BL駄文・華は夜ひらく

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2009年03月12日
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カテゴリ: 藤野さんの呟き
こちらは男性同士の恋愛をテーマにBL小説を書いています、興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方のご入室はお断りします。

藤野さんの呟き

桜咲く4月、入学式暖かな春の日差しが心地よのとは裏腹に、入学式では生徒会長の新入生歓迎の挨拶なんてものがある。

はっきり言って煩わしいと思うが仕方が無い。
あの日から目立たぬようにここまで来た俺が生徒会長なんてものを任されたのは去年の10月、断るつもりだったが断れなかったこの重責、任命制なんて民主主義を無視した制度、なんであるのだろうと恨めしく思った。
入学式、俺は先生方の席の隣に座り、新入生の顔ぶれを見る。

どの生徒の顔も輝かしく眩しい期待に満ちた顔であるように少なくとも見える、そう、俺には無縁なものだと実感する。。。
式次第が進む、自分の番が近づにつれ、ため息が漏れる、名前を呼ばれ立ち上がるとざわめく声と歓声のようなものが上がる。ウンザリだ。。。
壇上に上がり全体を見渡す、視線が集中する中、一人の生徒と目が合った気がした。

なんだろう今まで感じたことの無い程の挑むような強い視線だと思った。

違和感を残しながら壇上を降りるがそのことは何時しか忘れ、日々が過ぎていったある日の昼休み、食事を終わらせ騒がしい学食を後にする。

俺の息抜の時間、中庭の桜の下、ここがいちばん落ち着く場所、誰も来ない誰も近寄らないこの場所がすきだった。

春の風と日差しを受けて眠るが目を覚ますと膝の上にブルーの封筒が置かれている、またかと思うがこの手紙を読むことはないだろう、気持ちを伝えたけらば直接言えばいい、なぜこのような面倒なことをするのか女子の考えることは理解不能である。

ふと気付くと誰かに見つめられている様な気配を感じた方向を見ると渡り廊下、ちらっと人影が動いたようだったがいつものことか?と思う。気が抜けない、背伸びをし、立ち上がった瞬間だった。
「おーい栢山早くしないと学食座れないぞ」
そんな声が遠くで聞こえる。
視線の主がカヤマという人物だと知った。


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最終更新日  2009年03月13日 02時28分35秒
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