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こちらはBL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はこの先にお進みになりませんようにお願いします。
部活を終えると先輩は居残り練習を始める。
そう、俺たちの指導をしていて十分な練習が出来ないでいたのだ。
夏が過ぎると国体が行われる、先輩はその代表選手に選抜されている。
やはり先輩はカッコいいだけではない、動作が綺麗で見ているだけでも勉強になる。
だけど邪魔になってはいけないと、俺は弓道場を後にし、部室に向かう、すると数名の話し声が聞こえてくる。立ち聞きするつもりは無かったが、なぜか足が止まり、聞き耳を立てる。
「ああぁ~たり~藤野ってやっぱ窮屈だよなぁ~生徒会長で弓道部のエースだかなんだか知らないが、偉そうなんだよなぁ~。」
「そうそう、融通きかない、くそ真面目すぎるんだよ。」
「まぁ~国体終われば奴は退部だし、俺らの時代は目の前だよ。」
なんて会話だよ気分わりぃ~俺は部室に入るのをあきらめ道場に引き返す。
先輩はひたすら弓を引き続ける。俺は邪魔しない様に先輩から離れた距離に座る気配に気付いたのか矢を射るのを止め、振り向いた。
「おお~栢山、お前帰ったんじゃないのか?」
「えぇ~帰ろうと思ったんですが、忘れ物に気付いて戻ったら、先輩がまだ稽古中だったので、見学させてもらおうと思って、お邪魔でしたら、俺帰ります」
「お前熱心だな、ここの連中にそこまでの熱心さがあればいいだが」
とびっきりの笑顔が俺に向けられた。
「栢山お前なんで弓道部選んだ?」
貴方が居るからです。
「お前中学まで野球部だって聞いたけど、うちの野球部はそこそこいい成績で、やりようによっては甲子園だって夢じゃないんだがなぁ~。」
そんなの俺には関係ない。貴方の傍に居たいからに決まってるでしょ。
「俺ね。ある大会で頭にデットボール受けたんです。それでね、バッターボックスに立つの怖くなっちゃって、トラウマって奴ですよ。」
って大嘘です。デットボールが当たったってのは本当ですがね。お尻に。。。
「そっかぁ~でなんで弓道なんだ?」
「やぁ~ずいぶん前の話なんですが弓道の映像見てカッコいいなぁ~って思ったんです。女性が着物でタスキがけで矢を射る姿たが良かったんです。」
嘘です。貴方の姿に惹かれたんです。貴方が綺麗で目が離せなくなったんです。
「じゃぁ~俺と一緒だな。」
またそんな笑顔を俺に向けるなんて貴方は罪びとです。でも、貴方の目を奪った女性にまでも嫉妬してしまう。ああもう病気だ。しかもかなりの重症だ!
「栢山どうした?ぼーとして。」
「そうだ腹減ったなら一緒に飯食う?」
貴方を喰いたいです。ああぁ~~もう俺をそんなに煽らないでください。
君がいるから 栢山くんの呟き8 2009年10月03日
栢山くんの呟き7 2009年04月01日
栢山くんの呟き6 2009年03月25日