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2025年02月14日

内容

偽造したと供述した。

一方、松風（松山ケンイチ）は、友哉（成田凌）の弁護人になった。
神井（磯村勇斗）から音声データを手に入れたことを友哉に伝えると、
思わぬことを言われる。元々は動画だという。

直後、神井を呼び出す松風。神井に見せられた動画は春生の衝撃的告白だった。

そんななか染田のラーメン屋台を訪ねた心麦（広瀬すず）は。
唐突に、染田から謝罪される。春生を裏切ってしまったと。

脚本、金沢知樹さん

演出、田中健太さん

先ず初めに、

かなり悩んだ末。原作を完全に読み切ってしまった。

今月末に発売の雑誌で、最終回なので。

その直前まで、全てである。

こういう系統のドラマは、基本的に放送されている部分までしか読まないのだ。

だって、答えが分かると面白味が薄れるから。

でも、前回を見て。

このドラマは、謎解きや、ミステリー、サスペンスという“考察モノ”ではなく。

ヒューマンドラマに近い感じで“物語”を丁寧に紡いでいると気づいたから。

だからコミック＋数話を完読。最終回を残すのみである。

で気づいたのである。

そういや、以前、同局で同じようなコトをやったコトがあったよね？って。

そう、今作は、間違いなく最終回まで読み切った上で、

脚本、演出に反映されている可能性が高いってことだ。

原作未読でも、ちょっとした演出に違和感を抱いていたのだけど。

逆に、スッキリしてしまった。

だって原作には無い演出、描写は、最終回までのコトを反映された上で、

盛り込んだり、削除したりしている可能性があるからだ。

実際、全体の流れなども、分かりやすく調整されているのが感じられるしね。

その辺りは横に置いておくとして。

ほんと、上手いですね。“人間”を“人間のやりとり”を魅力的に描いているね

で、そこにちょっとした謎を盛り込みつつも、

そこを強調すること無く。丁寧に人間ドラマを描いている。

やはり登場人物のやりとりこそが、ドラマの肝だから。

今回も、今作が“どういう描き方をするか？”がよく伝わってきます。

一方で、原作未読でも感じ取れるように、

フラグやネタフリが、いろいろと盛り込まれていて。

物語の中にある“大きな流れ”に適度に興味を抱かせるようにしている。

あくまでも適度に。だ。

結局、“やりとり”が魅力的だから、興味が尽きないんだよね。

目が離せないと言った方が良いレベル。

今作のきっかけの、放火事件もそうだけど。発端の昔の事件。

そして今回も事件もだが。

全てに共通するのが《クジャクのダンス、誰が見た？》なのは言うまでも無い。

当然、このあとも。

きっと結末部分を除いて。

そういうところは、ミステリーの基本を抑えているんだろうね。

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