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地鎮祭のお話。 前の病院にいた時、工場主のご家族が仕事中に指を数本切断して手術をされました。 担当になったのですが、けっこう気さくな方でスピ系の事もお話できる方でした。 その方いわく、工場では前からよくけが人が出ているとの事。 従業員さんに気を付けてと言っていた矢先だったそうです。 なにかあるのかな?と、ふと探索モードになってしまったのでしょう・・・。 あるイメージが湧いてきました。 瑚「あの・・・もしかして地鎮祭とかしてないですか?」 患「ああ、そうなんです。社長がそういうのが嫌いな人なんで」 ・・・・ ・・・・ 見えたイメージは、広い敷地にかつていた草や木などの植物さん達などもろもろの存在。 『どうして私たちは死ななくちゃいけなかったの?何も悪い事はしていないのに?』 ああ、 ほんとにそうだね・・。 貴方達は何も悪い事をしてなかったのに。 理由も知らずに切られたら、命を取られたら・・・それは嫌だよね。 一言言ってもらえたらよかったのにね・・・。 昔ブログにも書きましたが、職場の厄を背負って枯れてくれた植物さんがいました。 止めても「大好きな人(買ってくれた別の職員さん)の為に頑張る」と納得の上で枯れたその子。 けどその子は枯れてもまだ「そこにいました」。 お礼を改めて言って初めて安心して旅立っていきました。 話せばわかるのにね。 そしたらこんな災難を導く要因の一つにならなくてよかったのにね…。 ごめんね…。 ********************* また、その後にアルバイトに行っていた施設での話(前の病院を退職してから今の病院に就職するまでw)。 今まで居られた方が辞められるのに正職員が決まるまでの臨時でしたので、患者さんの申し送りを付き添いながら、一日聞いていたのですが・・・ リアルで話しを聞いている間、 もう一つ別のお話を頭の片隅で聞いていました← それはこの土地さんの愚痴。 『ここは地鎮祭をした時に○○に使うのに建てると言ったのに、実際は違う使い方をしている!』と御立腹。 結局、お詫びして浄化のお手伝いをして二倍以上の仕事になってがっつり疲れました。 この『地鎮祭で言った内容と、実際が違う』ってのは結構御腹立ちになるのか・・・。 その時期に臨時職員で入った別の病院でも結構大変でした。 なにがって・・・。 上の施設は、精神科が老人保健施設になった・・・っていう程度の話だったのですが、その病院は観光施設がリフォームしして病院になったという強者。 真逆じゃん←orz。 結構許して頂くのに時間がかかりました(1~2週間ほどかな。浄化しながら仕事してました。疲れたぁ)。 というような、 ほんの数例しかないお話ですが、 確かに、そこに何かしらの建物が立ってしまえば、土にはもう光も雨も当たらない状態になる訳で・・・。 大地の負担もそれなりだと思います。 「挨拶してお願いされた」ものはなんとかしてあげようとその土地の精霊さんとか縁のある神が納得されるよう。 どうも地鎮祭っていうのは形式はどうあれ、 その土地に前からいた方々に理由をしっかり言って、よろしくお願いするという事、 その為の「約束事をする場」である。 という印象を受けました。 けど、最初の目的と違う使い方をしている建物って結構ありそうだし。 まず私の住んでいる処も賃貸だし、住む時に挨拶はしているけど そんな色々な場合とかあるよね~ 。って思っていたら、 『大掃除が終わったら、玄関の中におちょこ一杯のお神酒と、盛り塩をして 「この土地に○○させて頂いています。家族全員元気で一年過ごせますように」云々とか挨拶やお詫びを一言入れてくれたらいいよ』 と、うちの土地さんが代表という感じでおっしゃってくれました。 精霊さん達にも気持ちは繋がるようです。 なりほど。うちの家さんやその他守護様用には神棚代わりのものがありますので、 そこで新年のご挨拶と守護のお願いを致しましょう。 そして遥か昔から存在している、この土地さんには土地さんでご挨拶と守護のお願いを致しましょう。 皆、言葉にしてちゃんと伝えあう。 ああ、それってこの年後半のテーマの一つだったなと、 今、書きながら思いました。 大掃除、まだ残っているのですが年末休みに入ったら、 えい!と頑張って・・・、 玄関のドアにしめ縄、 神棚代わりと玄関の中の台の上にお神酒と盛り塩をお供えしましょう。 それでは多分、年内のブログのアップはこれで最後になると思います。 お休み続きの拙いブログを見て下さった方々、 本当にありがとうございます。 なお、オイル系のメールや、頂いたメッセのお返事は年内もぼちぼちやって行きますのでお待ちいただけたらありがたいです(ご迷惑をおかけしています:汗)。明日は、不肖わたくしがリクエストしたテーマで、さつきのひかりさんの「闇の平安のヒーリング」もあります。 今年の汚れ、今年のうちに・・・ が、出来たらいいなw 楽しみ楽しみwそれでは皆さまどうか良いお年を♪
2010.12.27
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さつきのひかりさんから、今年最後の遠隔ヒーリングのお題を決めていいよん[m:49]という、凄い御好意を頂きまして・・・。悩んだ末に思いついたのが「闇の平安」でした。これには冬至の日のある孟宗がきっかけにありました。他にも闇に関わる事がここ数日あり、年末は清い安らぎの闇がテーマなんじゃないかな~と、いそいそとさつきのひかりさんにメール致しましたら、メッセの一部をアップして頂くという、これまた光栄しごくww。で、きっかけになった孟宗話、だま~っていたのですが←皆さまにちょっとお披露目してみたりする。クリスマスの日最後の「清しこの夜」と共に。***************************冬至の日。夕方近く。 昨日は満月の月食で今日は冬至で一番「闇」が長い日だな~。 けど闇って言っても、清い闇だよな。 皆が心安らかになって、身体と心をメンテナンス出来る闇。 心と身体の緊張を手放し、受け止めてくれる闇。 恨みとか執着とか心のドロドロの代名詞として言われる闇とは、まったく別物だよな~。 って患者様のリハビリをしながら思っていたら。 ふと気がつくと、魔法陣がイッパイ浮かんでいる部屋に立っていました。 (意識の中に浮かんでいます。実際は本体はリハビリ中←爆) ちょうど闇につて考えていた処です。一番闇が長くなる冬至だから闇の魔法に関係ある?と思うと…、 手元に黒い本が降りてきました。 『一番長い夜にしか出来ない術がある。夜の始まりと共に初め、夜の終わりと共に終わる』 『とても難しいが』 『昨日の月食で扉はひらいた。さあ、日没とともに日の入りまでの時間に間に合うように始めるのだ』 っていう様な事。 清い闇を解放する為に、全ての魔法書を朗読する。 それが課題のようでした。 凄い量です。 真面目に読んでいたら、絶対間に合いません。 なので、何故か思いついた事は、 分解して一度音韻をそろえ(例えばあ行のあが何万個つう感じ)、 それをさらに歌に変換する。 「あ~~~~~~~~♪」の中に「あ」がイッパイ入るという感じ。 それを輪唱で唄う。(で、分身が増えた?)。 しばらくすると、さらに「楽器の演奏」が増えました。 けどこれはなんとなく、さつきのひかりさんの上のお方の様な雰囲気。 ああ、さつきのひかりさん系のお手伝いなのねと納得←笑。美しく重なれば重なる程、魔法はその一本一本のラインが螺旋を描きあい、 美しく 清冽で 強い魔法になる という感じ。 今思うと、清き闇魔法の虫干し?をしたのかな?。 年末大掃除の時期だもんねぇ←まて そんな孟宗に笑いながら、忘年会から帰ってきたら、さつきさんがケルトCDの日記をアップしていました。 ・・・・ ・・・・ ・・・・ ほんとにやっているかもしれない? orz。 という訳で、冬至の夜、何かしら頭の中で言葉に表現できない歌と音楽が待っておりましたとさ。 清しこの夜♪星は光って良い夜でした。 さてクリスマスの夜に最後の「清しこの夜」を歌いましょう孟宗ちんからりん♪ *******************************業務連絡】YLオイルのお問い合わせがちらほらあります。そこでリーディングについて内容例とご感想をご厚意でフリーページにアップ致しました。ご興味がある方は参考にしてくださいませ。概要は、メッセージでお知らせ頂きましたら、メールでお送り致します。(ただ、今十数人待ちになっておりまして、リーディング等は年明けの実施になります。ご了承くださいませ)
2010.12.25
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正倉院展の帰り、興福寺の五重の塔がライトアップされていました。奇麗だな~と撮ろうとしたら・・・『はいw』という合図が。なんですかぁ~???って思ったら・・・集合写真が撮れてしまった。メンバーは平城京時代の人から、仏界系から、つくも神系まで様々・・・orz。平城京1300年の記念写真でしょうか?(ちゃんと下に看板出てるし。)(暗いので近寄って見るか、PCの画面を調整してくださると見やすいまも。かなりの数のオーブでまるで雪が降っているよう)で、その後とった写真は『解散後』おあとが宜しいようでw。で、業務連絡です。YLアロマでお申し込み頂いた方々へ(現在5名様)。現在込みあっています(というか、私の処理能力が遅いんだけどorz)。って、昨日・今日は大掃除と忘年会で、明日は仕事の後、お世話になっている医師の処にお伺いして・・・で、私用も多々あるんで、大変申し訳ないです。大変申し訳ございませんが、順次お返事をさせて頂きますのでお待ち頂けますでしょうか。頑張ります!。けど、YLオイルに興味を持っておられるけど中々購入出来ない方や、興味があってもどれがいいかわからない方、御縁があった方にと思ってアップしたのですが、いいものなのでお役に立てるのは嬉しいです。今日、昨日・今日お送りした方にはロウアーセルフや守護さんからのメッセも降りてきたのでお伝えしました。お悩みやご希望項目に対するオイルメールリーディング+プラスアルファになってきていますが・・・(遠い目。今はお試し期間中という事で・・・すみませんが、毎日コツコツと仕事をしておりますので広いお心募集中でorz←まて。すみませんです。
2010.12.19
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孟宗な夢物語でございます。 先日セッションをしたならまちのカフェの四つ辻の角に、小さな小さな神社がございます。 いらっしゃるのは猿田彦様でございます。 神社と言うより、祠と言った方がいい大きさ。 セッションの前に時間があったので、ちょっとお参りを致しました。 町内の方のお参りもあったりして、小さいけど地域を守るお役目をされている感じでした。 さてセッションが終わったその晩の事。 お風呂に入っていると、その猿田彦神社からコールがありました。 意識をつないでみると・・・ お願いがあるといいます。 なんでしょうかと尋ねてみると、 浄化をお願いしたいとおっしゃいます。 なんですか?というと・・・、 沢山の子供達の魂や、その土地にまつわる魂達が見えました。 『もう一杯になってしまったのだ。 手狭でこの子がかわいそうだし、これ以上の魂を手元で保護出来ないのだ』 との事。 魂を旅立たせるには、祠さんお一人では難しいとの事。 無垢な子供の魂は、何も知らないゆえに悪いモノに取り込まれやすいともいいます。 神社の結界から、行くべき処に道をつなぐ、 その手伝いを頼まれました。 以前、北陸の道祖神の時もそうだったのですが、 奇麗な魂や無垢な魂の保護者もお役でされているようです。 『この各々の魂の導き手、また本来ある場所にいざないし係りのもの、 ここに天降れ』と、それぞれの魂の導き手を召喚。 旅立った後に、祠さんにお礼を申し上げました。 大体、小さな神社・祠には親神の眷族の方が来てお守りして下さっています。 「猿田彦様の眷族の方ですか?」と問うと、 『そうだ』 と、初めてお姿が見えました。 多分、沢山の子供たちの魂をささえるのに全ての力を出され、 姿を現すだけの余力すらささげてようです。 大きな 大きな お猿様でした。 3m程ありましょうか。 厚い胸板、太い大きな肩と二の腕。 大勢の魂がその肩の上に乗っていたのでしょう。 『これでまた、子らを乗せられる』 やさしい目をしたお猿様はそう言いました。 小さな神社の正式名称は『道祖神社』。 賽(さい)ノ神(道祖神)を祭る地域密着型の神社です。 http://urano.org/kankou/naramati/mati18.html このHPの説明では、昔、他の神社の神様に博打で負けたそうですが・・・。 「本当にされたんですか?」 『いや~、若気の至りでの、ちょっと話し合いをばな・・・』 と、頭をポリポリ・・・ お相手の「御霊神社」ですが、入口左右の台座にお座りしている狛犬の前足に結ばれている紙縒状の紙紐は、町内のお子さんが神隠しにあって、連れ去られ、行方不明にならない様にする為のお呪(まじな)いだそうです。http://urano.org/kankou/naramati/mati12.html#goryou もしかして、先程のお子さん達の魂に関わっているのかと思い、その由を尋ねたのですが・・・。 お猿様はやさしいまなざしと笑みを浮かべ・・・、 私の胸にほんのりと温かみを残し、去って行かれましたとさ。 奈良の夢小噺なり。 ちんからりん♪
2010.12.17
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この前の日曜日に年内のセッションの予定が無事全部終了して良かった~、日記ネタ書こうwって思っていたのですが、 ブログのトップページにさり気に「YLオイルのリーディングします」って書いたら、なにげにご応募が数人ございました(目立たないのによく気がつくなとびっくり)。 御縁がある人の目には入るんだろうなぁ。 ご質問等々や他にもメールやメッセのお返事で時間がなくなって日記を書くまでにたどり着けない今日この頃です。(それはそれで楽しいんですけどw) リーディングは面白いです。 オイルの精霊さんが教えてくれるのと、 六行(五行理論+空)から見たリーディング内容が合うのも、なんかパズルを解くようで楽しいです。 オーラソーマではないのですが、オイル占いできそう(や、しないけど) ああ、文章を書くのが早くなりたい。 や、その前にご飯後に一回寝てしまうのがアカンなぁ。 私も現世に生きているからには「しっかりと課題」があります。昨年に続き、人生+身体デトックス中心に生活してて、過去生やら身体やらの今まで保留にしていた問題に立ち向かっていましたが、やっと明りが見えてきた感じです。 色々な苦しみを知る事で人の苦しみも判るのはいいんですが、そろそろ、そのMっ気も卒業させて頂きますよ♪(何気に宣言w)。 けど、まだ出てるます(笑。 ご飯後に寝てしまうのは、ご飯の消化にエネルギーがとられるためなんです。旦那様とかお父さんがご飯の後に一回寝てしまうのもそれ。しかも、ベッドではなく居間なんかで寝ちゃうのは、やっぱり皆と一緒に居たいって気持ちがあるからなんでしょうね。つまり私もまだエネルギー不足。 身体さん、改善に頑張るからね。 今までの転生人生のデトックス、今年のうちに出来るだけ大掃除するぜいw orz。 ちなみに友人の間では夕食後に一回寝て、深夜に起きてドラマを見て改めて寝る生活を『ハーフ アンド ハーフ な生活』と呼んでいます(爆。 今日は久々にお肉を食べたから消化が頑張ったんでしょうね。 けど美味しかったw 気持ちが求める時は必要なんでしょうw 最近、納豆と青紫蘇がめちゃくちゃ美味しく感じます。 トマトも~。 あ、ならずけも←(苦手だったんですが、「食え」とばかりに、身体が求める美味しい奈良漬に出会います。奈良の良いものとか仏閣とかのガイドものもアップしたいです。ネタイッパイあるのにな~~) 今月号のサライになんとなく惹かれて買ったら、 50年もののヌカの自家製ヌカ漬けセットがのってました。 購入しようと思ってますw。 非加熱野菜を用いた食事が今の身体に合っているのですが、(消化にエネルギーを取られないないです。食事の前にグリーンスムージーを飲むと、その後に肉とかとっても大丈夫なんでうが、そういえば今日は飲まなかったや orz) さらに発酵物に惹かれる今日この頃。 日本文化だお漬物~。
2010.12.15
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前回の日記で「想いを言葉にする」という話がでましたが、 これもそれに関する大切な事かなと思って、アップします。 最近、これに関わる事が幾つかあったのもあるんで、ちょっと書きます…orz。 生霊さん・・・・た の む か ら 『ちゃんと言葉で言ってくれ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!』 ← と、心からそう思います。 人間に生まれた中で大切なツールの一つが「言葉」です。 人間だけが、多種多様なその文化を表す言語で意思を伝えあってます。 おおげさかもしれないけど言葉=文化の表出じゃないかなとも思ったりする。 人なんだから会って話したらいいのに。 電話でも、携帯でもOKだよ。 話すのが苦手ならメールでもいいじゃん。 とにかく、身体に危害を加えないで言葉で意思を伝え欲しい。 そう、切に願ったりしてます。 (そう出来ないから、飛んでくるんでしょうけど orz)その莫大なエネルギーを、言葉で意思疎通する勇気に返還出来ないかなと思います。 けど人に危害を与えられるくらいのって、よっぽどなんですよね・・・。 強いものは本当に身体に影響を与えてきます。 そうやって、訴えてきたり、思うようにしようとしたりされるんですね。 正直、生きている人の念が私は一番対処に困ります。 お亡くなりになっていたら、浄化して上にあげればいいけど、 生きている方を上げられない。 浄化分解もしすぎると、やっぱり本体に影響が出てしまう。 って、 想いが強い方が人に影響を与えられるほど「想い」を飛ばすエネルギーを使っていたら、なにかしら本体に影響がでるんで同じなんですが…。 で・・・悩んだあげく、周囲に相談もし・・最近、再三警告してダメな場合は浄化する事にしました←。 念=想いなんで100%魂って訳ではないので、分解浄化して無害な「意識」にして返還していますが、やっぱりやり過ぎると本体にいい影響がないような気がします。 受ける方としては、 *はじく(霊力で除霊する)、*壁を作って防御する(オイルやポマンダーなど)のほかに、*自分の氣を上げて入れなくする=自分自身が成長してしまう。 のが、主な防御ではないかと思いますです。 では、飛ばす方はどうでしょう。 実は、結構皆さま飛ばしておられる(笑。 世の中に巫女体質とか憑依(される)タイプとかありますが、 同じように、飛ばし巫女タイプ?というか憑依するタイプの方も結構いらっしゃいます。 そういう私も注意しないと飛ばしてしまう事もあるかもしれません(くわばらくわばら)。 飛ばしている方の多くが無意識だと思います。 生霊・・・とかいうと、強い憎しみや相手の不幸を願うとか、行動を邪魔するとか怖いものばかり連想してしまうかと思います。 けど「心配」とか「不安」とか「渇望」とかも飛んで行ってしまう場合があります。 瑚月はリハビリの仕事をしているので、色々な御病気の方のリハビリに携わったり致します。 ある時、ある左麻痺の方の氣を見たとき・・・。 左の氣がほとんどなかったのです。 や、麻痺すると氣が通らなくなるのですが、それとは違う感じでした。 気になって、もう少しみてみたら・・・。 凄い心配性の方でした。 子供を心配し、妻を心配し、仕事を心配し、財産を心配し・・・・。 長年、長年・・・心配し、その心配で家族を縛っていたのが見えました。 それに、自分の氣(魂)を飛ばしすぎ、限界量を切ってしまった時に、 他の要因もあったとは思いますが発症してしまったようでした。 (注意:左麻痺の方、全てがそうではありません。たまたま拝見した方がそうだっただけです。病の原因は人の数だけあると思っています。) 家族を心配するって、普通だと思うんです。 けど、過度はやぱり身体に悪いようです。 昔は、いい意味で闇と光が混在していたのではないかな・・・。 人以外にものにも『畏れ(おそれ=畏怖:いふ)』があり、神仏を信じていた方も多かった。 強すぎる想いはお百度参りなどで昇華していたんじゃないでしょうか。 今、光一杯の世界が求められ、「人の意思」や「人の行動」への責任や学び が重視されてい、却って昔のような「いい他力」が無くなったんじゃないかと思います。 試験勉強をしないで「合格させて下さい」はアホ他力本願。 けど、 届かない処に代わって守護を求める心=「祈り」は、 イイ他力=共願(造語)ではないかと思いました。 ○○が健康で頑張れますように、と神仏に祈る心。 紙仏という言葉が嫌だったら、ご先祖様でもいい、 その相手のハイヤーさんか守護さんでもいい。 あの子の真の力が伸びますようにお力をお貸しください。 とか、見守って下さいとか、 お願いいたしますでもいい。 間に、私利私欲のない、方向を曲げない「中間クッション」を挟むといいのではないかと思いました。 そして、願った本人も願いをかなえてもられるに値が出来る人になりますと行動する(本当に、ささいな事でいいんですけどね。ほほ笑む回数を増やすとか)。 相手がしてもらって欲しい事を、他の人にするとか。 (例:子供が事故に会いませんようにと思うなら、自分も安全運転に勤めるとか、よそ様の子が危なかったら注意してあげるなど)も大事だと思います。(昔の人は、お寺さんや神社によく御奉仕してましたしね) これって『情けは人の為ならず』(いい事=情けをかけたら、やってあげた人の為だけじゃなくて、回りまわって自分の処にくるよ~。っていうことわざ)にも通じるような気がします。 なんかいい世の中になりそうな気がする(爆。 言う、言わないの時期やタイミングはもちろんあります。 けど、心の奥底に圧縮して一杯になってしまったら、思わぬ処に実は飛び出しているかもしれません orz。 そうなるなら、本人に話すとか、誰かに相談するとか、 もっと、『言葉』を大事に利用出来たらいいなと心から思います。 とにかく、人に影響を与えられる生霊さんのエネルギーは半端じゃありません。 人って、すごいエネルギーの持ち主なんだなぁと思います。 そのエネルギー、他に使えないかな? つくづく思いますです orz。
2010.12.07
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「もう都の近くまで戻ってきておられるようだ」 「帝から、○の刻に宮中に入るように勅使が下されたそうだ」 宮中で、そんな話を聞いた途端、私は持っていた仕事を隣のモノに押し付けて、はやる心を抑えつつ静々と宮中を出ると、都の外に向かって駆け出していた。 『二艘もどられたそうだ。港から帝に速足にて文が届いたそうだ』 そう小耳にはさんだ時、持っていた巻物を落としそうになった。 戻ってきた 戻ってきた! 二艘? あの方はどうなったのだろう? 生きていて欲しい。いや、あれほどのお方だ、生きているに違いない! 柱の陰に隠れ、続きはどうか耳をそばだてる。 『大使どのは無事らしい、いやはや、本当に強運の持ち主よ。』 『これで、帝の誉れも高くなろうよ。まっこと・・・』 ああああああ! 生きていたんだ! 流石あの方だ! 早く会いたい想いに胸が高鳴るも、都を出ることもあたわず、 ただただ、 一日千秋の思いで、一行が戻ってくる日を待ち望んでいた。 都に入り、宮中に入ってしまえば 多くの行事が彼に降りかかってくるだろう。 おどど(大臣)方も、よもやま話に、今後の政策の暗躍を胸に彼の元をひっきりなしに訪れよう。 そうなれば、私などに会う暇など、 ひと月先になるか、ふた月先になるか。 その前に、しっかりとあの方のお顔を拝したい。 できれば、お帰りなさいと一言だけでも告げたい。 嬉しい 嬉しい どんなにこの日を待っていただろうか。 あの方が旅立ってからどれくらいの月日が流れただろう。 ********************* 『私は今度、大陸に行く』 一瞬、お得意の戯言でからかわれているのかと思った。 しかし、貴族の真面目な顔から、それが戯言でない事が分かった。 あのお方はもともと大陸出身で 『途中で死んでも良いっていう人生を投げたところがあったのに無事に着いた上に好待遇で官位を得てしまった』とおっしゃっていた。 せっかく危険な船旅を経て命と富を得たというのに、 また、命をかけるような事をなさる。 この方の心を真に満足させるものは何だろう。 命も富も名誉も・・・宮中では誰もが血眼になり、魑魅魍魎のように欲するものは、貴方の眼中にはないのでしょうか・・・。 『ここの風は、大陸の風に似ている。そうだ、無事帰った暁には、そなたに大陸の風を土産にもってきてやろう』 そして、貴族は再び大陸に戻っていた。 あれから何年たっただろうか。 そう、約4年だ。 私もあれから宮中での地位も上がるとともに、 まつりごとの泥臭さと取引を知るようになった。 そうなればなるほど、 あの方の心意気と行いが、泥池に咲く花のように清々しいものであったと 懐かしくも焦がれる想いがつのった。 もう、会えないのかもしれない。 そう諦めかけたその時の知らせであった。 都の外では、行列を一目みんと民が壁をなして押し寄せていた。 なんとか、押しのけるように列の先頭に出た。 ああ、行列が来る。 あの方は・・・ よく見ようと、背伸びをするために、足元がおろそかになり・・・。 後ろの群衆に押され、あ、っと気がつくと地面に倒れこんでいた。 『あははは、相変わらずよのう』 頭上から、聞きなれた、しかし、もう大分長い間聞くことができなかった声が響いた。 泥のついた、顔をあげる。 逆光に映し出された顔の細部は判らなかったが、 確かにあのお方だった。 『無難でなにより。また飲もうぞ』 無難だったのは貴方だ。 そう言いたかったが、 目は涙で滲み。 口は嗚咽でふさがりそうになっていた。 ************************ 帰国の行事も全て終わり。 さて、次はおとど殿の御訪問だと思っていた矢先に、 『今宵はよき月になるゆえ、そなたの笛で酒を飲もう。約束のモノみせようぞ』という由の文が届き、私は腰を抜かしそうになった。 まったく、常識を覆すお方だ。 屋敷を訪れ、部屋に通されると美しい女性がすでに座しておられた。 文の通り、美しい満月の夜。 求められるまま、鍛錬の成果をお見せ出来ればと笛を奏でた。 ・・・ ・・・ 「やっぱりお前の音は田舎者だなあ」←(爆 笛師「4年研鑽を積みましたが、まだまだでございますか……orz」 貴族「では、大陸の鳳凰の声を聞かせてやろう」 家人に申しつけて、出てきたものは大きな見たこともない楽器であった。 名を「箜篌(くご)」というそうだった。 大使が奏でる。 両の手の指が、不思議なまるで別の生き物のように動き,聞いたことがない音階が生み出される。 そして、 その曲に合わせて先ほどの美女が踊るありさまと言ったら・・・。 誠、この世のものとは思えないとはこの事ではないかと私は思った。 庭を照らす白い月の光。 奏でる貴族と舞う姫の姿も淡く白く輝き・・・その透明感に、二人とも実は月の光が姿を変えたものではないかという錯覚すら覚えた。 曲が終わり、 舞いが終わった。 『僧は経を持って帰り、私は文物・制度を持ち帰る。それだけではつまらぬではないか。 あのシルクロードの風・・・、活気のある空気。 生きた文化とは音楽や舞い、命の躍動そのものを伝えられるものを持ってきたかったのだよ。これが約束した大陸の生きた風よ』 大使の言葉に我に返った。 月の光。 大陸の風。 ああ、私の奏でたものはなんであったのだろう。 頑張ったというエゴだけではなかったのだろうか? 衝撃に打ちひしがれ、言葉も出なかった。 それを見ていた姫が、なにやら貴族に耳打ちをした。 聞いていた貴族の顔に楽しそうな笑みが浮かんだ。 「もう一度、同じ曲を奏でてくれと言っておるぞ」 「はぁ?」 思わず、問い直してしまった。 「鳳凰の声でも竜の声でも、風は同じく舞いまする。と申しておる。 これは一興な。大陸の風と大和の龍。共に奏してみよ」 先ほど一回聞いたとはいえ、 初めての音階に、リズム。 今思っても大変難しかったと思うが、姫は見事に舞って下さいました。 このとき、私(笛師)の胸に大陸と大和の融合を夢見る心が芽生えたのでございました。 そしてこの記事を書いたように、 クゴとの演奏に向かう日が来るのでした(や、惨敗でしたが:爆) http://plaza.rakuten.co.jp/ugetunitobou/diary/201004200000/このクゴの日記を書いた頃は、あまり深く読み込んでいなかったので 大使をこんなに慕っていたとは思いませんでした。 けど、正倉院展で色々な物を見聞きしているうちに、 「感情」が湧きあがってきたのです。 なお、この日記に対して、時を越え、『貴族様』のお言葉を頂きました。 **************** 『途中で死んでも良いっていう人生を投げたところがあったのに無事に着いた上に好待遇で官位を得てしまった』とおっしゃっていた。 ↓ あなたの国へどなたか是非と請われたとき、誰もが尻込みしたのだよ。 とても危険な旅だと知れ渡っていたから。 私はこの繁栄し安定した都の宮中で徒に齢を重ねることに飽きていた。 妻子も親も失って久しい。 だから応じたのだよ。 辿り着けなくても全く構わないと思ってね。 あなたのように待ち焦がれていてくれた人を知って、無礼に軽んじたと 一応反省したのだよ。 笑 ************************ めっそうもないお言葉に、私の過去生の笛師は泣きました。 あの時代、男性も女性も涙を流して、いつも心の浄化をしてたんでしょうね~。← いえいえ、心の琴線が今より、ずっと敏感だったのでしょう。 今振り返ると、彼(貴族様)はいい意味で、外を知って内も見れる目利きな方でした。 だからこそ、彼にお墨付きを頂けるような奏者になりたい(=内外関係なくいい音、っていうお墨付き)って頑張ったんでしょうねぇ、あの生真面目さんは(笑。 で、そんな貴族様だから、本当に好きだったんでしょうねって、 現在になって告る機会もできましたw。 あの頃は身分が上の方に、そんな感情を伝える事が恐ろしくてできなかったですね。 現代と言う時代もまた「いい意味で」自由になったのですね。 このシリーズを書く上で、お二人には監修を入れて頂いたのですが、 そんな私の告りに、 さつきのひかりさんも『好きでした』と告っておられました。 好きだという思いを、胸に秘めて見守るのも、時に大事。 けど、言わなきゃ伝わらない。 言った方がいいのか、 言わない方がいいのか、 それは、その時の状況で判断するしかないけど。 1300年記念に、数百年の時を越え、 今なら言えるかな~と あのお方に、伝え合えた私とさつきさん。 それはそれで、すっきりといい機会だったのですね。 もちろん、貴族様のリアル本体も大好きでございます え?状況を見て、言わなくちゃいけない事は言わなくちゃねw。
2010.12.02
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