BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年05月26日
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カテゴリ: 君がいるから

BL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
西本は朔耶にとって優しくていい先生だった、そしてただ優しいだけではなく勉強の教え方が上手かったのと子供の心の分かる教師だった。
ある日のこと舜一が朔耶と勉強したいと言い出した、彼の母親は家庭教師の邪魔になるからと舜一を説得したのだったが西本は一人も二人も同じことだといって舜一の面倒まで見た。
それが彼らの両親の心を揺さぶった、だから時々、舜一も混じって勉強をした。
そのお陰か、二人の成績は以前よりも伸びた、だが西本は周りの評価を謙虚に受け止め驕ることなく益々評判を上げたのだった。

だから、朔耶も舜一も西本のことが好きだった、西本自信も彼らと触れ合うことを楽しみにしてるようであったが西本は他にも受け持ちの生徒が居るとかで週に2回勉強を見てもらうのが朔耶に取って貴重な時間でも有った。

しかし、西本が変わったのは彼が朔耶の家庭教師に付いて2ヶ月が経とうとした頃だった、他の生徒の都合が悪くなってそこを辞めたから朔耶の家庭教師の日にちを増やしたいと言ってきた、勿論、朔耶も母親も大歓迎だった。
父親は、教育に関しては母親に任せきりだった所為も有り、反対する道理はなく、すんなりと週3回の家庭教師の日が決まったのだった。

「さっくん、今日、遊ばないの」
「うん、ごめん、舜ちゃん、今日から要先生の日増えたんだ、帰って準備しないと」
「いいなぁ~先生、たのしいもんな、また、俺も混ぜてよ」

その言葉に朔耶は笑顔で答え、家へと戻って行くのを舜一は少し羨ましげに見送った。
そこにはすでに西本が来ており、朔耶の帰りを待ちわびた様子だった。

「お帰り、朔耶くん」
「先生、いらっしゃい!早いね」
「うん、今日は学校が何時もより早く終わったからね」

そういって朔耶を抱きしめる、朔耶も西本に抱きしめられるのは好きだった。

「よし、勉強部屋に行こうか、今日はお母さんが遅いそうだから」
「そうなの?」
「うん、なんだか会社でトラブルがあったそうだよ」
「へ~お父さんは出張なんだ、寂しいなって思ったけど要先生が居てくれるならいいや」

子供の無邪気さが可愛いと西本は思った、そしてもうひとつの思いも有ったがそれは表に出さなかった。
朔耶の背中を押して勉強部屋に入ると朔耶を勉強机の前に座らせ、まずは学校の宿題に取り掛からせる。

何時もと変わらない勉強の光景がそこにあるだが少し違って居たのは西本の様子、朔耶はそれに気付く事無く、宿題を片付けていた。


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最終更新日  2009年05月26日 11時35分39秒
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