あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2005年12月09日
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テーマ: ■忘年会■(583)
カテゴリ: 雑感
 2005年もあと1か月を切って忘年会シーズンに突入しているところも多いかと思われます。忘年会、新年会や賀詞交歓会などアルコールを飲む機会が増えますが、醜態をさらすのは論外としても、列車を乗り過ごしてえらい遠くまで行って帰りのタクシー代が高くついたとか、といった痛い思い出はありませんか?

 私は何度か忘年会・新年会シーズンでなくても痛い目に遭っていますけどね・・・。
 最近はそんなことはありませんが、10年くらい前までは時々そんなことをやっていました。

 今から15年くらい前の12月の忘年会のときだと思うのですが、同僚と大阪の京橋で飲んで帰るときのことでした。私の実家はJR阪和線鳳駅から自転車で20分くらいの所にあったのですが、JR天王寺駅0時ちょうど発の快速和泉砂川行きに乗ることができて、しかも座ることまでできたんです。悲劇はここから始まりました。

 いい気持ちで寝ていたら、普段は起きる鉄橋の音を聞き逃してそのまま眠りこくってしまっていました。

 「えらいよく寝たけど、寝過ぎたかな?」

 気がつけば列車は停まっていました。外は見覚えのない景色です。

 「あれ? おかしいな。」



 「い・ず・み・す・な・が・わ って終点やん!」

 そうです、快速列車の終点まで寝ていたのです。時間は0時40分。
 天王寺方面へもどる列車はとっくにその日の運転を終わっています。
 家までは約40キロ。タクシーの乗り場にはタクシーの姿はありません。

 「しゃーない、歩いて帰ろうか」

 和泉砂川周辺は、父親の実家が和泉砂川から南にある山を越えた和歌山県境の近くなので、車で何度も走ったことがあるから道は知っていました。
 しばらく農道みたいな真っ暗な道を歩いていたら、後から軽トラックが来ました。道を譲ると、一杯かげんのオッチャンが運転していました。

 オ「どうしたん?」
 私「列車を乗り過ごしてもどるんですよ」
 オ「家はどこ?」
 私「鳳です」


 乗せてもらうと酒の臭いぷんぷん。普通の道路に出てもセンターラインの上走るし蛇行運転するし、ムッチャ怖かった。
 日根野駅近くがオッチャンの家だというのでそこで下ろしてもらって、丁寧に御礼をいいました。(←でもあかんで、そんなになるまでのんだら。っていうか、運転したらあかんって!)

 しばらくまた歩いていたら、一台の大阪ナンバーのタクシーが停まりました。こっちは停めていないのに・・・。

 運「どうしました?」
 私「列車を乗り過ごしてしまって・・・」

 私「鳳です。でもお金そんなにないから・・・」
 運「ええよ、払えるだけで。」

 ありがたいことに乗せてもらいました。唯一持っていた5000円札一枚で。
 当然普通は乗せたらだめ(営業区域が決まっているから)だし、メーターも倒せません。
 つまり、この運転手さんにすれば空車で帰れば普通に帰るだけですが、メーターを倒さずにお客さんを乗せれば、そのお金は運転手さんの儲けになるんですね。
 もちろん、こんなことは本来はいけません。でも、私にとっては残りの道を歩いて帰る元気もありませんでしたし、帰ってもそんなに支払うお金はありませんでした。

 そうこうしているうちに見覚えのある駅に到着、無事家にたどり着くことができました。

 私のようなことにならないように、帰り道も楽しく帰りましょうね。





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最終更新日  2005年12月09日 13時10分29秒
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