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bize27

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2008.11.10
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カテゴリ: 日記
祖父の葬儀に関連しての記憶の絵葉書がある。


(二枚目の記憶の絵葉書)


この家には、よく卵を産んでくれる鶏を飼っていた。確か家の縁の下で飼っていたと思う。


ところが、葬儀の日だったのか、それとも別の日だったのか、定かではないが、


とにかく葬儀に集まった人達にこの鶏を振舞う事になった様だ。


何故あの鶏を提供しなければならなかったのか・・今でも疑問に思うが・・・。


誰が鶏の頭を落としたのかは分からないが、記憶の中では、突然首が無くなった鶏が出て来る。


親たちも正しい鶏の絞め方を知らなかったのかもしれない。


まだ明るい時だった。 





ビックリ仰天! 私は「ワッー!」と叫んで逃げた。


鶏は直ぐに倒れた。<ショッキングー!>である。


夜になって鶏は鍋になって皆に振舞われた。


母が鍋の中から「これが一番美味しいところだから食べなさい」と言って、


まだ鶏のお腹の中にあった卵のところを器に取って、私のところへ持ってきてくれた。


しかし私にはそれを食べる事はできなかった。


昼間のショックからまだ立ち直れなかったのか、


それとも殺された鶏が可哀想だったのか・・・


賑やかに集う大人たちの輪から外れて、部屋の縁側の方でションボリしていた・・・。


断片的な記憶の中に、ピンクのれんげ畑の見たながら、畑のあぜ道を歩いた事、


そして田んぼの隅の方から、おたまじゃくしをすくった覚えがある。





道の向かい側に住んでいた農家の子供たちだったのか・・・。他に友達はいなかったから。


瞬時代 ジャングルハニー





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Last updated  2008.11.10 14:50:23
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