MECHANICS FOR DOGS
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今月も30冊読んだ。『キリン解剖記』 郡司芽久キリン好きが高じて、大学1年からキリンの解剖学研究に打ち込み、キリンが高い木から足元の水まで長い首を動かすことができる骨格・筋肉の秘密を解明した話。キリンだけでなく生物解剖学者の「生態」も知ることができて面白い。『異類婚姻譚』 本谷有希子自分の顔が旦那の顔に似てきた、旦那の顔が別の生物のように見えてきた―。生まれも育ちも性別も異なる2人の人間が、同じ屋根の下で生きていくなかで、知らぬ間に同化しつつ、反動で異質感が強くなる。「結婚」って怖いですねえ。『人はだれでもエンジニア』 ヘンリー・ペドロスキタコマ橋やハイアット歩廊の崩落、コメット航空機の空中分解等の事例を通じ、構造物はどのように壊れて(失敗)それをどのように防ぐ(成功・進歩)かがエンジニアリング(設計・製造・管理)の要諦と説く、1980年台米国の本。『小早川隆景』 童門冬二毛利元就の三男として生まれ、両川体制や水軍を率いて活躍した小早川隆景。中国地方の領土保全という元就の遺訓と、天下平定を狙う信長・秀吉の動向に板挟みになりながらも、最終的には両立でき得た慎重さと賢明さが素晴らしい。『腸のふしぎ』 上野川修一7メートルの長さがあり、1000種類の腸内細菌が棲み付き、100兆個の細胞からなる「体の中の外界」「消化と免疫の要」腸のしくみとはたらきを、他の器官や、他の生物の腸との対比を交え、図表を用いて分かりやすく解説。
2019.10.31
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