空のオルガン

長生きしなくては。

その１。　夫と買い物に出た。卵は買わなかった。　帰宅後、夫が冷蔵庫を開けて「卵２個しかないんか！」卵料理をする予定ではない。　私「２個あったらなんとかなるやろ」　夫「そうや。使わへんかったらええだけの事や。」　私「使うてもろたらええけど？」　夫「いや、ええわ」　そんなに怒られなあかん事？気になるなら行く前に在庫確認したらええやん。その２。　夫がPCで作業をしていた。合間を見て頼みたい事（携帯の引き落とし先の変更手続き）があったが、忙しそうだったので、作業が終わりそうな頃に言った。　夫「今それ言うの？いつまでにしたらいいの？もう片付けようと思ってたんやけど？」　私「いつまでにって特にないです。今してっていう事でもないし。お父さんがPC使ってたから思い出して、今言うとこうと思っただけ」　夫「いつでもええの？今PC閉じたら、次使うの早くても来週になるけど？」始まったよ、いつものが。　私「いつでもいいです」　夫「ほんまにええの？１か月先でも、半年先でもええの？」　私「いいです。最悪、あ、別に悪じゃないけど、ずっと今のままでもいいです」　夫「でもした方がいいんやろ？だから僕に言うてきてるんやろ？」　　もうこの時点で「ごちゃごちゃ言うんやったらもうええわっ！」と言いたいところ。我慢した私、えらい！　それだけ言っておいて、仕方なさそうに資料を出してきて、ものの５分で手続き完了。　大変お手数をおかけして申し訳ございませんでしたねっっっ！　　夫の物言いは相変わらず。　こんな人間が、私の葬儀で喪主になって、何にもわかってないくせに、妻はこんな人だった、あんな人だったと知ったような事を言われるのは我慢ならない。　だから、私は絶対に、夫より１日でも長く生きてやる。