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「泣く大人」(江國香織著)先日読んだエッセイだ。以前「泣かない子供」というエッセイを書いた著者は大人になるということは泣くことが出来るようになる、そうゆう場所を持つようになることだとあとがきに書いている。話は変わるが昨日は大学時代の仲間と久しぶりにがっつり飲んで眠さを吹き飛ばしながら朝まで語り合った。10年前もよくけんかをした。今よりももっと感情的だった私は理論派の彼らに泣きながら自分の思いをぶつけた。今でもその図式は変わらない。変わったのは対等に張り合えるだけの根拠のない自信を失ってしまったことだ。けれども彼らは私を信じて苦言を吐き「甘えてるんじゃねー!」と檄をとばしてくれる・・。「泣く大人」の中で著者は男友達についても独自の見解を綴っている。それについて共感するところは少なかったけれど、彼らの重要性を重んじることに変わりはない。決して体が交わることはないけど、こんなにも心の通い合える男友達が存在していてくれることに私は本当に感謝している。
2004年10月24日
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「メールで献立交換日記」自己管理が相当苦手である。で、苦肉の策として母親に提案。一人暮らしはともすると食生活がいいかげんになりがち。そこから見直そうと思った。続くといいなぁ。効果があるといいなぁ。無心以外で久々に親にお願い事をした。それにしても長い反抗期だよなぁ。。
2004年10月18日
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「衣替え」すっかり秋も深まった今日、ようやく春・夏ものから秋・冬ものへの衣替えをした。衣替えと同時にスーツ類を一斉にクリーニング店へ出しそのまま保管するのでクリーニング店のおっちゃんが着る物がないんじゃないかと心配して電話までくれた。(単に早く引き取って欲しかったんだと思うけど)それと平行して風鈴と扇風機をしまい、コタツを出した。あっという間に夏仕様から冬仕様に様変わり。たまりまくっていた古本は150円で売れたし、あとは洋服のリサイクルショップを探して処分すればだいぶ我が家もきれいになる。おもわず張り切って窓拭きと、天気が良いので布団類を一斉に干してしまった。おやつに秋の味覚のさつまいもとリンゴ煮をつくったら同居人にも好評。夕飯はきのこづくしだった。そして明日からのお弁当用煮込み料理をせっせと作る。こんな一日もときにはとっても大切なんだと心から思った。一人の時間を作って心の栄養を取り戻す日。さて、明日はどんな一日だろう・・。
2004年10月17日
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「板谷家バカ3代」(ゲッツ板谷著)妹に「ほんとにばかばかしいんだけどさぁー」とお墨付きをもらって貸してもらった。いや、ほんとにばかばかしい。というかここまでいったら’ばかばかしい’じゃすまされないと思う。それでも読み始めは今の精神状態が笑いに遠いこともあってなかなか素直に吹き出せなかった。いまいち笑いのツボにはまらなかった。それでも読み進めていくうちにところどころ吹き出してしまい、最後には「あー、なんかいいんだなぁ」と思った。気持ちの良いあきらめ感?紹介者のお勧め文にも書いてあるが、著者は家族のバカっぷりを見事に活字で表現しつつもそこには愛情が溢れている。まあ、確かにここまでこき下ろしておいて「愛」がなかったらきっと文庫本になんかならない。そしてまたあとがきが泣かせる。このあとがきを読むためだけでもこの本を買う価値はあると思う。もちろん家族愛が苦手な人にはお勧めしないけど。でもやっぱり「家族」って素晴らしいよ。
2004年10月16日
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「赤鬼」(作・演出・出演 野田秀樹)船で遭難をした。もう何日も食料を口にしていない。そして隣には息絶えた友がいる。彼は人間の肉を食べた。生きるために・・・。自分だったらどうするだろうと真剣に考えたのは中学生だったか高校生だったか。そして私の出した結論は「きっと自分も同じ状況に置かれたら同じ行動をとるだろう」だった。今回、食べられるのは異国の言葉をしゃべる「赤鬼」と村人に思われている人物だ。そして「赤鬼」を食べた事実を知った彼女はせっかく助かった命を海に投げる。「人間を食べるのが鬼だというなら、鬼を食べるのが人間なのね。人間が食べるものは鬼なのね」彼女は静かに絶叫する。このこと以外にも今回も野田さんの作品はたくさんのことを訴えかけてくる。ここのところの作品に「はずれ」はなく昨年の「オイル」でやられた私は毎回、舞台を楽しみにしている。しかし、いかんせん今回は自分の精神状態が悪すぎた。午前中にようやく心療内科に行き、母や妹に舞台が終わってから話そうとまたもやため込んでしまった。けれども二人とも特に妹はかなり琴線にふれたようで号泣していたので、その決断を私は今でも後悔していない。何をするにも自分の精神状態がフラットに近いこと。それが何よりも重要でそこではじめて一番素直に感激できるんだとまた改めて今日感じた。それだけでも価値はあったかな?
2004年10月15日
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「不快と不幸」(「恋することと愛すること」遠藤周作著)この違いを説明するために、遠藤氏は「快楽と幸福」という反対語をつかっている。曰く、不快と快楽は状態であり、不幸と幸福は自ら創り出すものである。とのこと。確かに辛いこと、苦しいこと、楽しいこと、喜ばしいこと・・沢山の事象が人生の中では起こるが、それをどう捉えるかは本人次第だ。言われてみれば、辛くて苦しくてどうにもならないことがあっても自分を不幸だと思ったことは人生で一度も無いような気がする。だから口角が上がってるんだな、きっと。
2004年10月09日
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