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今朝は、合唱団の用事で朝早く家を出たので、それならついでだから用事を済ましたら展覧会に行こう!と思いつきました。
夏休み中ですが、中学生くらいの子たちが学校から見に来ているようでした。この展覧会を見てリポート書くのが宿題なのかな?熱心です。そういう人たちがいるわりに、さほど混雑はしていませんでした。
ヒアロニムス・ボスの有名な絵や、なんだかよくわからない妖怪みたいなものがいっぱいの版画、面白いです。絵のサイズがそれほど大きくないのに、細かくぎっしり描いてあります。すみずみまで見ようとするととても目が疲れる。「バベルの塔」もあまりの細かさに小さいところを見るのは止め、全体を見るようにしました。塔が3Dのようにこちらに向かって迫ってくるようです。なんて迫力でしょう!
ウィーンに行ったときに、美術史美術館でこれとは別バージョンの「バベルの塔」を見たのです。そちらはもう少し大きかったように思います。そのときも、迫力を感じとても印象に残りました。その絵を模写している人がいて、「よくまあこんな細かい絵を!」と思ったものです。
「バベルの塔」の絵を正確に拡大した作品(東京藝大制作)でも、細部を見るとまだまだ細かいのです。また、会場でCG映像で細かいところを見せてくれたのがわかりやすかったですね。漫画家大友克洋さんが描いた「INSIDE BABEL」も良かったです。
ブリューゲルはホントに気の長い仕事をしたものです。完成までに、どのくらいかかったのでしょう。弟子たちが細かいところを手伝ったのでしょうかね~?
兵庫県立美術館の「怖い絵」展も行きたいのだけど、もうちょっと涼しくなる時期にします。