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年末あたりから胸の痛みが出て、ロキソプロフェンで止めていた。ロキソプロフェンは歯痛なんかにも出る一般的な痛み止めである。しかし今週に入り、こういう一般的な痛み止めが効かなくなってきた。こうなるとフェントスである・・・。 フェントスは必ずしもがん専用ではないらしいが、強力な麻薬であり、モルヒネの何倍もの鎮痛効果がある。これでやっと痛みが引くということは、腫瘍がいたんでいるのである。CTでははっきり見えない。PETでは影が見える、という状態で痛みは結構出ているということになる。ガンの場合、痛みと重篤さは必ずしも一致しないが、しかし「痛い」というのはそれ自体大変なことである。精神は身体の奴隷である。 その一方、いまのところフェントスシールを張っていれば、笑顔で卒論指導も可能である^^本日提出日だったのであるが、誰も激痛を乗り越えて来ていたとは気づくまい。最初に貼ったときは幻覚とか出たが、今回は大丈夫のようである。便秘は避けられないんだろうけど。まだ仕事を続けるには何の問題もない、そのようにポジティブにとらえている。
Jan 9, 2015
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年末の入院、その他のまとめ。 抗がん剤は「シスプラチン」「5FU」と従来通り。副作用は今のところ限定的。 胸部に若干の痛み。秋の放射線の後遺症の可能性もある。いまのところロキソプロフェンのような一般的な痛み止め。 「PET」をやってみた。転移部分小さくなっているが、まだ消えたわけではない。下半身の骨や、後頭部頭蓋骨に今後転移のおそれがあるようである。どうも骨転移の可能性が高いかもしれないということで、骨転移にともなう障害を防ぐ「ゾメタ」を投与した。 ・・・と要点だけをまとめると、専門用語が増え、なんだか大変な状況みたいな感じがするが、相変わらず大切なのは、生命や生活の質に対する深刻なダメージが生じないようにすること。しかもそれを長く続けることである。さらにはそのようにして得られた「命」を大切に有意義に使うことである。
Jan 2, 2015
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新しい年を迎えられたことを喜び、皆様のご多幸をお祈りします。
Jan 2, 2015
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