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双子の男女を演じるのは松たか子。ノーブルな感じというか透明感があるので、こういう2役には合っているのかもしれないが、周りの顔ぶれからするとちょっと力不足の印象が拭えない。
意外と言っては失礼だが、モデルのりょうのオリヴィアが面白かった。もっと気取った感じかと思っていたが、コミカルな部分もちゃんと丁寧に描いていて、予想以上の出来。ちょっと他の舞台も観たくなった。
演出の串田和美が、執事マルヴォーリオも演じる。所々、原作にはない笑いが織り交ぜてあり、セット造りも凝っていた。
オリヴィアに恋するオーシーノが石丸幹二。サックスでサビ部分を吹かせたり、ソロの歌を入れたりと、石丸幹二の見せ方を串田和美がよく心得ていると感じる。
そして、道化フェステが笹野高史。道化の名の通り、笑いがあるのに必ず一抹の寂しさを漂わせるところが、舞台をぎゅっと引き締めていた。
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