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2008年06月17日

バナナが大好き♪ホントだよ♪

テーマ：食べ物語(309)

カテゴリ：食べ物語

週１回の買い物の時

バナナ

ひと房４，５本で１００円！やっすいですわぁ♪

何を隠そう、このバナナ私の大～好物だったりします。

好きなだけに、悲しくいじましい思い出は
数々ございました。

幼少時代、

お盆・彼岸になりますと

その時、いつも大きなひと房のバナナを必ず
お仏壇に供えるために持参してくれました。

私はこの日をどれだけ待ち望んでいたことか

倹約家で無駄な食料は買わない主義の父。

当時どれだけの価値かはわかりませんが、
父がバナナを買うことは
よそ様の見舞いや挨拶に持っていく時にしか
あろうはずもございませんでした。
自宅用なんて・・・とてもとても

最初にバナナを食べたことなんて
覚えてはいませんけれど、

幼心にこんな旨いものの存在にありがたさを
憶えたのではないでしょうか・・・

伯母夫婦が帰るまで
バナナは仏様の前に飾られたまま
私はそのバナナを横目で見ながら

喉の奥によだれが滝のように落ちているのを感じているのです。

で、父の手から私に渡されるバナナは

１本

こんなに好きなのに１本なんてそんな無慈悲なっ

こんなに待たされたのに、あ～んなにいっぱいあるのに、
１本なんて！！けちんぼっ

怖い父にねだることなく
ありがた～く頂く私でした・・・

幸せ

小学校での給食で、よくバナナが出ました

仲良しになったＨ美ちゃんはバナナが大嫌い。
いつも私に譲ってくれましたね～

そのかわり、ミカンの日はＨ美ちゃんへ
いくしかけになってました。

給食のバナナをありがたく頂く方法がありまして、
バナナの皮を一皮むいて、
まだ皮に包まれたまま実だけをフォークでひと口大に等分します。
皿にのせてフォークでひと口づつ、優雅に頂きます

んんんんん～！！バナナをじっくり味わえましたっ

ところで、阪田寛夫氏が作詞した童謡『サッちゃん』

♪♪♪サッちゃんはね、バナナが大好き♪♪♪

って、あの歌は大嫌いでした。
実は実は、個人情報自ら漏らしてしまいますが・・・
昔、私は＜さっちゃん＞と友人達から呼ばれておりました。

バナナは半分しか食べられなくはないけど、
セコイ数しか食べさせてもらえない
自分を馬鹿にした歌の様に聞えました。

いつか死ぬほどバナナを食べるんだからと
心に誓ったかどうか定かではありませんが、

幼少期の反動でか、
こころゆくまで食べてしまっている今の私です。

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