BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月24日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-18

「やめ。。。そんなことをして。。。なぜ。。。俺なんだよ。。。」

身体を捩って椎名が怯んだ隙に無駄だと分かっていても後ずさりで逃げる。
裸の椎名は自分のものを見せ付けるようにしなやかに歩いてみせる。

「そうだな、アンタが物欲しそうな顔をしてたからだな。。。」

鴻山はベッドに逃げ場を阻まれて僅かな抵抗としてシーツを掴み足で抑えて防御壁を作った。
一つしかない枕を投げつけたが簡単に避けられてしまった。
椎名は運動神経が良いらしい。

「逃げるなよ、アンタも楽しめば良いじゃない」

「好きな奴とじゃなきゃ気持ちよくないんだ宗次って純情だね、そのわりには前立たせてるけどね、ククク。。。」

からかいながら鴻山を追い詰めていく、ベッドの前に逃げ込んだのを幸いにシーツごと抱き締めてベッドに放り込んだ。

「や、止めろ!」
「暴れるなって!」
「身が危険なんだ大人しくなんか出来るか」

今度は壁際まで追い込まれた絶対絶命の鴻山だった。

「なんでそこまで恋人に操立てするの?」

ため息混じりにベッドに腰を下ろして座ると椎名は落ちていたバスローブを拾って羽織った。
その仕草に思わず見とれる鴻山だったが頭を振り答えを考えた。

「Hなんて楽しめば良いじゃない、所詮、男はそれなんだからさ、それともアンタの恋人嫉妬深いとか」

椎名の言うことが当たってない訳ではない、野瀬は嫉妬深い方だろうと思うが恋人だと思ったことは無い、彼から好きだとかましてや愛してるなんて言葉は皆無だ。

初体験から言って最悪だった。
野瀬にされたことを思い出すと今でも吐き気がするのだった。
だから椎名の言った「操立て」と言う言葉は絶対違うと否定する。

「お前はどうなんだ?お前だっているんじゃないのか?」

椎名はため息を付き鴻山の横に並んだ。


「俺には居ないよ、不特定多数と寝てるから。。。」
「お前まさか。。。」
「そう、身体売ってる、だってそうしねぇと俺生きて行けないもん」

ニヤリと笑ってここに来た経緯までもサラッと話し始めた椎名を呆然と見詰めていた。
椎名が言うには常連の客だったらしい。
何時ものことだから普通に抱かれるのだと思ったという、しかし、客は面白いものを手に入れたからとネットで買ったという薬を飲まされてSEXを楽しんだんだったがホテルを出てからここに着くまでの記憶がないというのだった。

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最終更新日  2009年10月24日 13時35分15秒
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