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虎党団塊ジュニアさん 7回、二死一、二塁でラインバックの第4打席が回ってきた。得点は2-3で1点を追う展開だった。今まで打ち取ってきたカーブを主体に攻めてきた江川。カウントは2-2となった。「ウイニングショットはストレート」。ラインバックはそう読んだ。江川のストレートは150キロ近い、と聞いていたが、この日はせいぜい140キロ前半止まり。それに7回までくれば、球威は落ちる。足で打席の土をならしながら、頭の中を整理した。
その読みどおりだった。インコースの真っ直ぐ。ラインバックのバットは一閃した。5万の大観衆の歓声と悲鳴が交錯する中で白球は右翼スタンドへ美しい放物線を描いたまま吸い込まれた。
徳虎 がこの36年間 この目で見てきた虎戦士の中から そのエピソードと想い出を交えながら独断と偏見で選ぶ、 猛虎 強者列伝 「 Tigers 時空ベストスタメン 」 。
8番外野残りひと枠、タイガース出身で初のメジャーリーガー 日本人で初めてメジャーで4番を打った 元ミスタータイガース候補の 新庄剛志 や、ちょっと地味だが チャンスにめっぽう強いが やたら併殺打も多かった、 掛布 には3塁争いで負けたけど 外野フェンスには勝った 元祖「虎の仙ちゃん」 こと 佐野仙好 、 真弓 を外野にまわして 球団最多安打の 鬼平・ 藤田平 や、 ミッキー 平田 ・ 虎の意地 和田 の現コーティングスタッフコンビも捨てがたかった。
でも、あの一発が忘れられなかった。30年来のトラキチならわかると思うけど、 1979年6月2日 後楽園球場 あの 江川卓のプロ初登板の日 に放った 逆転3ラン である。
このホームランは、 徳虎 にとって、85年の バックスクリーン3連発 、92年の 八木裕 の 幻弾 、03年日シリの 金本 の サヨナラ弾 と並んで心の中に刻み込まれている。
空白の一日 と言う屁理屈で 読売 にゴリ押し入団した 江川 。これにより タイガース は 小林繁 という エース投手を手に入れた 訳だ(この頃 エガワる コバヤる という流行語があった)が、その 憎っくき 江川 のプロ入り初登板。

しかも よりによって、6回まで 2-3 と リードを許した展開での 7回2アウト1.2塁からの 逆転3ラン 。そこに 忘れかけていた 猛虎魂 を見た。
昭和51年に入団した外国人選手。
5年間 通算598安打 94本塁打 324打点 打率.296
一緒に入団した 赤鬼ブリーデン はバリバリの大リーガー なのに対し、大リーガーでありながら 打っても守ってもダメという選手 。上記の成績を見ても 助っ人としては物足りない成績。しかし、持ち前のガッツで 教え魔かっぱえびせん山内コーチ の指導のもと次第に力をつけ、54年にはベストナインを獲得した。
ファンにとって忘れられないのが、 1塁ベースへの全力疾走 と、ユニホームのベルトを切るほどの ヘッドスライディング 。メンチにこの ファイティングスピリットを期待していいものか!?

それともうひとつ。左上の写真を見てもわかるが、 日本プロ野球で初めて
頬に墨を塗った選手
だ。
55年に退団し帰国後、不慮の事故でこの世を去った。 Tigers 時空ベストスタメン 唯一の故人。合掌

猛虎 強者列伝 「 Tigers 時空ベストスタメン 」
8番 ライト マイク ラインバック 背番号40

メンチにラインバック級のファイティングスピリットを !!
今日もご訪問いただきありがとうございました。あとひと手間 いやふた手間ヨロシクお願いします。