夫は、散歩帰りや私が留守の時に一人で食べに行くほど
お気に入りでした
そんなお蕎麦屋さんへ、近くまで行ったので
迷った挙句に行くことにしました
いくらイメージしても
考えただけで、胸が締め付けられるような不快感があったので
一人で行くことを諦めていました
今までに長女さんと長男さんが来られた時に
お誘いして一緒に行ってもらったことが二度ありましたが
お蕎麦の味が、思い出から飛び出してきたようにリアルにおいしくて
そして、向かいに夫が座っているような気配を感じたのでした
思いが強すぎる場所があるのだと思います
思い出のホテルやそのレストランは
早い時期から一人で行くことができて
懐かしいという思いが強いだけでしたけれど
やはり、このお蕎麦屋さんは
あまりに日常に溶け込んでいたのだと思います
でも、今日は近くに行く用事もあって
年越しそばの日も近いので
遅めのお昼時間を選んで訪問することにしたのです
町家をそのままの状態でお店にしているので
複数の和室の部屋に座敷机が二つ置かれています
一つのお部屋に数人の先客がいらしただけで
他のお部屋は誰もいないので、貸し切り状態でした
甘辛く炊いた椎茸や天ぷらなどが入っていて
お出汁をかけて食べる私のお気に入りのお蕎麦を今日も注文して
お箸休めは、子芋の炊いたんでした


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