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また、18歳以上の方でも興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はこの先にはお進みになりませんようにお願い致します。
藤野の手を引いて脱衣所までつれて来るとバスタオルで体を拭う、 白い藤野の肌がいっそう白く見えるのは水を浴びていたからだろう。
「藤野、お前なにをやってるんだ!風邪を引いたら元も子もない、それに危険だろう」
「うん」
「うんじゃない、俺が覗かなかったらあのままで居たんだぞ何を考えてる、酒の飲み方だってお前じゃ考えられないほど乱れてるし」
拭き終わった体にシャツを着せてやると小柄な藤野には倉本のシャツはダブつくが仕方が無い、髪をドライヤーで乾かしながら尚も、説教を続ける倉本の傍で震える出す藤野を寝室に連れて行くとリビングに有ったヒーターを引っ張り込んで暖めてやる。
そして今度は、コーヒーを入れにキッチンへと向かう、その間、藤野はただベッドに腰掛、栢山の事を考えていた。
自分の感情をどうしたら良いのか分からなくて屋上でイラついた、惨めな嫉妬だということは分かっていた、倉本がそれに気付いて食事に誘ってくれた事はその惨めな感情を忘れるには丁度いいと思ったたが飲めば飲むほど苛立ちが増し、浴びる様に酒を飲んでいた。
そしてこうして倉本のマンションに連れてこられベッドに寝かされたがあの時オフィスで見た友里と栢山の光景がフラッシュバックの様に現れては消えて眠れなかった。
それを消す為に水を被った。。。冷たい水が全て流してくれる様な気がしたから被り続けた、そこへ倉本が現れ連れ戻された。
友里と栢山、同期で仲も良い、お互いが信頼し合っているのは誰の目にも明らかであの構図が正しのだと藤野は思っていた。
栢山を手放す覚悟は藤野には有った、自分とは違う栢山はやはり日の当たる道を歩かせてやりたいと思っていたのは高校の時からだった。
自分のような人には祝福されない存在よりも正々堂々と祝福されるべき相手と結ばれる方が栢山の為だと以前から考えていた。
再開してもう一度付き合うことになったけれどその思いは藤野の中から消える事はなかった。
「藤野。。。」
声を掛けられハッとする。
「何考えてた、ほれ、コーヒー、今のお前にはブラックよりも酒入りの方が良いと思って俺の取って置きのブランデー入れてやったそれ飲んで眠れ」
「ごめん」
「謝るくらいなら最初からするな」
頭をなでながら隣に座る倉本が脱衣所から持ってきた眼鏡をサイドテーブルの上に置いた。
藤野は手にしたコーヒーを一気に煽る。
「ば。。。バカお前、そんな飲み方するなんて酒が入れてあるって言っただろ。。。お前ねぇその酒、いくらすると思ってるの?」
慌ててマグカップを取り上げたがすでに3分の1ほどしかコーヒーは残っておらず、倉本は自分がした事に対して過ちを犯したと思った。
「笑い事じゃないんだよ。。。」
「そんなの置いとくからだよ」
少し陽気になった藤野が倉本に抱きついた。
「寒いんだ、倉本お願い」
「まだ寒いのか、もう少し温度上げようか?」
そういって藤野の手を外すと立ち上がりヒーターの方に向かった倉本の腕を藤野が捉えて引っ張ると倉本はバランスを崩して藤野ごとベッドに倒れ込んだ。
「藤野ぉ~~」
すこし怒った風に声を上げた倉本に藤野はもう一度抱きついた。
「ばっ。。。」
「離さないよ」
その言葉に目を丸くする倉本に今度は藤野がキスを仕掛ける。
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