MECHANICS FOR DOGS
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珍しく月30冊読んだので(普段は5~10冊くらい)、特に印象深い本を紹介。『伊能忠敬』 童門冬二伊能忠敬といえば日本中を歩き回って測量をしたことで有名だが、この本はその前の、名士として家業や地域を振興したり、天文学を修めたりする時期に力点を置いている。大志を成就するには、財力・知力・気力の蓄積が必要。『教えすぎない教え』 岡田龍生高校野球でセンバツ準優勝2回を経てついに今年夏の優勝を達成した履正社。短い時間内で、サボれる環境で、選手たちに自主的に考えさせ練習させる。それは、保護者面談などの手厚いフォローに基づいた信頼関係がなせるもの。『農ガール、農ライフ』 垣谷美雨派遣切りにあい同棲先からも追い出された32歳の女性が、農業に飛び込む話。農家として奮闘する内容かと思いきや、農家として仕事をする以前の、農地をなかなか取得できない問題や、農家の婚活の問題が描かれていて新鮮だった。『植物はなぜ動かないのか』 稲垣栄洋植物に「なぜ動かないのか」と聞いたら、「動物はなぜわざわざ動くのか」と言われるかもしれない。環境を選んで、環境と戦い、オンリーワンになること。環境の中で健気にしたたかに生き抜く植物たちの巧みな戦略や構造が興味深い。『イワンのばか』 トルストイロシア民話集。味のあるような間の抜けたような日本語訳にクスッとするが、分限をわきまえた勤勉な暮らしが大切なこと、怠惰や羨望は身を滅ぼすものであることを分かりやすく説いている。『鶏の卵ほどの穀物』が特に好き。『「消せるボールペン」30年の開発物語』 滝田誠一郎パイロット社のフリクションボールペンシリーズの基礎研究から商品化まで。ブレイクスルーは、傍流から生まれる。自分の食い扶持は自分で稼ぐ意気で、ときには常識を捨てて、真理の追究と品質の作り込みに邁進する姿勢が大事。
2019.09.30
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