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カテゴリ: 19世紀生まれ巨匠
こんにちは、


マーラーの大地の歌の素晴らしさがようやくわかりかけてきました。
それは2つの名演の名盤によるところが大きいです。

その2つのというのは、
52年のワルター&ウィーンフィル、独唱:パツァーク、フェリアー
66年のクレンペラー&フィルハーモニア管 独唱:ウンダーリッヒ、ルートヴィヒ
です。

特にワルター盤は、ウィーンフィルとの共演、そして翌年翌年41歳の若さで病で他界するキャスリーン・フェリアーとの共演ということで歴史的名盤とされています。


しかし、その性格も音楽性も真逆の二人で、ともにユダヤ系ですが、

ワルターの温かく人間味あふれる演奏、逆に情に流されもろい面を持ち合わせているのに対し、
クレンペラーは冷徹という言葉が似合う、堅固な構成力と強靭な意志力を持つスタイル。

その二人の演奏は甲乙はつけがたく、詰まるところ最後は好き嫌いの世界です。
僕は、クレンペラー盤を支持します。

指揮者とオーケストラは、甲乙つけ難しで、特にウィーンフィルの響きはモノラルながら絶品です。
ただ、独唱の二人は、テノールは、ウンダーリッヒの声量豊かで深い声に惹かれ、アルトは、ルートヴィヒの多彩にして伸びのある声に魅力を感じます。

ワルター盤のキャスリーン・フェリアーは美貌の持ち主で、41歳で病で生涯を終えるという悲劇により伝説の歌手とされていますが、どうも低音にクセを感じ、あまり好きになれません。

僕は、クレンペラーの冷徹でニヒルは演奏に、この曲の持つ人生の空しさ、儚さなど虚無的な部分に強く惹かれます。






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最終更新日  2020.04.06 06:59:24


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