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こちらはBL駄文です、興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はご入室をお断り致します。
もうじき体験入部の日がやって来る。
冷やかしがほとんどで入部が1割だ。
まぁ~本当に弓道を好きで入ってくれる人間だけでいいのだが体験入部だけはそういう訳に行かないのが遣り切れない。
「さっくん帰らない?」
「ああ~倉本悪い、まだ帰れないんだ。」
「そっか先帰るけど、さっくん考え込むなよお前相変わらずわかり易いなぁ~考えたって体験入部の日はやって来るんだぞ」
倉本は俺の気持ちを理解していてくれた。
「さっくん、毎年のことだから余計に頭が痛いんだろ?お前は人気が有るんだよ」
「俺がもててもなぁ~弓道を本当に好きな奴が欲しいんだ俺は」
「なぁ~さっくんそれは分かるけど、お前目当てでもそれが切っ掛けになってくれれば良いんじゃないだろうか?そこから弓道を好きな奴が現れればと俺は思うんだがお前は違うんだよな。」
と言い、俺の頭をクシャクシャと撫で
「さっくん、弓道大好きだもんな半端な気持ちで入部して欲しく無いんだろ?」
「倉本」
「じゃ俺帰るは」
ニッコリ笑って生徒会室を出てゆく倉本に俺は[
「またな」と声を掛ける。あいつは振り向きもしないで手を上げ
「じゃあな」
と言い帰っていった。
倉本の言葉で少し気分が晴れた気がした。生徒会の仕事を終わらせると俺は家路についた。
そして思う、倉本のやさしは昔から変わらない、何が起きてもあいつはあいつのままで俺に接してくれている唯一の親友であり、幼馴染であることが嬉しくもあり、俺の支えでもある。
でも思う、このまま甘えてていいのか?あいつはいつか離れてしますのではないか?重荷になっていないだろうか?倉本は何時まで友人として俺の側で見守ってくれるのだろうか?
こんな考えは自分本位だと思う、倉本との友人関係は多分この先も保たれるだろう、だがいつかはあいつから離れなければならない時が来るだろう。。。永遠んてありえないのだから。。。
あいつはいつも笑顔で言う
「一生、俺はお前の親友だ好きなだけ甘えろ、俺から離れるようなことがあってもお前を応援してやるからな。」
倉本の人間としての懐の深さに感謝しながら、あいつと知り合えて良かったと思う。
なんて考えていたら玄関のチャイムが鳴る。
俺がドアを開けると其処には夕方別れてたはずの倉本が荷物を持って立っていた。
「さっくん、お前又考え込んでたんじゃないの?泊めてくれ」
「倉本、お前なんで?」
「やぁ~またお前、迷宮にはまってるんじゃないかと思って泊まりに来てやった。」
俺が唖然としている中、倉本は靴を脱ぎ、上がりこむ、高校に入ってから俺はひとり両親から離れ、アパート住まいをしていたから気遣う人間は誰ひとり居ないのをいいことに時々こうしてゲリラ的にやって来る。
勿論、こいつが来てくれたことは大歓迎だし、こいつが言うとうり迷宮にはまり始めていたから助かりもした。
「さっくんいいよな泊まって」
「て、お前すでに上がってるし、帰れって言ってもいうこと聞く気ゼロだろ」
「解ってるならいいや!ほれお前の好きなビデオ借りてきた、見ようぜ!」
笑う俺を見て安心したのか倉本との表情がゆるくなった気がした。
「倉本」
「う」
「ありがとう」
照れながら言う俺を倉本が抱きしめていう
「俺にはどんどん甘えていいんだぞ重荷なんて思わないから」
先ほどまで心の中で思っていたことを言われこいつには隠し事や、嘘は通用しないことを再認識した。
「お前、超能力者以上だよ」
「俺はさっくんに関しては海より深い心を持ってるし、寛大なんだ、そして超能力者以上に心が読めるんだぞ」
そういい二人で笑いあう。
その日は朝方まで、二人で語りあかし、体験入部の当日を迎えた。
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